2020.06.08
【週刊シル×3分クイズ】骨作りのための大切な栄養素、カルシウムの効率的な摂り方とは?<基礎編>
体を支える骨の健康は、いつまでも元気なカラダでいるための大切な要素です。
まずは<基礎編>で、骨についての基礎知識を学びましょう。
(1)骨について、間違っているのは?
A. 骨は体を支えたり臓器を守る働きをする
B. カルシウムの貯金箱である
C. 人間の骨格は206個の骨で構成されている
D. 骨は一度作られたら作りかえられない
★答え★
D. 骨は一度作られたら作りかえられない
人間の骨格は一般的に206個の骨で構成されています。
骨には主に4つの働きがあり、体をささえる、臓器を保護する、骨髄で血球を作る、カルシウムなどのミネラルを蓄えるなどの働きをしています。
骨は体の発達に応じて成長します。骨を壊す細胞が古い骨や必要のない骨を破壊し、骨芽細胞が新しい骨を作ることにより、常に新しいものに作りかえられているんですよ!
(2)年齢によって骨量はどのように変化する?
A. 年齢をかさねると、じょじょに増えていく
B. 数年ごとに増えたり減ったりする
C. ある年代をピークに、じょじょに減っていく
D. 生まれたときから変わらない
★答え★
C. ある年代をピークに、じょじょに減っていく
骨量は一般的に20歳前後でピークになったあと、じょじょに減っていきます。
カルシウムなど骨づくりに大切な栄養をとるように心がけ、「骨の貯金」ができれば、減り方がゆるやかになり、骨粗しょう症予防に役立ちますよ。
(3)元気な骨づくりのための生活習慣、正しいのは?
A. 加工食品を積極的にとる
B. たばこを吸う
C. 塩分の多い料理を食べる
D. 運動をする
★答え★
D. 運動をする
元気な骨のためにはカルシウムの吸収が大切。
喫煙、加工食品に多いリン、過剰な塩分はいずれもカルシウムの吸収を阻害すると考えられています。
また、食べ物からとったカルシウムを骨に蓄えるためには運動が必要。適度な運動は骨の代謝を活発にし、カルシウムを骨に定着させるのを助けてくれますよ。
(4)骨づくりの要、カルシウム。食事からとったカルシウムは小腸で吸収されます。 カルシウム吸収率は年齢によって変わる?
A. 変わる
B. 変わらない
★答え★
A. 変わる
カルシウムの吸収率は性別や年齢によって異なり、個人差もありますが成人では25%といったところ。
摂取量が少ない場合や、妊娠時など必要量の多い時期には吸収率が高まります。
高齢の人のほうが吸収率は低め傾向。そのぶんしっかりカルシウムをとる必要があるというわけですね。
以上、骨についての基礎知識でした。
何問正解しましたか?
誰でも、年齢とともに骨量は低下します。
今からしっかり蓄えておきましょう。
次回は、骨を作る大切な栄養素、「カルシウム」についてです。
お楽しみに♪
記事提供:リンクアンドコミュニケーション
リンクアンドコミュニケーションは、最新の健康情報の発信や健康課題を解決するサービスを提供します。最新の健康情報を医療・健康分野の専門家が評価し、コメント付きで紹介するサービス「HEALTH NUDGE」もチェックしてみてください。