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2021.11.09

「イライラしやすい人」がとりつかれている考え|私たちは意外とくだらないことでイライラする


周囲の声や情報に振り回されていませんか?(まんが:Jam)

周囲の声や情報に振り回されていませんか?(まんが:Jam)

平気で「ため口」をきいてくる後輩にイライラ。大量に送られてくる広告メールにも腹が立つ……。気がつくと、いつもイライラしていませんか?

人生がうまくいくか、いかないかは「感情次第」といっても、過言ではありません。人生をうまく進めていく人の共通点は、こうした自分の感情と現実との折り合いをつけるのが、うまいこと。本気で「いい人生を送りたい」と考えたときに、自分のネガティブな感情を整理していくことは、どうしても不可欠なのです。

どんな仕事のスキルや成功哲学を学ぶより、自分の感情との付き合い方は、人生において重要なスキルといっていいでしょう。では、どうすれば感情の整理ができるのか? 『まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく』を書いた作家の有川真由美さんと漫画家のJamさんが解説します。

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「まぁ、いいじゃないか」とゆるく構える

(まんが:Jam)

(まんが:Jam)

インターネットで「いちばんイラッとすること」というアンケートがありました。3位は「遅刻されること」、2位は「会議中に携帯電話が鳴ること」。そして、はえある(?)1位は「相手が急にタメ口になること」だそうです。私たちは意外とくだらないことで、イラッとしているのかもしれません。他人と意見が合わないとか、批判されたとか、ミスしたとかではなくて。

先日、あるマナー講師とご一緒したときも、レストランで「注文をとりに来るのが遅い。マナーが最低」とイライラを表し、「ここには二度と来ない!」と怒り心頭でした。そんなにイライラしていたら、寿命が縮まってしまうのではないかと心配になるほど。

時間や礼儀に厳しいのは、日本のすばらしい点です。期待に応えてくれる確実性や、相手に対する心配りは、ほかに類を見ないでしょう。しかし、「許されない空気」の環境下では、いつも漠然としたイライラを抱えてしまいます。厳しさは、努力や成長につながる一方、それが裏目に出ると自分や他人を追いこみ、機嫌のよさや幸福度を阻害している、ということもいえます。

重要な点では厳しさをもつことも大切ですが、イライラがひどくなりそうな“イライラ限度ライン”を意識し、それを超えそうになったら、「まぁ、いいじゃないか」とゆるく構えることも必要だと思うのです。

(まんが:Jam)

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私は、ここ十数年、家計簿というものをつけたことがありません。なぜなら、イライラするからです。「毎月の収支を反省し、次につなげるために、家計簿はつけたほうがいい」という話をよく聞きますが、何十年も生きていれば、お金の使い方は感覚的に身についているもの。浪費しすぎたときは、しばらく出費は控えようとするし、貯金はあらかじめ引き落としの積立預金にして、残りで生活すればいい。

衝動買いをせず、毎回、「自分にとって価値があるもの」を選択して買い、お金も自分も喜ぶような使い方をしていれば、それでOK!と思っています。ま、単に面倒くさがりということもありますが。やることを増やしたり、余計な情報を入れるとイライラのもと。

また、わんさか送られてくるメルマガや広告メールも、まじめに読むと、「もうこんな時間。アレをやっていないよ~」ということになるので、本当に欲しい情報だけを残して、あとは読むこともなく削除、または解除。仕事に集中したいときは、その時間だけすべてのことはキャンセル。電話もメールもオフ。

身の回りに次々とあふれてくる情報に、自分を合わせることはないのです。ときには自分の外側の情報に耳をふさいで、自分の内側の声を聞く。必要なものを選択する……そんな主体的な姿勢が、“自分の生き方”をつくっていくのではないでしょうか。

シミュレーションと危機管理を怠らない

(まんが:Jam)

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たとえば、商談のために、あるホテルの喫茶店に向かったとします。どこかで道をまちがえたのか、それらしいホテルが現れない。完全に遅刻だから、商談相手に連絡をしようとすると、「あーッ、電話番号がわからない」。そして、なんとかたどり着いたホテルで、ムッとした表情の相手に平謝りになって気づくのです。「あ、名刺入れを忘れた……」。

これらは、いうまでもなく、準備不足と時間の余裕のなさが原因です。イライラしないための準備は、うまくいく状態と、そこに行き着くまでの段階をシミュレートして必要なものをそろえることですが、それだけでは、落とし穴が待っています。

「こんな問題が起きたら、どうする?」と、できるかぎりの危機を想定して、予防しておくことが大事。このツメが甘いと、「まさか……」という事態が起こり、慌てることになります。

「これだけは、ぜったいにうまくいかせたい」という願望であれば、「こうなるためには……」と先を読んで、とことん対策を考えてみること。そうすれば簡単にダメになることはありませんから。

それでも、「まさか、こんなことになるとは……」という“まさかの坂”がやってくることがあります。そのときは、しょうがない。「なにが起きるかわからないのが人生!」と気持ちを切り替えて対処し、またその坂を上っていきましょう。

精神的な無視を貫く

(まんが:Jam)

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会社のなかにピリピリ、イライラといった重苦しい空気が漂っていることがあります。イライラしている人がいると、影響を受けやすいもの。特に少人数のオフィスだったり、イライラに立場的な圧力が加わったりしていると、こたえるものです。

これは社内だけでなく、家庭のなかでもある光景かもしれません。空気を明るく変えたいところですが、よっぽど大笑いするような強い刺激でもないかぎり、難しいものです。そんなときは、自分だけでもとりこまれないようにするしかありません。

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そして、殺伐とした空気に潤いを与えるように、自分だけは人にやさしい言葉をかけたり、ねぎらったりしてあげましょう。そんな現場こそ、みんなが潤いを求めているもの。自分も穏やかな気持ちになって、人に汚染されないための防御策にもなります。

ただ、問題はイライラの矛先が自分に向けられてきたときです。そのときも、気にしなくていいのです。相手の感情はこちらの責任ではなく、相手自身に責任があります。八つ当たりされたり、「あなたは~だ」と非難されたりしたら、「あら。そうですか?」と聞き流して相手にしないのが、心を害されない最善策。

相手から批判されても、「この人は私とちがう考えなんだ」ということを認めるだけで、流されないこと。どうでもいいことで戦って自分の正義を証明する必要もないでしょう。自分の気持ちは、自分でわかっていれば、それでいいのです。

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提供元:「イライラしやすい人」がとりつかれている考え|東洋経済オンライン

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