2019.11.06
コンビニで水を買うのは〇円損?Amazonやウォータサーバーとの価格差を調査
【画像出典元】「iStock.com/itakayuki」
目次
・コンビニでミネラルウォーターを買い続けると、年間4万3800円の出費に
・水の値段を比較!「ウォーターサーバー」、「浄水器」、「Amazon」どれが安い?
・一番コスパの良い水の買い方は?「味」や「ミネラル」も踏まえて選ぼう
・500ml、1Lよりも2Lの商品の方が値段が安いのはなぜ?
コンビニに行くたびに「ミネラルウォーター」や「天然水」を買っていませんか。実はこのコンビニの水、年間で換算すると4万円以上もの大きな出費となるんです。今回は、コンビニで販売されているペットボトルの水の価格事情を交えつつ、コスパの良い賢い水の買い方を紹介していきます。
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コンビニでミネラルウォーターを買い続けると、年間4万3800円の出費に
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コンビニでは500mlの「ミネラルウォーター」や「天然水」が、約100円~120円で販売されています。仮にコンビニで1本120円のミネラルウォーターを毎日買う生活を送ると、年間で120円×365=4万3800円もの出費となります。およそ32型の液晶テレビが1台買えてしまう額ですね。
水の値段を比較!「ウォーターサーバー」、「浄水器」、「Amazon」どれが安い?
それでは一番安く水を購入できるのは「ウォーターサーバー」「浄水器」・「Amazon」「コンビニ」のうちどれになるでしょう。
ウォーターサーバー
ウォーターサーバーの場合、維持費の安い機器であれば、500mlあたり約60円で水が飲めます。
<コスパ比較>
コンビニ・・・500mlで約100円~120円、1年間で約4万3800円(500ml×365日)
ウォーターサーバー・・・・500mlで約60円、1年間で約2万1900円(500ml×365日)
※ただしウォーターサーバーの場合、月々サーバーレンタル料が発生したり、途中解約時に高額な解約料が発生したりするケースもあるので、費用は一概にはいえない部分もあります。
浄水器
浄水器本体は、安いものであれば約3000円~で販売されています。本体購入後は水道水の蛇口に装着すれば、いくらでも水が飲めます。
ただし、浄水効果を十分に得るには定期的にカートリッジの交換が必要となり、カートリッジ代が月々あたり約1000円ほど掛かります。
<コスパ比較>
コンビニ・・・1年間あたり4万3800円(500ml×365日、500mlあたり約100円~120円)
浄水器・・・・1年間あたり約1万5000円(本体3000円+カートリッジ代1万2000円(1カ月あたり平均1000円×12カ月))
※なお、浄水器の場合は別途水道代が必要になりますが、水道水は500mlあたり0.1円程度ですので、仮に365日毎日飲んでも年間の水道代は数十円足らずです。
Amazon
ネット通販大手「Amazon」の場合、12本ケースや24本ケースをまとめ買いすると、500mlあたり約70円でミネラルウォーターが購入できます。
<コスパ比較>
コンビニ・・・1年間で約4万3800円(500ml×365日、500mlあたり約100円~120円)
Amazon・・・1年間で約2万5550円(500ml×365日、500mlあたり約70円)
Amazonの場合、コンビニで販売されているのと同じ商品であるのにも関わらず、ひと回り安く購入できるのがメリットです。
一番コスパの良い水の買い方は?「味」や「ミネラル」も踏まえて選ぼう
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それでは、結局のところ水はどのように買うのが一番良いのでしょう。
値段を重視するのであれば、前述の通り「浄水器」が安上がりです。ただし浄水器は、あくまで水道水に含まれる有害物質を浄水する機器ですので、味やミネラル成分は期待できません。
一方、「ミネラルウォーター」や「天然水」は、特定の水源から採水したミネラルたっぷりの水を使っているので、味はおいしく、ミネラル成分も豊富に含まれているメリットがあります。
したがって、味や成分も重視するのであれば「ウォーターサーバー」もしくは「Amazon」が選択肢となってきます。
ウォーターサーバーの場合は設置スペースも取り、契約すると毎回業者からミネラルウォーターの配達も行われることになりますので、なかなか手軽に導入できるものではありません。
「もっと手軽に購入したい」、「だけどコンビニより安く買いたい」、「味や品質も大事」それらも満たしてくれるのは、消去法でAmazonのようなネット通販となります。
500ml、1Lよりも2Lの商品の方が値段が安いのはなぜ?
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コンビニでは、500mlや1Lの水よりも大容量である2Lの水の方が安く販売されていることがあります。同じ銘柄の水であってもです。
なぜこのような逆転現象が起きているかというと、もともとの原因はスーパーにあるようです。スーパーでは2Lの水を求める客が多いため、特売セールを繰り返すうちに、いつしかその安い価格が当たり前になってしまったのだそう。ついにはコンビニ側もスーパーの「実勢価格」に合わせるようになり、結果的にコンビニの2L商品も安くなってしまったようです。
とはいえそれはマーケティング競争の話となり、私たち消費者にとってはむしろお買い得な話となります。水の費用を節約したい方は、極力500mlではなく2Lの商品を狙うのが良いでしょう。
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以上、賢い水の買い方についてご紹介しました。コンビニで売られている500mlの水は、一見安そうに思えますが毎日のように買い続けるとばかにできない出費となりえます。コンビニで水をよく買う人は、この機会に別の買い方を検討してみてはいかがでしょう。
記事提供:ウェブマガジン「mymo」
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