2018.05.05
糖質制限ダイエットが口臭の原因になるって本当?
あらためて、「糖質制限ダイエット」とは?
タイトルを見て「私もやってるけど大丈夫?」という方、いませんか?ダイエット法や健康法として定着しつつある糖質制限ですが、本題の前にまずはその概要をおさらいしておきましょう。
糖質制限ダイエットとは、糖質を減らすことで
1. インスリンの分泌を抑えて中性脂肪が体内に貯蓄されにくい状態にする。
2. 減った糖質の代わりに中性脂肪を燃やしてエネルギーにする。
という2つの作用を利用し、ダイエット効果を期待する方法です。糖質を含む炭水化物を制限することが多いという意味では、以前ご紹介した 「炭水化物抜きダイエット」と理屈は似ているので、詳しくはそちらをご参照ください。ただしこれを徹底&長期化しすぎると、筋力や体力が落ち体調を崩してしまうこともあり、健康面でのデメリットも指摘されています。
口臭の原因になるケトン体が発生!
そんなデメリットの原因のひとつが、ケトン体の存在です。体内の糖質が足りなくなり、中性脂肪がエネルギー源として使われると、体内にケトン体という物質が発生しはじめます。ケトン体は足りなくなったエネルギーの代わりをするはたらきもあるのですが、酸性物質のため、血液内で増え過ぎると血液が酸性に傾き、さまざまな体調不良の原因に。しかも独特の甘酸っぱいにおいがあり、これが口臭や体臭となって現れることも。ケトン臭やダイエット臭ともいわれ、人によって差はありますが、時にはかなり気になる場合もあるようです。
主食を置き換えて「ゆるい」糖質制限を。
ここまで読んで不安になったあなた…でも心配はいりません!これはあくまで極端に制限した場合に起こること。健康のためには「適度に」「ゆるく」続けてダイエット効果を期待しましょう。方法としては、白米を玄米に、食パンを全粒粉パンにするなどの「置き換え」がおすすめ。玄米などの良質の糖質なら血糖値の上昇がゆるやかですし、食物繊維もたっぷり取れ、よく噛むので少しの量で満腹感が得られるなど、ダイエットのメリットがいっぱいです。とにかくなんでも、やりすぎは禁物!じっくり焦らず続けて、健康的な美しさをキープしてくださいね。
記事提供:クラブサンスター
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