2018.04.15
キャベツは一玉まるごとで買って、冷蔵庫保存がオススメ!
厚生労働省が2015年に発表した「日本人の野菜摂取状況に関するランキング( *1)」によると、大根や玉ねぎについで、3位にランクインしているキャベツ。家庭の食卓でも、季節を問わず登場頻度の高い野菜のひとつです。
野菜に含まれる栄養素は、空気にふれた切断面から失いやすい傾向があります。栄養学の観点から考えれば、購入してすぐ調理する場合を除き、野菜はカットされていないものを購入するほうがオススメです。
特にキャベツに関しては、保存方法が適切なら2~3週間は生食出来る鮮度を保つことができるため、まるごと1つを購入したほうが栄養面・経済面から言ってもお得です。また、キャベツ特有の栄養素であるビタミンUは、冷温保存によって、特に中心部に近いあたりで増加するという研究発表 (*2)もあります。
保存のコツを覚えて、栄養満点のキャベツをご家庭でも楽しんでみるのも良いかもしれませんね。
コツ1:置き方に少しの工夫を
キャベツは、芯が下になるように置いて保存すると良いとされています。
実は野菜にも、上下の感覚があるということが様々な研究からわかってきました。そのため、上下の状態が正しくないと、修正しようというチカラが働きます。もちろん、出来る範囲で構いませんが、自生している状態に似た位置関係で保存してあげると、劣化のスピードが遅くなると言われています。つまりキャベツの場合は、芯が下になるように置くと尚良し、ということになります。
コツ2:芯の部分にも、ちょっとした気遣い
野菜には、収穫された後も成長しようとするチカラがあります。特に芯の部分には、そのパワーが多く集まるため、小さなペティーナイフなどで、芯を切り抜いて、水を染み込ませた脱脂綿か、キッチンペーパーを詰めて置くと、より保存状態が良くなると言われています。
コツ3:乾燥から保護。新聞紙などを上手に活用
一玉の状態なら新聞紙で軽く包みビニール袋に入れます。また使う時は、外側の葉っぱから剥がすように消費するのがおすすめです。
2分の1や4分の1にカットしたものは、断面に少し湿らせたキッチンペーパーでぴったりと保護し、ラップでしっかりと包んで保存します。
消費者庁の調べによると、家族4人の一般家庭の食品ロスは、金額にすると年間6万円を超えるという試算もある(*3)ようです。上手に保存し、栄養も家計も無駄をなくしてゆきたいですね!
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参考出典 ※外部サイトに遷移します
*2 プロジェクト研究「ブランド・ニッポン」6系(野菜)研究成果トピックス集
記事提供:サンスター 健康道場
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提供元:キャベツは一玉まるごとで買って、冷蔵庫保存がオススメ!|サンスター 健康道場