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2021.04.19

管理栄養士が「話題のおやつ」を比べてみた!運動前に食べるならどっち?バスクチーズケーキ vs おはぎ


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みなさんは普段の食事や間食をどのように選んでいますか?食生活は健康やダイエットの土台をつくる重要な要素。忙しいなかでもバランスよく、ヘルシーな食生活を送りたいものです。

本連載『管理栄養士が「話題の○○」を比べてみた』では、管理栄養士が普段のありがちな食事や話題の食材を徹底分析!

みなさんの食生活が、食事管理のプロ管理栄養士の目を通すとどのように見えているのかご紹介します。
それでは早速見ていきましょう♪

ラーメン1杯分のカロリー!?話題のスイーツ対決

スイーツは時代とともにさまざまなブームが起こりますが、記憶に新しいのは、「タピオカミルクティー」や「バスクチーズケーキ」などではないでしょうか。
近年話題になったスイーツと、これから人気が出そうなスイーツをとりあげてみました!

タピオカミルクティー

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ご存じ、台湾発祥のスイーツ。一時期はタピオカミルクティーを提供する店が次々と開店し、インスタ映えの象徴的なアイテムとしてすっかりおなじみになりました。

タピオカの原料は、キャッサバという芋の一種から製造したデンプンです。
タピオカ(=デンプン)をゆでてシロップに絡め、さらに甘いミルクティーを注いで完成するため、カロリーや糖質に気をつけたいところです。ここで紹介するのは一般的なサイズの栄養価ですが、サイズによってはしょうゆラーメン1杯(412kcal)に相当することも!タピオカやシロップから糖質が、牛乳からたんぱく質やカルシウムがとれます。

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バナナジュース

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タピオカの次はコレ!といわれるのが「バナナジュース」で、専門店も話題です。
材料はバナナと牛乳だけという、余計なものは一切入っていないところは、他のスイーツと一線を画します。砂糖が入っていないのにしっかり甘く、それでいてしつこくないので、飽きずに飲めるのではないでしょうか。
バナナは吸収速度の異なる複数の糖質が含まれていることから、運動前後のエネルギー補給にも利用されています。
バナナから糖質、カリウム、マグネシウム、食物繊維、牛乳からたんぱく質、カルシウムなどがとれます。

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バスクチーズケーキ

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「バスクチーズケーキ」は美食の街として知られる、フランスとスペインの両国にまたがる「バスク地方」発祥のスイーツ。
今までは知る人ぞ知るスイーツでしたが、世間に知れ渡るきっかけとなったのは2019年3月に発売されたローソンの「バスチー」ではないでしょうか。

ざっくり分類するとベイクドチーズケーキなのですが、濃厚な味わいと表面の少し焦げたようなビジュアルが印象的でたちまち話題になりました。
バスクチーズケーキの主な材料は、クリームチーズ、砂糖、卵、生クリーム、小麦粉と、ベイクドチーズケーキとほぼ同じですが、ポイントはクリームチーズをたっぷり使うこと。そのため、チーズケーキの中でもカロリーや脂質が多めです。

*こちらは「バスチー -バスク風チーズケーキ-(ローソン)」の栄養価です

*こちらは「バスチー -バスク風チーズケーキ-(ローソン)」の栄養価です

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おはぎ

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「おはぎ」はお彼岸のお供え物として食されてきたほか、来客のおもてなしや子供のおやつとして、長きに渡り愛されてきました。
最近では手みやげに喜ばれそうな、モダンでかわいいおはぎの専門店も増えつつあり、ブームの兆しが見えています。
材料は、もち米(またはうるち米)とあんこ。主に含まれる栄養素は炭水化物ですが、米や小豆には食物繊維が含まれている点や脂質が少ない点などが、ケーキやクッキーなどの洋菓子とは異なる特徴といえます。

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カヌレ

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フランスの洋菓子で、正式名は「カヌレ・ド・ボルドー」。ワインの産地で有名なフランスボルドー地方の修道院で、ワインの澱(おり)を除くために大量の卵白を使っていたのですが、その際に余る卵黄を活用できないかということで考えられたのがカヌレの始まりとされています。ちなみに「カヌレ」とは溝のついた、という意味だそう。

1990年代後半に一度ブームが起きていますが、近年じわじわと人気になっていて、専門店も増えているそう。
カヌレ型に蜜蝋を塗り、バター、牛乳、卵黄、砂糖、小麦粉、ラム酒などを混ぜた生地を流し込んで焼きます。外はカリっと香ばしく、中はもっちり、しっとりとした食感が特徴です。
材料から、主に含まれる栄養素は炭水化物と脂質となります。
以下はごく一般的なサイズの栄養価ですが、プチサイズを選べばカロリーは抑えられます。

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おやつは上手に楽しんで

なにかと敵視されがちなおやつですが、たとえダイエット中であっても我慢する必要はありません!
おやつは1日に必要なエネルギー量の10%(例:1日エネルギー量2000kcalの方→おやつは200kcal)を目安に、120kcal~200kcalの範囲で楽しむと良いでしょう。おやつを食べすぎた時は、次の日のおやつを控えるなど、無理のない範囲で調整することが上手に付き合う秘訣です。

*栄養価は(株)リンクアンドコミュニケーション調べ

記事提供:リンクアンドコミュニケーション

リンクアンドコミュニケーションは、最新の健康情報の発信や健康課題を解決するサービスを提供します。最新の健康情報を医療・健康分野の専門家が評価し、コメント付きで紹介するサービス「HEALTH NUDGE」もチェックしてみてください。

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