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2022.07.07

キャンプ好き家族の「楽しむため」の台所がすごい|キャンプで使う食器類は台所でも大活躍!


住人の「生き方」や「趣味趣向」が出やすいキッチン。今回は生粋キャンパー家族のキッチンを紹介します(写真:@wonder.fjさん提供)

住人の「生き方」や「趣味趣向」が出やすいキッチン。今回は生粋キャンパー家族のキッチンを紹介します(写真:@wonder.fjさん提供)

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「人はどのような生活観念を持ち暮らしているのか? その答えはズバリ、生活感が出やすいキッチンにあり!」をキャッチコピーに、十人十色な住人の「生き方」や「趣味趣向」をキッチンからのぞき見させてもらおう──。そんなコンセプトで運営されているウェブサイト「台所図鑑」。

その中から、自宅にサウナを作ってしまった料理好き男性や、ミニマリスト、老後に備える60代など、文字どおり十人十色な33人の「お台所」を厳選し、書籍にした『台所図鑑 キッチンには人生がつまっている』。今回はそこから生粋キャンパー家族の超クリエーティブなキッチンを紹介します。

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「住む」より「楽しむ」をコセプトに

■「住むより楽しむ」ログハウスで、実用的かつ魅せるキッチン(30代・会社役員)

生粋のキャンパーである@wonder.fjさんが奥さまと2人のお子さんと暮らすお宅は、ログハウスなど個性豊かな木の家を展開する住宅ブランド「BESS(ベス)」のワンダーデバイス。「住む」より「楽しむ」をコンセプトに作られた、大人も子どもも楽しめるログハウス(木製住宅)です。

実はこの家、@wonder.fjさんにとって2軒目のマイホーム。以前のお住まいは階段が多く上り下りの煩わしさがありました。また、鉄筋コンクリート造だったため冬は寒く、お子さんが毎年体調を壊していたそう。

その点ログハウスは、カナダやフィンランドなどの寒い地域でよく見られることからもわかるように、湿度の調整に優れ断熱性も高く、冬でも快適に過ごせるというメリットがあるため、今では寒さで体調を崩すことはなくなったのだとか。

奥さまいわく「ズボラな性格なので、物をためないようにあえてパントリーを作らず、見せる収納にこだわりました」というキッチンには、キャンパー家族ならではのアイテムたちが並びます。

(写真:@wonder.fjさん提供)

(写真:@wonder.fjさん提供)

食器をはじめ日常的に使えるキャンプ用品は、イン/アウト分けずに併用。それらを「見せる収納=ディスプレイ」することで、購入するハードルを上げる。そんな「一軍アイテム」だけが集まるキッチンは、見事な足し算力で作られた、遊び心満載の素晴らしい空間。洋服の重ね着でも言えますが、おしゃれな人って引き算だけでなく足し算もお上手ですよね。

水はね対策に土間タイルを使った

今回は、@wonder.fj家の「実用的かつ魅せるキッチン」のお気に入りポイントなどを紹介していきます。

■お気に入りポイント(1):水はね対策の土間タイル

(写真:@wonder.fjさん提供)

(写真:@wonder.fjさん提供)

水が落ちやすいキッチンは、フローリングだとシミが残ったり、汚れが目立ちやすいイメージも。そこで、@wonder.fj家では水場のあるすべての箇所に土間タイルを施工。インダストリアルな素材とあたたかい印象のOSB合板の相性もバツグンでほれぼれします。

■お気に入りポイント(2):見せる収納を目指してDIYしたガチャ棚

(写真:@wonder.fjさん提供)

(写真:@wonder.fjさん提供)

家の正面にあるフルオープンサッシを開けたら、視線と向かい合わせになるキッチン背面。まさに「家の顔」と言える場所ということもあり、見せたい物を無理なくきれいに配置するため、@wonder.fjさんご自身がガチャ棚をDIY。使用頻度やビジュアルバランスによって棚の位置を自由に変更できるのはとても便利なのだとか。

■お気に入りポイント(3):リビングが見渡せるアイランドキッチン

余白を重要視したリビングは、雨の日でも走り回って遊べるほど広い空間。うんていやハンモックの奥に、庭でお子さんたちが遊んでいる姿。台所作業をしながらでも広々見渡せるこの景色が、アイランドキッチンにしてよかったと強く思わせてくれる瞬間です。

(写真:@wonder.fjさん提供)

(写真:@wonder.fjさん提供)

(写真:@wonder.fjさん提供)

(写真:@wonder.fjさん提供)

@wonder.fj家は4LDK+セカンドリビング兼ロフトという間取り。2階は「映画を見る場所=シアタールーム」と「寝る場所=寝室」という割り切った作りをすることで、家族全員がリビングに集まりやすい効果を狙いました。

そういう理由もあり、奥さまの趣味であるハーバリウムの作業スペースはキッチン背面棚の端に設置。趣味の場を自室でなくキッチンに置くことで、家族全員に目が届きやすく安心なんだそう。

キッチン愛用品はアウトドアと併用している食器類

水筒とタンブラーはスタンレーとイエティ。重量感のあるビジュアルがキャンパーの心をくすぐります。

お皿はチャムスと木のプレートディッシュ。水筒・タンブラーと同じくキャンプにも持って行くので、スタッキングできて割れにくい素材、ワンプレートで楽しめる物をチョイスする事が多いのだとか。

(写真:@wonder.fjさん提供)

(写真:@wonder.fjさん提供)

いかがでしたか? @wonder.fjさん含む33人のキッチンを筆者の母に見せたところ、彼女なりに思うところがあったようで「使っていない食器や重い鍋は処分した、これからもっと整理していく」と連絡がありました。けっして物が多い家ではないものの、父と2人暮らしになった今だからこそ、見直しをするきっかけになったのだと思います。

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キッチンは暮らす人を映す鏡。キッチンの「あり方」はけっして1つではないのです。あなたにとってキッチンがより楽しい空間になりますように。

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提供元:キャンプ好き家族の「楽しむため」の台所がすごい|東洋経済オンライン

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