2017.08.27
時短料理に!手作り本格だしで、料理をワンランクアップ!
deeepblue/iStock/Thinkstock
和食の基本は何と言ってもだし作り。上質の昆布を手に入れ、一晩水につけて、ゆっくり火にかけ・・と手間暇をかけて作るのは、とっても面倒です。料理のたびにこれをやっていては大変です。ではどうしましょう。悩むのはちょっと待った!簡単にだしをとってストックしておくことができるんです。ちょっと賢い暮らしをするために、時短はとっても大切。その前に、しておかなければならないのは美味しいだしの味を知っておくことです。忘れないでくださいね。
超簡単!水出しで、手間いらず!
それでは、さっそく簡単にできるだし作りを紹介しましょう。
・煮干しと昆布の水出しで作るだし
(材料)水 1リットル、煮干し4~5匹、昆布10cm角程度
(作り方)
1:時間があれば煮干しのワタと頭を取ります。
2:昆布は適当にカットします。
3:瓶に煮干し、昆布、水を入れます。夏は冷蔵庫に、冬は常温で一晩置けば完成!
・鰹節と昆布の水だしで作るだし
(材料)水1リットル 鰹節20~25g 昆布10cm角程度
(作り方)
1:瓶に鰹節(だし取りパックに入れると後が楽)、昆布、水を入れます。
2:夏は冷蔵庫に、冬は常温で一晩置けば完成!昆布と鰹は取り出します
・昆布で作るだし
(材料)水1リットル、昆布適宜
(作り方)
1:瓶に水と昆布を入れる。夏は冷蔵庫に、冬は常温で置けば完成!昆布は取り出します。
・椎茸で作るだし
(材料)水1 リットル 椎茸3~4枚(好みで量は調整)
(作り方)
1:瓶に水と椎茸を入れ、夏は冷蔵庫で、冬は常温で2~3時間置けば完成!椎茸を取り出してください。
※取り出した煮干し、昆布、鰹節、椎茸はふりかけ、佃煮などにして最後まで楽しみましょう。
※いずれも冷蔵庫で3日程度保存できます
この料理には、このだしが合います
料理によって、だしも使い分けしましょう。すまし汁は昆布と鰹節で。ふんわり優しくうま味があるのがいいですね。また、味噌汁には、昆布の二番だし(一番だしをとった後の昆布に水を加え、少量の鰹節を加えて沸騰させた後少々長く沸かしたもの)に煮干しを足しただしが合います。おでんは昆布だし、煮物は昆布の二番だし、うどんは鰹だし・・料理によってだしを変えると、料理もワンランクアップすること間違いなしです。
休日は、ちょっとゆったりだしをとってみましょう
休日のゆっくりした時にチャレンジしてみてください。どちらがあなたの好みでしょうか?
(材料)湯8800ml 鰹節20g 昆布10cm角2枚
水に昆布を入れて(2~3時間以上置くとよりいい)火にかけ、沸騰寸前に昆布を取り出し鰹節をいれて、火を止め、沈んだらゆっくりと漉します。鰹節を取り出す時は絞らず、自然にだしを落とす方が味に癖がなくていいですよ。
日本料理の基本はだしです。テレビや本や雑誌、またインターネットでだしの作り方はさまざまに紹介されていますが、実に作り手の味覚と経験でできているような気がします。はじめは時短で作る簡単だしでも、次第に経験を積み重ね、味覚と経験で自分なりの作り方を完成させていくのが大切ですね。
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提供元:時短料理に!手作り本格だしで、料理をワンランクアップ!│mymo