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2021.08.19

白髪に悩む人が知らない「お風呂」のポイント7つ|髪の洗い方やシャンプーの選び方などを解説


(写真:Ushico / PIXTA)

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白髪の増えた髪を見て「自分も老けたなあ」と肩を落としていませんか?見た目が気になるのはもちろん、髪が伸びるたびに白髪染めをするのは手間ですし、頻繁に理容室・美容室に通うとなると費用もかかります。

そんな「白髪が改善できたら」という多くの声を受けて、白髪予防・改善の方法を模索してきたのが、理容師であり、日本最多のヘッドスパを経営する辻 敦哉氏。

辻氏の近著『白髪は防げる!』から一部抜粋・編集し、白髪対策に有効な洗髪の方法についてお伝えします。

私は、自身が白髪に悩まされた経験と、理容師やヘアサロンの店長、日本最多となったヘッドスパ専門店の経営を通して行ってきたおよそ1万人の白髪のお客様へのサポートなどから、白髪を染めるだけでなく、「白髪を改善する」方法を模索し、可能性を見出してきました。

もちろん老化や遺伝はあると思いますが、日々の生活での小さな心掛けによって、白髪の状態は大きく変わることが分かったのです。

 まず大事なことは、不足しがちなタンパク質やミネラルを補うこと、血流を良くすること。前回、前々回の記事でお伝えしたポイントを優先しつつ、今回は、そのうえで行うと効果的な「洗髪」のポイントについてお伝えしましょう。

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(1)水道水中の塩素をできるだけ避ける

多くの人が意識せずに行っている、頭皮と髪に悪い習慣の一つが「塩素を浴びること」です。

日本では、各家庭の水道の蛇口に水が届くまで「消毒された状態」が保てるように定められているため、塩素の濃度が比較的高くなっています。そのため、シャンプーをするときに塩素がたっぷり含まれた水を使うと、頭皮の常在菌まで殺菌され、正常な発毛のサイクルが乱れます。

また塩素は、水と反応して活性酸素の1種である次亜塩素酸を発生させます。次亜塩素酸という活性酸素は、毛根を攻撃し白髪や薄毛の原因となります。

さらに塩素は、タンパク質を分解し正常な細胞を壊す毒でもありますから、頭皮の状態だけでなく髪の毛のコンディションも荒らしてしまうのです。

塩素をできるだけ避けるためには、シャワーヘッドを塩素除去のタイプに変えることです。ただ、どうしても市販のシャワーヘッドが合わない場合は、お湯に入れると塩素を除去するタブレットが販売されていますので、そちらを入れた湯船のお湯で洗うといいでしょう。

(2)髪の毛と頭皮全体をお湯で流す「予洗い」をする

具体的な髪の洗い方ですが、まずお湯の温度は37〜39℃に設定。汚れはしっかり落としながら皮脂は取り過ぎないようにしたいので、熱すぎずぬるすぎずの温度がいいのです。

60秒ほどかけてじっくりと流すことで頭皮を温め、汗やホコリなどの水溶性の汚れを取り去ります。おでこの上からえりあしまで、まんべんなくお湯をかけて流しましょう。

(3)1回目はゴシゴシとこすらない

髪は「2回洗い」が基本です。1回目は、皮脂やスタイリング剤などの油溶性の汚れを落とします。手にシャンプーをとって泡だて、頭皮全体に泡を押し付けてから流しましょう。

このとき、頭皮をゴシゴシこする必要はありません。なぜなら、シャンプーに配合されている界面活性剤は、泡が汚れを吸着する仕組みになっているからです。

むやみにこすると頭皮の角質層を荒らすだけでなく、健康な髪の毛が生えるための環境を整えている皮脂膜が、過剰に奪われてしまいます。すると血液で運ばれた栄養は、頭皮の状態を回復させるために使われてしまい、黒いしっかりとした髪の毛を育てるためのパワーが減ってしまうのです。
食器を洗うときも、洗剤をしっかり泡だてていれば、ゴシゴシこすらなくてもほとんどの汚れは落ちますよね。逆にこすりすぎると、コップやお皿は傷つきやすくなりませんか。

(4)2回目は、マッサージをしつつ洗う

2回目に、白髪に対抗する頭皮環境を整えます。シャンプーの泡を頭皮になじませながら、1〜5分ほど頭全体をマッサージして血流を促しつつ洗い流しましょう。

頭の筋肉と頭皮は、重力によって常に下に引っ張られてこわばりがちです。それなのに、腕や脚とは異なり動かすことができないため、どうしてもこりやすく血行が滞りやすい。

そのため洗髪時には、できるだけ頭の筋肉と頭皮を上に持ち上げてマッサージしてほぐしてあげることが大切です。また、重力で引っ張られて縮んだ毛穴を押し上げて開くことで、余分な皮脂が押し出されやすくなります。

手根(手のひらの付け根にあるふくらんだ部分)を使い、ギュッギュッと上に持ち上げるようにマッサージしたあと、後ろ回りに円を描くように回しましょう。

頭の前と横については、両肘をつきながら行うと力が入りやすくなります。風呂場では、バスチェア(イス)に座って、両腿に両肘をつくとやりやすいでしょう。バスチェアがない場合は、風呂場の床に直に膝を立てながら座って、両腿に両肘をつければできます。

(5)シャンプーはできるだけ天然成分由来を

まず、白髪にいいシャンプーやコンディショナー、そして整髪剤などの正しい選び方の基本は「地肌につけるものは、できるだけ天然成分を選ぶ」ということ。髪の毛と地肌を洗うシャンプーは天然に近いものをチョイスし、髪の毛だけにつけるコンディショナーや整髪剤などは、仕上がりの好みで選んでもさほど大きなダメージはありません。

シャンプーには、洗浄成分として界面活性剤が配合されています。界面活性剤は大まかには、「高級アルコール」「アミノ酸」「石鹸」の3種類。
このうち「高級アルコール」は、一般的に合成の界面活性剤といわれ、洗浄力が特に強く、必要な皮脂まで取り去り、頭皮を保護する常在菌を殺してしまいます。

「高級アルコール系」の界面活性剤には「ラウリル硫酸○○(ナトリウム、など)」「ラウレス硫酸○○」「ラウリスベンゼンスルフォン酸ナトリウム」などがあります。成分表示を見て、これらの成分が配合されているシャンプーは避けたほうがいいでしょう。

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ただし、高級アルコール系に属するものの、「○○カルボン酸」と表示されたもの(ビューライト系と呼ばれています)でしたら、適度な洗浄力がありつつも刺激がトップクラスで低いため、覚えておくといいでしょう。「ココイル○○」「○○タウリン」「○○ベタイン」などは、天然の植物からつくられた「アミノ酸」で、頭皮に優しいのでお勧めです。

石鹸については、頭皮への刺激は少ないです。ただし、スタイリングやコンディショニングの成分が入っていないので、髪がきしむことがあり、髪が長い人には影響が大きいでしょう。

なお石鹸といっても、純石鹸に限ります。純石鹸とは、水と、「石けん素地」か「カリケン素地」のみが成分表示に記載されているもの。それ以外の成分が入ったものは純石鹸とはなりません。

(6)コンディショナーは成分にこだわらなくても良い

一方で、コンディショナーや整髪剤は、天然成分にこだわらなくても大丈夫。髪の毛は、死んだ細胞が押し出されて伸びたものであるからです。髪の毛につけるものが、これから生えようとする髪や、できるかもしれない白髪に対して影響を及ぼすことはありません。

天然成分由来に限定すると、どうしても「見た目の仕上がりや手触りがイマイチ」ということがあります。髪の毛がギシギシ、ゴワゴワして状態が悪くなってしまっては、気分も憂うつになりますし見た目にも影響します。ですからコンディショナーや整髪剤などは、好みの香りや仕上がりになるものを選ぶといいでしょう。

ただしコンディショナーや整髪剤は、地肌にはつけないこと。特にほとんどのコンディショナーは、髪の毛の状態を整えるためのものであり、頭皮を健康に維持したり栄養を与えたりするものではないからです。

(7)38~39℃のぬるま湯に最低5分つかる

毎日の入浴は、白髪を改善するいいチャンス。シャワーだけで終わらせず、5分でもいいので湯船につかりましょう。湯船につかることで、頭皮などの末端まで血流を促し、さらに副交感神経を活性化して、ストレスをやわらげることができます。

お湯の温度は42℃以上だと交感神経を刺激しますので、38〜39℃のぬるめに設定し、じんわりと血行を促しましょう。時間があるときは20分以上、ゆっくりとつかってリラックスします。

お湯につけて絞ったホットタオルを首にあてて温めたり、前述の頭皮マッサージやツボ押しを行うと、白髪対策としてより効果的です。腎臓やホルモンの働きを高めるゼラニウムオイル、スイートオレンジオイル、ラベンダーオイルなどのアロマオイルを湯船に2~3滴垂らすのもいいでしょう。

血管を拡張させる効果のある炭酸水を入浴中に飲むことで、血流が改善されるので、湯船につかりながら飲むのもお勧めです。

シャンプーで落とせない汚れがあるのを知っていましたか? それは、「過酸化脂質」。過酸化脂質とは、皮脂が分泌されてから時間が経って酸化した汚れのこと。皮脂は、汗やホコリだけでなく、シャンプーやコンディショナーなどの流し残しと混ざり、少しずつ過酸化脂質に変わります。
過酸化脂質を取り去るためにはスペシャルケアが必要です。そのケアこそ、以下でご紹介する「オイルパック」なのです。オイルパックのやり方はとてもカンタンで、次の4ステップです。

オイルパックの方法

【ステップ1】髪の毛全体をお湯で流す

37~39℃のお湯でざっと汚れを落とすと同時に、オイルが必要以上に髪の毛に吸収されるのを防ぎます。乾いた髪にオイルを塗ってマッサージをすると、髪や頭皮が摩擦を起こしてしまいます。

【ステップ2】オイルを塗る

頭頂部から放射状に、10本くらいのラインを描くように、オイルを頭皮全体に広げます。

【ステップ3】マッサージをして、15分間放置する

マッサージをしてオイルをしっかりと頭皮になじませます。マッサージは先述の「(4)2回目は、マッサージをしつつ洗う」と同じです。
マッサージが終わったら、15分放置します。このとき、蒸しタオルで頭部を巻くと、汚れが浮き出しやすくなります。

蒸しタオルは、次の手順で用意できます。
1)フェイスタオルを水でぬらす
2) タオルを水がしたたらない程度に絞る
3) タオルを三つ折りにし、ビニール袋に入れる
4) 電子レンジで1分程度(冬期は20秒ほどプラスしてもよい)、500Wで加熱する。やけどしないくらいに冷ましてから使う

【ステップ4】洗い流す

37~39℃のお湯でざっと流した後、シャンプーで洗い流しましょう。

「オイルパック」の効果を最大限に引き出すための、重要なポイントが2つあります。

(1) 植物性の天然成分100%のオイル(ホホバオイル、アーモンドオイル、セサミオイル、アボカドオイル、オリーブオイルなど)を選ぶ。一方で、ベビーオイルなどのミネラルオイルは、肌に浸透しにくく汚れを浮かしにくいので避けたい

(2)頭皮全体がしっとりするよう、オイルは1回に20㎖とたっぷり使う。「もったいない」「ベタつくかも?」と量を少なくすると、酸化汚れが浮き出しにくくなってしまいます。

これまでに蓄積した酸化汚れを集中的に取り去るためには、まず1週間に1回、おおよそ1カ月に4回はオイルパックを行います。頭皮が整ったら、月に2〜3回のペースで続けていくといいでしょう。

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提供元:白髪に悩む人が知らない「お風呂」のポイント7つ|東洋経済オンライン

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