2022.03.30
ギネス記録!葛西紀明を支える「魔法のスープ」|2レシピ紹介!40代「コロナ太り解消」の切り札
「疲れない体」と「折れない心」をつくる魔法のスープとは(写真:kari/PIXTA)
スキージャンプW杯個人最多出場回数(569回)で「ギネス世界記録」を更新した葛西紀明選手。41歳で自己最高の「個人銀メダル」を獲得し、計8回の冬季五輪に出場、今年50歳を迎える今なお現役選手として活躍する葛西選手は「レジェンド」と称され、国内にとどまらず海外でも尊敬を集めている。
その葛西選手が38年間「企業秘密」にしてきた「疲れない体」と「折れない心」のつくり方を余すことなく1冊にまとめた『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』は、13万部を超えるベストセラーになっている。
フジテレビ系「アスリートのマイルール」(3月26日放送)でも紹介され、話題を呼んでいる同書には、いったい何が書かれているのか。本書籍の内容を再編集しながら、葛西選手を長年支える「魔法の野菜スープ」を紹介する。
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ダイエット中の空腹感を助ける「魔法のスープ」
長引くコロナ禍によって、「コロナ太り」に悩む人も少なくないと思います。
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みなさんの中にも、「若いころは食べても太りにくかったのに」「少しダイエットしたら、すぐ痩せたのに……」と思い、なかなか痩せられないことで悩んでいる人もいるかもしれません。私も40代になって「いままで以上の工夫」をしないと体重が落ちにくくなったと感じています。
また、「ダイエットを始めよう!」と決めても、始めたばかりの時期は、どうしても空腹感に耐えられないことがあると思います。
ふと「今日は食べてもいいんじゃない?」と悪魔のささやきが聞こえることもあります。しかし、そういったタイミングで食べてしまっては元の木阿弥。
そうしたときに強い味方になるのが「魔法の野菜スープ」です。
10カ月におよぶスキージャンプシーズン中、「お腹がすいてどうしようもないときの助け舟」でもあります。また、スムーズに体重が落ちないときは、ランチとしてスープを飲むようにしています。
では、私がいつも飲んでいる「魔法の野菜スープ」2種を紹介したいと思います。
ひとつめは「きのこスープ」です。たっぷりの野菜とベーコン、バターの旨みでコクのあるスープです。
カロリー控えめでも栄養バランスは抜群
【1】野菜ときのこがたっぷり「きのこスープ」
〈材料〉
・水……5カップ ・生姜すりおろし……小さじ1
・ベーコン……5枚 ・玉ねぎ……中1個
・バター……小さじ1 ・塩・胡椒……少々
[野菜各種ときのこ類]
冷蔵庫にある野菜でOK! 野菜ときのこを合わせて500gあればOKです。
(例)しめじ……1パック、椎茸……1パック(3~4枚)、マイタケ……1パック、
えのき……1パック、人参……1本、白菜……1/8玉 など
〈つくり方〉
(1)ベーコンは1㎝幅の細切りにする。玉ねぎは繊維に沿って1㎝幅の薄切りにする。
きのこ類は石突をとり、食べやすい大きさに切る。人参、白菜も同様に食べやすい大きさに切る。
(2)鍋にバター、すりおろし生姜、玉ねぎを入れて炒める。玉ねぎがしんなりしたら、ベーコンを加え、さらに炒める。
(3)ベーコンから脂が出て、いい香りがしてきたら、残りの野菜と水を加える。
沸騰したら弱火にし、やわらかくなるまで煮込む。塩と胡椒で味を調え、出来上がり。
※物足りないときは、顆粒コンソメを加えて味を調整してみてください。
2つめは「チキンスープ」です。たっぷりの野菜と鶏肉、そして、ごま油の旨みが効いています。
【3】鶏肉の旨みが凝縮「チキンスープ」
〈材料〉
・水……5カップ ・生姜(千切り)……1かけ
・鶏のもも肉骨付きぶつ切り……500g ・長ネギ(ぶつ切り)……1本
・ごま油……大さじ1 ・塩・胡椒……小々
・にんにく(千切り)……1かけ
※鶏もも肉は、骨付き肉じゃなくてもつくれます。鶏もも肉の骨付きぶつ切りを使うと、鶏の旨みのエキスが出て、おいしくなります。手羽先や手羽元を使ってもOKです。
[野菜各種]
冷蔵庫にある野菜でOK! 野菜合わせて500gあればOKです。
(例)玉ねぎ……中1個、人参……中1本、小松菜……1束、
キャベツ……1/8玉、白菜……1/8玉 など
〈つくり方〉
(1)人参は1cm幅の輪切りにする。玉ねぎは1㎝幅の薄切りにする。キャベツ、白菜、小松菜はそれぞれ、一口大に切る。
(2)鍋にごま油を入れて、にんにく、生姜を入れる。良い香りがしてきたら、鶏肉を入れてさらに炒める。水を加え沸騰したら灰汁をとり、ふたをして2時間煮込む(火加減によっては水が少なくなることがあります。その場合は1~2カップほど加えてください)。
(3)長ネギはフライパンで焼き目をつけておく。小松菜以外の残りの野菜をすべて加えてさらに20分煮込む。小松菜を加えて、塩と胡椒で味を調え、出来上がり。
※物足りないときは、顆粒鶏ガラスープの素を加えて味を調整してください。小松菜のような葉物野菜は最後に加えると、くたくたにならず、色鮮やかに仕上がります。また、お好みでラー油を加えると、飽きずに食べられます。
「魔法のスープ」は、「ダイエットの最強の味方」
「魔法の野菜スープ」は、そもそも料理上手の妻が私の「体型維持」のためにつくってくれたスープです。少ない食事量の中でもバランスよく栄養がとれるようにと、野菜がたっぷり入っています。
ヘルシーなのに満腹感も感じられるこのスープは、一般の人にとっても「ダイエットの最強の味方」になると思います。
栄養バランスも抜群な「魔法の野菜スープ」で「コロナ太り」を解消して、40歳を過ぎても、50歳が近づいても、身体と心を元気に保ち、「人生のピーク」を更新していってください。
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提供元:ギネス記録!葛西紀明を支える「魔法のスープ」|東洋経済オンライン