2023.01.13
ダイエット中にアイスはNGなのか?太りにくい食べ方もご紹介
当記事を監修した専門家:管理栄養士 松原知香、編集長 宮田亘造(詳しいプロフィールはこちらをご覧ください) ※外部サイトに遷移します
冬になると無性に食べたくなるこってりとしたアイスは、カロリーも脂質も高くダイエット中は避けたいところですね。
しかし、選び方などを工夫することでダイエット中であってもアイスを食べられるのです。
そこで今回は、太りにくいアイスの選び方や食べ方についてお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。
アイスはダイエット中に食べられるの?
結論から申し上げますと、ダイエット中でもアイスは食べられますが工夫は必要です。
たとえば、ダイエット中のおやつは100kcal以内が望ましいとされているので、100kcal分のアイスであればダイエット中でも食べてもよいといえるでしょう。
選ぶポイントは「アイスの種別」
ダイエット中にオススメのアイスは、ずばり「氷菓」です。
アイスと一口にいっても、現在市販されているアイスは含まれる(※1)乳固形分、(※2)乳脂肪分の割合によって4つに分類できます。
(※1)乳固形分とは牛乳から水分を抜いた全栄養成分のこと
(※2)乳脂肪分とは乳固形分に含まれる脂肪分のこと
乳固形分と乳脂肪分が多いほど、ミルクの風味が強くて濃厚なアイスであるといえますね。一方で、これらの割合が増えるほどカロリーも上がります。
アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の中では、氷菓が一番乳固形分と乳脂肪分が少ないので、ダイエット中でも安心して食べられますね。
太りにくいアイスの食べ方とは
ここからは、皆さんが気になるアイスの太りにくい食べ方について解説します。
低カロリーのアイスを選ぼう
商品にもよりますが、比較的カロリーの低いアイスは氷菓です。ダイエット中は氷菓のようにカロリーが低いアイスを選ぶとよいでしょう。
ちなみに、アイスクリームはカロリーが一番高いと思われがちですが、じつは一番高いのはラクトアイスなのです。
ラクトアイスは乳脂肪分のかわりに植物油脂が多く添加されています。そのため、脂質の総量はアイスクリームよりラクトアイスのほうが多く、カロリーも高いのです。乳脂肪分がアイスクリームに比べて少なくあっさりとしていて食べやすいラクトアイスですが、カロリーには注意しましょう。
量に気を付けよう
繰り返しになりますが、ダイエット中にアイスを食べるなら100kcal分だけと量を決めて食べるとよいでしょう。
また、アイスを食べる際は小さいアイスが箱に入ったマルチタイプがオススメです。
もともとの量が少ないので、1つ丸ごと食べられる場合もあります。「半分まででやめようと思ったのに全部食べてしまった」という失敗を防げますよ。
夜中のアイスは避けよう
お風呂あがりの火照った体を冷やすアイスは至福のひとときですが、ダイエット中にはオススメできません。
なぜなら脂肪合成を促す「BMAL1」というたんぱく質が、夜10時以降に急増するからです。BMAL1は時間によって増えたり減ったりするため、アイスを食べるならBMAL1の少ない14時~15時のおやつに食べるとよいでしょう。
アイスの食べすぎは禁物
ダイエット中でも安心して食べられる氷菓であっても、食べすぎには注意が必要です。
アイスの食べすぎは体を冷やし、代謝が落ちる原因になりかねません。また、食べすぎは当然カロリーの摂りすぎにもつながります。
ダイエット中のアイスは、普段頑張っている自分へのご褒美として、適量をたまに食べるくらいにしましょう。
【おまけ】どうしてもアイスクリームが食べたい人にはコレ!
ダイエット中でも、氷菓じゃなくて濃厚なアイスクリームを食べたい!という方には、江崎グリコから発売されている「SUNAO」のカップタイプがオススメですよ。
バニラ、ラズベリー&ストロベリー、マカダミア&アーモンドの3種類から選べます。
種別はアイスクリームで、しかも量は120mlとしっかり入っているのにバニラとラズベリー&ストロベリーは1個80kcal、マカダミア&アーモンドは1個110kcalと低カロリーです。「今日は半分まで・・・」と量を調整しなくても丸ごと1つ食べられて満足感もあります。
これから迎える冬の季節は、さっぱりした氷菓よりも濃厚なアイスクリームが食べたくなるので、そんなときは低カロリーなアイスクリームのSUNAOを選ぶとよいでしょう。
グリコ SUNAO バニラ 120ml×6個 マカダミア&アーモンド 120ml×6個 カップアイス12個セット クリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします
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まとめ
カロリーや脂質が高いアイスは太りやすいと思われがちですが、アイスの種別や量に気を付けることで、ダイエット中でも食べられますよ。
以上の点を踏まえて、普段ダイエットを頑張っている自分へのご褒美としてアイスを楽しんでいただければと思います。
それでは、当記事の情報があなたのダイエット成功のお役に立てれば幸いです。
【参考文献】※外部サイトに遷移します
監修:編集長 宮田 亘造
早稲田大学社会科学部卒業後、証券会社での新規開拓営業、製薬会社でのMRなどを経て香港中文大学MBA卒業。同時に北京大学MBAに交換留学、そして北京語言大学にて漢語修習生として学ぶ。帰国後、Webマーケティングのコンサルティング会社を経て、デジタルと医療の融合が患者への新しい価値提供ができると感じ、H2株式会社に入社。
執筆者:管理栄養士 松原知香
宮城学院女子大学食品栄養学科卒業。幼少期、入院中に絶食を経験し食べて健康に過ごす大切さを感じて管理栄養士を目指す。卒業後は食品メーカーにて介護食の営業に従事。病院や老人ホームの管理栄養士をはじめ医師、看護師、薬剤師への商品紹介や研修会を通して、業務上での悩み解決や患者様・利用者様のQOL(生活の質)向上に尽力。情報にあふれた現代で「誤った情報に惑わされずに、日々の食事を楽しめる人を増やしたい」という思いからH2株式会社に入社。
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