2023.02.28
「オンライン診療」ってどうやるの?使い方や費用を解説!
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目次
・そもそも、オンライン診療とは?
・オンライン診療のメリット・デメリット
・保険適用されるの?いくらかかるの?
・オンライン診療の受診方法と流れ
コロナ禍で注目されているオンライン診療。言葉は知っていても、具体的にどうしたらいいのかわからない人も多いでしょう。そこで今回は、オンライン診療のメリット・デメリット、対面診療との違いや費用、受診の流れなどをまとめました。記事を読んで、今後の参考にしてください。
そもそも、オンライン診療とは?
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オンライン診療とは、スマートフォンやパソコンなどの情報通信機器を使って行う診療方法のこと。医師は患者とチャットやビデオ通話などを使って対話をし、画面越しに診察・ヒアリングした内容をもとに診断をします。
以前は初診でのオンライン診療は認められていなかったのですが、2020年に新型コロナウイルス感染の拡大防止策のひとつとして、限定的に解禁されました。今では、予約から問診・診察、処方箋の発行、決済までのすべてがオンライン上で可能となっています。
オンライン診療のメリット・デメリット
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一見すると便利そうなオンライン診療ですが、やはりデメリットもあります。そこで、コロナ感染防止以外のメリットとデメリットについてみていきましょう。
オンライン診療のメリット
一番のメリットは、体の不自由な人、遠隔地に住む人でも、公平な医療サービスを受けられるということが挙げられます。また、待ち時間もなくなるため、仕事の合間に診察を受けたいという人にとってもメリットが大きいといえるでしょう。
オンライン診療のデメリット
デメリットとしては、通信機器を持っていなければ、診療が受けられないことが挙げられます。また、機器の操作に不慣れな人にとっても、オンライン診療は難しいでしょう。緊急で処置・検査が必要な場合には、オンライン診療は向いていません。
保険適用されるの?いくらかかるの?
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オンライン診療にかかるお金は、基本的に対面診療と同じ。保険が適用される保険内診療であれば、加入している保険によって定められた診療費を支払います。保険外の自由診療の場合は、金額は医療機関によって異なるため、この限りではありません。
ただし、医療機関によっては、オンラインのシステム利用料がかかるところもあります。システム利用料は、数百円というところが多いようです。また、薬の郵送を頼んだ場合は、郵送代がプラスされることもあります。
オンライン診療の受診方法と流れ
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まずは、自分が受診したい医療機関が、オンライン診療を導入しているかを確認しましょう。もし医療機関が決まっていない場合は、厚生労働省のHPに掲載されている対応医療機関リストを参考にしてください。
医療機関が見つかったら、スマホやPCなどの通信機器、オンライン環境があれば準備はOK。手順としては多くの場合、以下のようになります。
対応医療機関リスト ※外部サイトに遷移します
(1)予約
オンラインや電話などを使って予約をします。その際にオンライン診療の方法を確認しましょう。事前にアプリのインストールなどが必要な場合もあります。また、支払い方法もこのときに確認するのがおすすめ。
(2)診療
事前にアプリのインストールや患者情報の登録などを行っておきます。予約の時間になると、医師からコンタクトがあるので通話を行い、受診します。
(3)診療後
指定された方法で支払いをします。薬の配送を希望する場合は、いきつけの薬局を医療機関に伝え、薬局に連絡してください。電話もしくはオンラインで服薬指導を受けられ、その後薬が配送されます。もし、対面診療の必要があると言われた場合は、必ず医療機関に直接かかるようにしてください。
自宅やオフィス、外出先から気軽に診察を受けられる、便利なオンライン診療。対面診療と合わせることで、自分や家族の健康の維持・管理がさらにやりやすくなります。まずは、自分のかかりつけ医がオンライン診療を行っているかの確認からはじめてみませんか。
記事提供:ウェブマガジン「mymo」
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