2018.04.26
たんぱく質たっぷり、豚肉のスパイス煮ー賢く学んで・つくって・キレイになるレシピ
豚肉のスパイス煮 焼きりんご添え(354kcal)
材料(ひとり分)
豚肩ロース 80g
玉ねぎ 1/2個
リンゴ 1/4個
クローブ 2~3個
ローリエ 1枚
シナモン 少々
水 200cc
酒 50cc
粒マスタード 小さじ1
オリーブオイル 小さじ1 パセリ (あれば) ひとつまみ
つくり方
1、豚肉・水・酒を耐熱容器に入れて蓋をし、レンジにかける(600wで9分)。
2、リンゴはくし切りにして芯を取り、オリーブオイルをかけてフライパンで焼き、焼き色がついたら取り出す。
3、鍋にスライスした玉ねぎと豚肉・ゆで汁・クローブ・ローリエ・シナモンを入れて水分がほぼなくなるまで煮込む。
4、皿に3と焼いたリンゴを盛りつけ、脇に粒マスタードを添える。刻んだパセリをのせる。
きのことわかめのサラダ(55.7kcal)
材料(ひとり分)
しいたけ 1個
エリンギ 小1本
玉ねぎ 1/4個
塩蔵わかめ 3g
しょうゆ 小さじ1/4
オリーブオイル 小さじ1/4
レモン汁 少々
MIXリーフ(あれば) 少々
つくり方
1、しいたけはくし切りに、エリンギは1cm角に切り、フライパンに入れて弱火でじっくり炒める。
2、キノコから水分が出てきたら、みじん切りにした玉ねぎを入れてさっと炒める。
3、わかめは水戻しし、水気を切り2cmに切る。
4、2とわかめをボウルに入れてしょうゆ・オリーブオイル・レモン汁と合わせ器に盛り、MIXリーフを飾る。
美をつくるポイント
豚肩ロースはビタミンB群を豊富に含むたんぱく質豊富な食材です。くだものやスパイスとの相性が良いので、からだを温めるスパイスと合わせて煮込みました。クローブは強い鎮痛作用や抗菌作用、胃腸を温める効能があるので、冷えが原因の胃腸トラブルや食中毒、下痢、消化不良などの症状、胃腸の不調が原因の口臭改善、冷えから起こる関節炎やリウマチの改善にも役立ちます。独特の香りはオイゲノールという成分で抗酸化作用が高く、からだの老化を抑えて動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を改善するとされています。
またシナモンも血糖値を下げる作用や脂肪燃焼効果もあるとされています。スパイスを使うことで塩分が抑えられ減塩にもつながります。きのこや海藻は食物繊維を豊富に含み腸内環境を整えます。たっぷりとお肉を食べても、食べ合わせで体調管理ができます。
堀知佐子(ほり・ちさこ)
管理栄養士・食生活アドバイザー・アンチエイジング料理スペシャリスト。レストラン「Le Rire(ル・リール)」シェフ。京都の調理師学校で教鞭をとった後、京料亭「菊乃井」の物販事業部責任者を経て、2010年株式会社「菊の井」常務就任。08年アンチエイジングをコンセプトとしたレストランを開業。料理教室の開催、地方自治体アドバイザー、講演など、食と健康をテーマに幅広く活動。著書に『みそと野菜でアンチエイジング』『100歳まで錆びない栄養レシピ』など多数。
※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の判断と責任において行なってください。
【あわせて読みたい】 ※外部サイトに遷移します
【特集/現代人のための“菌活”】 おなかの菌が喜ぶ生活アイディア
【特集/現代人のための“菌活”】 腸内環境を整えるキーワード、乳酸菌と食物繊維
【特集/現代人のための“菌活”】 モデル菜月さんの発酵ライフ<前編>
提供元:たんぱく質たっぷり、豚肉のスパイス煮|ワコール ボディブック