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2018.07.12

面接の「なぜ辞めたの?」を恐れる必要はない|どのような気持ちで面接に臨むべきか


面接にどのような気持ちで挑んだらいいのかわかりません(写真:maroke/iStock)

面接にどのような気持ちで挑んだらいいのかわかりません(写真:maroke/iStock)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。 ※外部サイトに遷移します

はじめまして。私は短大卒業後、新卒で販売職に就きました。しかしどうしても仕事が苦しく、たったの1カ月で辞め、現在、時給800円で事務の仕事をしています。

一刻も早く別の仕事に就かなくてはならないというのに、就活すれば「なぜ辞めたのか」「なぜ今の仕事ではいけないのか」と聞かれるばかり。素直に答えても落とされ、うそをついても落とされ、就活を頑張れなくなりました。

今の仕事では生きていけない。かといって自分が何をしたいのか、どんな仕事をしたいのかもわからない状態で、面接にどのような気持ちで挑んだらいいのかわかりません。私のようなちゃらんぽらんな人間は、就活して受かることは無理なのでしょうか。

契約社員 N山

ご自身の将来における職業上目指す姿をキチンと描くことができれば、決して就活して受かることは不可能ではないでしょう。
N山さんは職業経験はほぼない状態ですから、採用側としてはN山さんがかつてやってきた仕事内容で判断をしたりはしません。

採用側は何を判断しているか

では何をもって判断をするかというと、キャリア上目指している姿や方向性は何で、その方向性なりは自社(採用側)での業務内容と合致しているか、です。

別の言い方をすると、「すぐに辞めたりする可能性が高くないよね」ということです。

「なぜ辞めたのか」とか「なぜ今の仕事ではいけないのか」と聞かれるとありますが、これは何も正解たる答えがあるわけではありません。

もっと言うと採用側もおそらく模範解答たるものがあるわけではなく、回答内容「そのもの」によって合否が決まるものでもありません。

そうでなく、辞めた理由や今回転職をしたい理由から、N山さんの職業観を聞こうとしているのです。

どの程度まじめにキャリアについて考えているのか、職業上のゴールや優先順位は何か、そういったことを知ることによって採用に伴うミスマッチをできるかぎり防ごうとしているのです。

私も長年採用に携わってきましたが、採用側からしても正直100%この候補者は大丈夫という確信が持てることはまずありません。

さまざまな質問を通じて、仕事面もそうですが、性格やコミュニケーションの取り方は既存のメンバーやカルチャーとあっているかなどを確かめ、大丈夫であろう確率を上げることが精一杯です。

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方向性と選択肢の2つがつながっていることが重要

その際に中途採用であれば前職までの経験や評価が非常に大きな類推ツールとなり得ますし、N山さんのように職業経験があまりない方のケースでは職業観や目指す方向性と会社の方向性の合致というのが1つの大きなインジケーターになります。

したがって、N山さんがまずやるべきは、ご自身の職業上目指す姿を漠然とでもよいからまずは考える。そのうえでなぜ、現在の仕事よりも転職先の仕事のほうがよいのかを考える、ということでしょう。

繰り返しですが、答えに正解はありませんから、その大きな方向性と今回の選択肢という2つがつながっていることが重要なのです。

それが整理できていないまま採用面接に臨んでも、何の武器も持たないまま戦場に飛び込むのと同じで、望んだ結果はついてこないでしょう。要は突発的な思いつき転職ではなく、熟慮したうえでの転職であるという印象をいかに相手に与えることができるか、です。

最初の仕事は「苦しくて辞めた」とのことですが、具体的に何が苦しかったのか、反対によい面はどこだったのか、そういったことを通じてまずは「自分の行動の背景にある自分の思考」を顕在化することから始めてみましょう。

やりたいことが見つからない場合は、やりたくないことを削除していく方法もありますが、同じように何が嫌だったのかを通じて嫌でないことを把握していくやり方です。

そうすることでご自身の考え方を整理して、採用面接時にも「方向性と行動の合致」を見せることによって合格可能性も上げることができるでしょう。

繰り返しですが、辞めた理由などに正解や模範解答はありませんから、辞めたその先の「なぜならば」がキチンと整理されており、合理的な行動であることを示していく必要があるのです。

そのために過去の行動を棚卸しして、本当の自分を知ることから始めてみましょう。

N山さんがご自身を把握することを通じて素敵な仕事に巡り合えることを応援しております。

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提供元:面接の「なぜ辞めたの?」を恐れる必要はない|東洋経済オンライン

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