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2018.10.08

歯医者さん教えて!第1弾 毎日のオーラルケア編


読者のお悩みに、歯医者さんが答えます!

クラブサンスターでは、5月の「トークルーム」で、みなさんから歯に関するお悩みを募集しました。たくさんの投稿ありがとうございました!

お寄せいただいたお悩みの中から「歯間ブラシ」「ステイン」「知覚過敏」に関する3つをピックアップして、サンスター千里歯科診療所の坂井先生に答えてもらいました!
今回は、毎日のオーラルケアに関するお悩みです。

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歯間ブラシはいつ使うの?

Q. 歯間ブラシを使うのは、歯みがきの前と後どちらがいいのですか?私は歯みがきの前と後、2回歯間ブラシを使っているのですが、多すぎますか?

A. 決まりはないのですが、歯間ブラシは歯ブラシの補助的な役割なので、歯みがきの後に使うのが主流です。でも、歯みがきの前に使いたいという方は、それでもOK。まったくやらないよりは、もちろんやった方がよいですから。
ただ、歯みがきの前と後に2回も使うのは多すぎます。歯やハグキを傷つけてしまうことがあるので、1回で十分です。歯間ブラシを2回使うより、歯間ブラシ1回+洗口液など、異なるアイテムを使ってみることをおすすめします。

ステイン予防のコツは?

Q. 歯のステイン(着色汚れ)が気になっています。コーヒーやお茶を飲んだ後、お口をすすぐだけでも多少はステインを防ぐことができますか?

A. コーヒーやお茶、赤ワインなどステインがつきやすい飲み物を飲んだとき、直後(5分後など)なら、すすがないよりは効果があると思います。もちろん歯みがきをする方がより効果が高いです。また、少しずつゆっくり飲むと着色しやすいので、あまり時間をかけないで飲む方がステイン予防になりますよ。
それから、ドライマウスだとステインがつきやすいので注意しましょう。また、歯は唾液に由来する「ペリクル」という薄い膜で覆われています。歯みがき後や歯科でのクリーニング後は、ペリクルがはがれていてステインがつきやすい状態。30分ほどは着色しやすいものを飲まない方が良いですよ。

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知覚過敏を治したい!

Q. 知覚過敏がひどいです。ハブラシを当てると痛くてちゃんと磨けないし、外出のときはなかなかお口のケアもできません。どうしたら知覚過敏が治るのか知りたいです!

A. 知覚過敏は、くさび状欠損(摩耗により象牙質が露出する)や、歯みがきのしすぎなどによって起こります。特に歯みがきの圧が強すぎたり、長時間みがきすぎることが原因の場合が多いのです。
対処法として、歯科医院ではシミどめの薬を歯に塗ったり、くさび状欠損ならつめもので対応することもあります。セルフケアでは、歯みがきのとき圧をかけすぎない、やわらかめのハブラシを使う、知覚過敏用のペーストを使うなどの対処をしてみてください。また、朝晩歯みがきしていれば、外出時は無理にケアしなくても大丈夫です。
知覚過敏は、症状によっては治る場合もあります。いずれにしても歯科医院で原因を突き止めて、対応することが大切です。

次回、第2弾は「加齢によるお口の変化にまつわるお悩み」にお答えします。

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記事提供:クラブサンスター

クラブサンスターは、株式会社サンスターが運営するお口とカラダの健康に関する情報サイトです。

【あわせて読みたい】 ※外部サイトに遷移します

海外の歯みがき事情 「ヨーロッパ編」

前歯の裏側を上手にみがくコツは「かかと」にあり。

親知らず、抜く?抜かない?迷っているあなたに。

提供元:歯医者さん教えて!第1弾 毎日のオーラルケア編|クラブサンスター

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