2017.08.25
こうすれば野菜のムダなし!知って得する保存方法
michalpalka/iStock/Thinkstock
野菜は新鮮さが命。毎日使い切る分だけ買うのが理想的ですが、時間や値段のロスを考えると、やはりまとめ買いをしたいところ。レタスやホウレン草などの葉物野菜の有効な保存方法は広く知られているので、実践されている方もきっと多いでしょう。今回は、脇役野菜の知っているようで知らない保存方法の裏ワザをご紹介します。ほんのひと手間加えるだけのちょっとしたアイデア。ぜひ参考にしてみてください!
料理が引き立つ「大葉」「博多万能ネギ」はこうすれば長持ち!
主役じゃないけど、ないと困る・・・でもちょっとしか使わないからムダが多い。そんな野菜の代表、大葉と万能ネギ。買ってそのまま冷蔵庫に入れておくと、すぐに黒ずんだり萎びてしまいます。そこでひと手間をご紹介!まず大葉は、水で濡らしたキッチンペーパーで挟み、さらにラップで包みます。それだけで約1週間はイキイキとしたまま。万能ネギも切る前はその方法でOKですが、切ってしまったものは逆に水分が大敵。すぐに腐ってしまいます。その場合は小口切りにしたものを保存容器に入れる際に、キッチンペーパーを一緒に入れておくと大丈夫!水分を吸ってくれるので、かなり長持ちします。
なんと「もやし」も保存できるんです!
もやしは、値段が安いうえにビタミンやカリウムなどの栄養素も含まれ、使い勝手も良いので買う頻度が高い便利野菜。けれど傷みやすいため、ダメにしてしまうことも多いのではないでしょうか・・・。そんなもやしの保存方法はコレ!
1:「水につける」・・・洗ってタッパーなどの容器に水と一緒に入れ冷蔵庫へ。毎日まめに水を換えればたったこれだけで、5日程度はもちます。
2:「50℃洗い」・・・もっと日持ちをさせたい場合は、何といっても50℃洗いがオススメ。2~3分お湯につければ、ヒートショック現象によりいきいき!よく水をきり、そのままタッパーに入れて冷蔵庫で保存すれば1週間は新鮮さを保ちます。
3:「冷凍」・・・もっと簡単に!というのであれば、袋のまま冷凍という方法もあります。くっつきやすいのでなるべく急速冷凍し途中でほぐしてあげること。解凍はせず、そのまま使用してください。どうしても食感が落ちるので、味噌汁に入れるなど濃い味付けの料理に使うのがオススメ。
「キノコ」は冷凍すると美味しくなるんです!
キノコを冷凍したものを加熱調理すると、生のものに比べて旨み成分がなんと3倍にもなるといわれています。だったら冷凍しない手はありません。方法は簡単!シイタケやマイタケなどお好みのキノコを、洗わずに調理する直前の状態まで小分けやカット。これをジップ付きの袋に入れて冷凍庫に入れるだけです。もやしと違ってあまりくっつかないので、使うときも簡単!解凍しないで、パラパラと冷凍のまま調理すればOKです。冷凍するというほんのひと手間だけで、保存もでき美味しくなるなんて驚きです。しかもパッと料理に加えられるのでとても便利。ぜひトライしてみてください。ただし歯ごたえという点では食感がおちるキノコもあるので、料理との相性もいろいろ試してみてくださいね。
脇役野菜は割と値段が安定している野菜ですが、だからこそスーパーによって値段に差があったりします。保存ができれば安いスーパーでまとめ買いもOK!ちょっとお得になりますね。ほんのちょっとのひと手間でムダなく楽チンを叶える裏ワザ、毎日の料理に賢く活用して、野菜の有効利用にぜひ役立ててくださいね!
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提供元:こうすれば野菜のムダなし!知って得する保存方法│mymo