メニュー閉じる

リンククロス シル

リンククロス シルロゴ

2019.01.10

【歯科医監修】歯が痛い…けどムシ歯じゃない?それ「非歯原性歯痛」かも


記事画像

歯が痛むのに、ムシ歯ではない?

「食べ物を噛んだら歯が痛い」「何か違和感がある」。そんな時、真っ先に思い浮かぶのはムシ歯ですよね。ところが歯医者さんで診察してもらったら結果はまさかの「ムシ歯なし」。歯医者さんによると、実はこういうことは珍しくないのだとか。

それでは、なぜ歯が痛むのでしょうか?

記事画像

痛みの理由は「非歯原生歯痛」かも?

Q.ムシ歯以外で歯が痛む原因はなんでしょうか?
A.あごの痛み、歯のくいしばり、歯ぎしり、三叉神経痛(さんさしんけいつう)(※1)、副鼻腔炎、心因性などさまざまなことが原因で起こります。これらをまとめて「非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)」と呼びます。

Q.どんな時に症状が出るのでしょうか?
A.はっきりと実証はされていませんが、ストレスなどが関係している可能性もあります。この痛みは、常に感じたり、たまに感じるくらいだったりと人それぞれ。まずは歯医者さんに相談して、早めに原因を特定しましょう。

原因を見つけて、焦らずじっくり治療を

Q.どのような治療をするのですか?
A.診察の結果、原因があごの痛みや歯のくいしばり、歯ぎしりによる場合は歯科での治療になります。治療法としてはマウスピースを作って、上の歯と下の歯が必要以上に接触しないようにします。起きている時でも無意識に上下の歯を触れさせる癖がある人もいるので(歯列接触癖=THC)日常生活で気をつけることも大切です。また、歯科では対処療法として痛み止めを処方する場合もあります。副鼻腔炎が原因の場合は耳鼻科、三叉神経痛が原因の場合は口腔外科を紹介してもらい、治療を進めましょう。

Q.治療にはどれくらい期間がかかりますか?
A.治療にかかる期間は個人差がありケースバイケースですが、一度の治療ですぐ治る!というのはまれ。どの場合も数ヶ月単位の長い目で見ることが必要です。「もしかして私も…」と感じる人は、ぜひ歯医者さんで相談してみてくださいね。

※1 三叉神経痛とは顔に痛みのでる病気です。顔の感覚(いたい、さわった、つめたい、あついなど)を脳に伝える神経が三叉神経ですが、この三叉神経が血管などによって圧迫されることで生じる神経痛です。

記事提供:クラブサンスター

クラブサンスターは、株式会社サンスターが運営するお口とカラダの健康に関する情報サイトです。

【あわせて読みたい】 ※外部サイトに遷移します

あなたの家族は大丈夫?子どもムシ歯&大人ムシ歯セルフチェック

口臭を招く三大シチュエーションとは?

親知らず、抜く?抜かない?迷っているあなたに。

提供元:【歯科医監修】歯が痛い…けどムシ歯じゃない?それ「非歯原性歯痛」かも|クラブサンスター

おすすめコンテンツ

関連記事

骨粗鬆症予防にオススメの食べ物とは?レシピや注意すべき飲み物も紹介

骨粗鬆症予防にオススメの食べ物とは?レシピや注意すべき飲み物も紹介

避けたい睡眠不足!理想の睡眠時間と快眠環境の作り方

避けたい睡眠不足!理想の睡眠時間と快眠環境の作り方

流行目前!風邪やインフルエンザに負けない食事法とは?

流行目前!風邪やインフルエンザに負けない食事法とは?

国がすすめる健康づくり対策とは?~健康日本21(第三次)を優しく解説 第8回

国がすすめる健康づくり対策とは?~健康日本21(第三次)を優しく解説 第8回

戻る