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2024.06.13

「Androidのウォレットアプリ」大活躍させる裏技|紙の会員証やポイントカードも取り込める


カードや電子マネー、ポイントカードなどを財布のようにまとめられるのが、Androidのウォレットアプリだ(筆者撮影)

カードや電子マネー、ポイントカードなどを財布のようにまとめられるのが、Androidのウォレットアプリだ(筆者撮影)

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電子マネーやクレジットカードをスマホ上で管理できるよう、Androidには「Google ウォレット」というグーグル純正アプリが搭載されている。日本版は、FeliCaにも対応しており、SuicaやiD、QUICPayといった各種決済サービスも一部を除くと、このウォレット内で管理できる。

また、ガラケー(従来型携帯電話)時代からあるFeliCaのサービスだけでなく、NFCを使ったクレジットカードのタッチ決済も、ウォレットで設定したり、利用時に呼び出したりすることが可能だ。

当初は対応する店舗が少なかったNFCのタッチ決済だが、徐々にその利用シーンは拡大している。コンビニなどのチェーン店はもちろん、公共交通機関で使える場所も増えた。

こうした電子マネー、クレジットカードに加え、ポイントカードなどもウォレット内に取り込むことができる。まさにその名のとおり、Androidスマホのお財布になるアプリと言っていい。

ほかにも、海外の交通系ICカードを事前に発行できたり、紙のバーコードなどがついた会員証、ポイントカードを取り込んで保存しておけたりと、ウォレットの機能も徐々にアップデートされている。こうした機能を駆使して、キャッシュレス時代に対応してきたい。その便利な使い方や裏技を紹介していく。

カードを使い分けやすいのがメリット

日本では、ガラケー時代からFeliCaの上に乗るサービスが主流だったが、東京オリンピックの前後から、NFCを使ったタッチ決済も利用シーンが徐々に拡大している。Androidのウォレットもこの仕組みに対応しており、SuicaやiD、QUICPayなどに加え、VISAやMastercardのタッチ決済を追加することが可能だ。

決済するという目的は同じだが、利用しているサービスによってはタッチ決済にしか対応していないこともある。また、最近では徐々にタッチ決済に対応する公共交通機関も増えている。

関東では、東急電鉄や江ノ島電鉄などが、タッチ決済の改札を用意。Suicaほどの反応速度がいらないバスへの導入も進んでいる。海外と規格が共通していることもあり、インバウンド対応という観点でも普及する可能性は高い。逆に、ユーザーが海外に行ったときも利用できるため、対応するクレジットカードやデビットカードを持っている人は今のうちに導入しておくといいだろう。

ロックを解除すればホーム画面のままタッチするだけでデフォルトのカードが使用される。別のカードを使いたいときには、そのカード画面を開いて端末をかざすだけでいい(筆者撮影)

ロックを解除すればホーム画面のままタッチするだけでデフォルトのカードが使用される。別のカードを使いたいときには、そのカード画面を開いて端末をかざすだけでいい(筆者撮影)

決済できるという点ではFeliCaを使ったサービスと同じで、スマホをかざすだけでいい。ただし、NFCのタッチ決済は、少額の場合を除くとスマホの画面ロックを解除しなければいけないケースが多い。この点は、端末をただかざすだけでいいSuicaやiD、QUICPayとの違いだ。

一方で、カードを使い分けやすいのはタッチ決済のメリット。デフォルトのカードに設定しておくとロック解除後、アプリを立ち上げずに決済でき、そうでないカードを使いたいときも、ウォレットから選択してカードの画面を出し、かざすことで決済できる。iDやQUICPayの場合、切り替え作業が必要だが、その手間は省ける。

また、交通機関を利用する際にロックの解除を省ける設定も用意されている。設定方法は次のとおり。まず、ウォレットを開き、画面右上のグーグルアカウントのアイコンをタップしてから、「ウォレットの設定」を選択。「本人確認の設定」から「交通機関の支払い」に進み、「確認が必要です」のスイッチをオフにする。電車やバスで使う予定がある人は、この項目も確認しておきたい。

ポイントやチケットを入れておける

クレジットカードやデビットカード、電子マネーを管理するアプリと思われがちなウォレットだが、ポイントカードや航空会社の搭乗券なども取り込むことができる。まさに財布のように、ポイントやチケットを入れておけるというわけだ。

代表的なところでは、ドコモのdポイントやKDDIが採用するPontaポイント、楽天グループの楽天ポイントがこれに対応している。取り込んだポイントカードは、「パス」という項目に保存され、ウォレットからバーコードを呼び出せるようになる。

スクリーンショットやカメラで撮った写真を、デジタルのカードとして保存しておくことが可能。一元管理できて便利だ(筆者撮影)

スクリーンショットやカメラで撮った写真を、デジタルのカードとして保存しておくことが可能。一元管理できて便利だ(筆者撮影)

ここに取り込んでおくと、ポイントカードを呼び出して店舗でスキャンしてもらったあと、支払いに使いたいカードを表示してタッチ決済で支払いをすることができ、流れがスムーズになる。取り込み方は複数あるが、まずは「ウォレットに追加」をタップして、選択肢の中からポイントカードを選択する。

次に、例えばdポイントカードの場合、dアカウントでログインして画面の指示に従っていけばポイントカードが取り込まれる。楽天ポイントカードの場合は、ポイントカードそのもののバーコードをカメラでスキャンして取り込む仕組みだ。対応している航空会社の搭乗券なども、取り込むことができる。

また、紙やオンラインで発行されたQRコード、バーコードをウォレットに取り込んで管理することもできる。メールやアプリで発行されたQRコードはもちろん、会員証などを写真で撮ってからウォレットに取り込めば、ここで一元管理することが可能になって便利だ。

手順は次のとおり。ウォレットを開き、「ウォレットに追加」ボタンをタップしたあと、「写真」を選択する。すると、Google フォトが開くので、該当するQRコードやバーコードの画像を選択。後は名前や説明を付け加えれば、簡単にウォレットに登録される。必要になったときにスクリーンショットやメールからいちいち探すより素早く呼び出せるため、覚えておくといいだろう。

海外の交通系ICも登録できる

先に述べたように、NFCによるタッチ決済は海外で普及しており、公共交通機関の一部もこれを採用している。日本国内限定のFeliCaを使ったサービスとは異なり、グローバルで利用できるのは魅力的だ。海外旅行、海外出張の際に活躍する。

利用が進んだ国では、ほぼスマホだけで支払いが済んでしまうこともある。実際、筆者が2月にスペイン・バルセロナを取材のために訪れた際には、現金は1ユーロも使わなかった。一部金額によってはカードが必要なケースもあったが、スマホだけで済むことのほうが多い。5月にアメリカ・カリフォルニア州マウンテンビューを訪れたときも、NFCのタッチ決済だけでほとんどの支払いができた。

一方で、日本のSuicaのように、独自の交通系ICを導入している国や地域も存在する。上記のカリフォルニア州にあるベイエリアも、そんな場所の1つ。同地域では「Clipper」と呼ばれる交通系ICがあり、電車やバスに乗ることができる。アメリカでは、ワシントンDCやシカゴも独自の交通系ICを導入している。

現地に着いてからカードを購入する手もあるが、こうした地域に旅行、出張で行く際に、事前の準備として日本でスマホに入れておけると便利だ。実はウォレットアプリは、こうした交通系ICの一部にも対応しており、それが可能。ただし、現状ではウォレットアプリ単体で、交通系ICの新規発行はできない仕様になっている。

一部海外の交通系ICも日本の端末で利用できる。発行は、Google マップから行う(筆者撮影)

一部海外の交通系ICも日本の端末で利用できる。発行は、Google マップから行う(筆者撮影)

裏技的だが、これを解決するにはGoogle マップを使うのが手っ取り早い。例えばサンフランシスコの場合、同市内の適当な2地点を選んで経路を検索し、電車やバスのタブをタップする。すると、経路の途中に「スマートフォンで運賃を支払う」というボタンが表示される。

ここをタップするとウォレットに飛び、Clipperを新規発行できる。チャージにはウォレットに登録した日本のクレジットカードも利用できた。同様に、ワシントンDCでも、同じ手順で「SmarTrip」という交通系ICを発行することが可能だった。手順が少々トリッキーだが、現地についてすぐに電車やバスに乗れる利便性は高い。

ただし、シカゴの「Ventra」は同様の手順では新規発行ができず、アプリも日本のアカウントではダウンロードできなかった。地域によっては、できないこともあるようだ。また、ロンドンやニューヨーク、シドニーなど、クレジットカードのタッチ決済で直接乗車できる国や地域も増えている。海外渡航の際には、こうした手段が使えるかどうかもチェックしておくといいだろう。

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提供元:「Androidのウォレットアプリ」大活躍させる裏技|東洋経済オンライン

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