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2021.07.19

注目のスーパーフード「米ぬか」は栄養満点。手軽においしく摂る方法は?


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目次

1. スーパーフードとは
2. 米ぬかや納豆も!日本の食文化から生まれた「ジャパニーズスーパーフード」
3. どうやって食べる?知られざるスーパーフード「米ぬか」
4. パウダータイプだから簡単に摂れる!「ライスブラン生活」のススメ

最近話題になっている「スーパーフード」をご存じですか?これは、少しの量でも栄養価が高く、自然由来の食材のこと。「キヌア」や「アサイー」「チアシード」などの食材の名に聞き覚えるのある方もいらっしゃるかもしれませんね。海外セレブなどが取り入れ話題となりましたが、実は、日本で昔からある「米ぬか」もジャパニーズスーパーフードとして指定されています。

お米を精製する際に取り除かれてしまうスーパーフード「米ぬか」を、生活に取り入れてみませんか?専門家に、スーパーフードや米ぬかの上手な摂り方について伺ってみました。

監修者プロフィール

勝山亜唯美(かつやま あゆみ)

一般社団法人日本スーパーフード協会 代表理事。スーパーフードマイスター、オーガニックアドバイザーなどの専門家を育成するアカデミーの運営、商品プロデュース、推奨マーク制度、ジャパニーズスーパーフード(日本伝統自然食)など、国内外におけるスーパーフードの普及やプラットフォーム作りに取り組んでいる。

https://www.superfoods.or.jp/ ※外部サイトに遷移します

スーパーフードとは

スーパーフードとは1980年頃に米国で生まれた言葉で、2000年代には数多くの書籍で紹介されるようになり、世界に広まりました。日本スーパーフード協会の勝山さんによると、「健康によい栄養分を豊富に含み、主に植物性の食品」のこと。

「少しの量で栄養が摂れ、その土地に自生していたナチュラルなものを指します。昔は現地の人しか食べられなかったものでも、農業として生産量を増やし、長期保存ができる加工技術が進んだことで世界中に流通して広まっていきました。また、スプーン1杯で特定の栄養素が1日分取れるなど、コストパフォーマンスが高いのも特徴です」

普段の食事の補助として使われることが多いため、一般的な食品とサプリメントの間のような位置づけと考えるとわかりやすそうです。

「スーパーフードは『ホールフード』、つまり食物全体を食べるという考え方にも通じますね」

その土地で安心できる食物としての歴史が長く、安全性に信頼がおけるというのも大事なポイントです。

代表的なスーパーフード10種に、以下のようなものがあります。

・スピルリナ
・マカ
・クコの実(ゴジベリー)
・カカオ
・チアシード
・ココナッツ
・アサイー
・カムカム
・ブロッコリースーパースプラウト
・麻の実(ヘンプ)

スーパーフードは、少しの量でたくさんの栄養が摂れます。

スーパーフードは、少しの量でたくさんの栄養が摂れます。

米ぬかや納豆も!日本の食文化から生まれた「ジャパニーズスーパーフード」

日本にも、土地に根差したスーパーフードがあり、「ジャパニーズスーパーフード」と呼ばれています。

「ジャパニーズスーパーフード」として、日本スーパーフード協会が挙げているものを紹介します。

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「アメリカが発祥のスーパーフードに対して、当協会が提唱しているのが『ジャパニーズスーパーフード』です。玄米や米ぬか、味噌など、日本にも優れたスーパーフードがたくさんあります」

玄米や米ぬか、味噌など、日本にもスーパーフードはたくさん。

玄米や米ぬか、味噌など、日本にもスーパーフードはたくさん。

身近な食品が実はスーパーフードだったんですね!新しいスーパーフードにチャレンジするだけでなく、なじみのある食品の摂り方を見直すことも健康へのヒントになりそうです。

どうやって食べる?知られざるスーパーフード「米ぬか」

ジャパニーズスーパーフードの中でも、今回注目したいのが「米ぬか」。米ぬかといえば、ぬか漬けや、筍のあく抜き、ガーデニングの肥料など、脇役のイメージが強いのではないでしょうか?

玄米の表面を削って精米する際に出る米ぬかは、実は栄養の宝庫。玄米が持つ栄養の約80%は米ぬかに含まれています。特に、エネルギー代謝に関わるビタミンB群が豊富に含まれているので、疲れを感じる方におすすめです。さらに、コレステロールが気になる方にもうれしい、米ぬか独自成分の「γ-オリザノール」や、抗酸化作用がある「フェルラ酸」を含有するなど、さまざまな栄養素が含まれる日本のスーパーフードなのです。

米ぬかはぬか漬けなどに使われるイメージが強い。

米ぬかはぬか漬けなどに使われるイメージが強い。

一方で、食材としてのイメージが薄い米ぬか。特有のぬか臭さや、酸化しやすいことから、食材として使われず、その多くが精米時に廃棄されているのが現状です。最近ではフードロスの観点から、廃棄されるはずの食材をより付加価値の高いものとして生まれ変わらせる「アップサイクル食品」としても注目されています。ケーキ、クッキー、ドレッシング、ふりかけなど、ひと手間加えることで実はおいしく食べられます。

しかし、生の米ぬかを利用するには手間がかかる、入手できる場所が限られる、日持ちがしないなど扱いづらい面もあります。

パウダータイプだから簡単に摂れる!「ライスブラン生活」のススメ

そんな米ぬかですが「アメリカでは、『ライスブラン』といって市販の米ぬかパウダーを使っている方が多いですよ」と勝山さん。パウダータイプの商品は、保存しやすく料理に取り入れやすいのが特徴です。

「パウダータイプの米ぬかは、お米屋さんに売られているものと違い、加工技術を駆使して、よりおいしく食べるために作られています。摂り方のコツは、調味料のようにキッチンに置いて日常的に使うこと。日本スーパーフード協会では『塩・コショウ・スーパーフード』というのを合言葉として推奨しています」

健康道場の「ライスブラン生活」はパウダー状。気軽に食事の栄養価をアップできます。

健康道場の「ライスブラン生活」はパウダー状。気軽に食事の栄養価をアップできます。

サンスターの健康道場から誕生した「ライスブラン生活」は、まさにパウダータイプの米ぬか食品。米ぬか=ライスブランをパウダーにしてスティックパウチ化。3包で玄米一膳分の栄養(※)が摂取できます。

「ライスブラン生活」を常備しておけば、水や豆乳などの飲料に溶かしたり、調味料のように料理の材料として使用したりトッピングするなど、米ぬかをいつでも手軽に食べることができます。いろいろな料理で摂り方を工夫してみるのも楽しそうですね。

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「ライスブラン生活」を使って、トーストやヨーグルトなど、さまざまなアレンジが楽しめます。

>>「ライスブラン生活」を使ったレシピはこちらから ※外部サイトに遷移します

※ 本品3袋あたり、食物繊維、鉄、マグネシウム、ビタミンB6、ナイアシンを玄米ごはん1膳(150g)分とることができます。

取材・記事 栃尾江美

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記事提供:クラブサンスター

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提供元:注目のスーパーフード「米ぬか」は栄養満点。手軽においしく摂る方法は?|クラブサンスター

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