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2021.09.28

部屋が片付かない人は「正しい置き場」を知らない|自分の行動をシミュレーションする重要性


(写真:Pangaea/PIXTA)

(写真:Pangaea/PIXTA)

「掃除するのが面倒で続かない」「一人暮らしでの掃除の仕方がわからない」――。スカイトラックスの「世界で最も清潔な空港」で1位に選ばれた羽田空港で、清掃法の指導している新津春子さんが、家の掃除や片付けが苦手な人向けに書いた新著『1か月に1回物を動かせば家はキレイになる』より一部抜粋・再構成してお届けします。

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面倒な掃除を習慣化するコツ

掃除を最初から最後まできちんと全部やろうとすると、疲れきってしまいます。

決まった時間に、1日5分なら5分、10分なら10分行うようにします。短時間でも、ホコリを取るだけで違ってきます。床などの低いところは掃除機で、棚の上などの高いところは拭きます。

とにかく自分にプレッシャーを与えないことが大事です。毎日でなくてもOK。1週間ためて、週に1回でも構いません。1日1回なのか、1日おきに1回なのか、1週間に1回なのか。ただし、1週間に1回はやってください。

掃除を習慣化するには、長く続けられるような時間と周期を決めることが一番のポイントです。その時、基準となるのは、自分の毎日の生活スタイルや仕事の量です。比較的時間のある人もいれば、朝早くから夜遅くまで働いている人もいるでしょう。

仕事で疲れて「掃除なんてムリ」という人も、自分の健康のためにホコリぐらいは取りましょう。休みの日や隙間時間などを見つけて、掃除の時間を設定し、よりよい空間をつくっていきましょう。

慣れるまでは大変かもしれませんが、続けていくうちに頭で考えなくても、体が自然に動くようになります。癖をつけ、習慣にしていくことが大事です。それでも「やっぱりしんどいな」と思ったら、時間や周期を変えてみてください。自分にぴったり合ったペースを探していきましょう。

私が独身で一人暮らしをしていたころは、掃除は今のように毎朝ではなく、1週間に1回、仕事が休みの土曜日に半日かけて行っていました。

一人だと時間もなければ、経済的にも能率的にもよくないなと考えて、当時は洗濯も1週間に1回、まとめて行っていました。二人暮らしになると量も増えて、生活のしかたも変わり、掃除のスケジュールも変えました。

本来は、毎日少しだけ、2〜3分でも掃除をすると、汚れが取れやすいです。とくに、油汚れがつきやすいキッチンはそうですね。時間が経たないうちに掃除をすると、ゴシゴシこすらなくて済みます。

汚れやすさは場所によって差があり、寝室や通路はそれほど汚れないけれど、キッチンとトイレはそのうちにおいも出てきてしまいます。

例えばトイレなら、便器の中にたまった水の中に酸性洗剤を少し垂らしておくと、週に1度しか掃除できない場合でも、菌の繁殖を防いで汚れを取れやすくすることができます。何もしたくないときや忙しいときでも、ほんの一手間、そういったことをしておくだけで違ってきます。

また、お湯を沸かそうとして水がこぼれてしまったときに、濡れタオルでそのあたりをまんべんなく拭くなど、「ついで」に何かやるのもいいですね。朝、メイク中に化粧品がテーブルについてしまったら、その部分だけでなくテーブル全体もサッと拭いてしまえば、それも「掃除」になります。そのように掃除のタイミングを増やしていくのもいいと思います。

習慣化するためにもう一つ、ぜひ覚えておいてもらいたいポイントは、掃除をしたあとに必ず自分を褒めること。毎回、声を出して褒めてください。

「今日も頑張りましたね」
「キレイになりました」
「いい運動になりましたね」

自分で自分にしっかり声をかけてあげてください。それによってモチベーションが上がります。人間はずるいから、1回さぼると、それが2回、3回と続いてしまうものです。私は1回さぼってしまったら、その後に倍の分の掃除をやることにしています。

「物のレイアウト」は自分の行動が基準

最初のうちは、どれだけ物や洋服が増えていくのかわからず、気づいたときには、家の中に物があふれてホコリまみれ……という場合が多いと思います。

一人暮らしを始めるとき、まず想像で、家具や物の配置を決めていると思います。その後、実際に生活するなかで、必ず使いにくいところが出てきます。家にいるときの自分の動き方、よく使う物と使わない物など、最初に配置を決めたときに気づかなかったことが現れてきます。

もう一度、家の中の物をレイアウトしなおすことが大切です。

まず、家の中での自分の行動をシミュレーションしてみましょう。朝起きてから家を出るまで、また、帰宅後の様子も思い出してみてください。どこで着替えて、その次に何をしているかなど、自分の動線をたどっていきます。

そのうえで、どこに何があると便利なのか、どの場所にどれを置くと自分にとって一番ラクなのか、考えてみてください。その基準で、新たに物の置き場所を決めます。

例えば、家のカギ一つでも、その人に合った置き場所は違います。わが家は夫がカギの置き場所を決めてくれたのですが、私はいつもその場所を通りすぎてしまい、自分の身の回りに置く癖が抜けずにいます。

物の置き場所を決めたら、その位置を「固定」します。固定したら、使ったあと、必ずそこに戻します。それさえ守れば、散らかることはありません。

クローゼットに服以外を入れてもいい

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マンションなどで、クローゼットの位置が固定されていて、使いづらさを感じる場合は、別の場所に洋服を置き、クローゼットには別の物を入れて使うほうがいいと思います。

家具や物の配置が自分に合っていないまま生活していると、だんだん片付けをしなくなり、掃除をするのが大変になってしまいます。

例えば、よく座るソファーのまわりが汚れやすいな、ゴミを捨てに行くのがおっくうだなと気づいたら、ソファーのそばにゴミ箱を置きます。それだけでも、ムダな動きを減らせて、ラクに心地よく過ごせるようになってきます。

自分に合った空間をつくっていくと、同じ部屋、同じ物なのに、不思議なくらいガラッと変わります。居心地の良さがアップし、心も体もラクに過ごせるようになります。

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提供元:部屋が片付かない人は「正しい置き場」を知らない|東洋経済オンライン

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