2018.05.04
毎日の料理に使う油も、特性を知って良質なものを選ぼう
料理に使いやすいのは、液状で常温保存ができる植物油ですね。植物油には菜種油、大豆油など原料によってさまざまな種類がありますが、油の特性を知って選べば健康に役立てることができます。
揚げ物や炒め物など、調理による加熱などで酸化した油は体に良くないため、油はまず酸化しにくいことが大切。この点で注目されているのが “こめ油”です。
“こめ油(rice bran oil)”は玄米を精米するときにできる米ぬかから作られ、国産の原料で賄える唯一の植物油です。γ‒オリザノールやビタミンEを多く含んでいるため加熱安定性がよく、酸化しにくいのが特徴です。さらっとしていて油切れもいいので揚げ物にも向いていると言われ、プロの料理人や製菓業界でよく使われています。
生産量自体は多くないのでスーパーマーケットなどではあまり見かけませんが、ネット通販などでメーカーから購入することも可能です。質の良い油にこだわる方は試してみてください。
記事提供:サンスター 健康道場
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