2018.03.12
格好良くスーツを着こなすには、どこを注意すればいい?【かんたんビジトレ#6】
スーツの着方にはコツがあった! そのポイントを大解説
皆さんこんにちは。毎日「ビジトレ」やっていますか? 忙しくて毎日エクササイズできないという方も、2日おき、3日おきで全然構いませんので、とにかくコツコツ続けましょう。そうすれば次第にカラダは変わっていくはずです。
さて6回目の今回は、少し趣向を変えて格好良くスーツを着こなすためのポイントをいくつか紹介したいと思います。ちょっとした部分を意識するだけでも、周りからの見え方が大分変わってくると思いますよ。
コツ1:スーツのジャストサイズを知ることがカギ
まず1つ目は、スーツはなるべくジャストサイズで作ってほしいということ。
体型が年々太めになっていったり、「どうせそのうち太るし……」と、多くの方はスーツを新調する時にオーバーサイズにしてしまいがちです。しかし、そもそもブカブカのスーツというのは不格好なもの。
スーツのシルエットに関してはシーズンごとのトレンドも反映されますが、そのあたりは店員さんにアドバイスを受けつつ、基本的にはその時点でのジャストサイズを選んでほしいのです。
ジャストサイズのスーツは何より着た時に気持ちがビシッと締まります。またジャストサイズを着ていることで「このスーツをずっと着るためには節制しないと」という意識が働くのも大きいもの。自然と暴飲暴食に気を付けるようになるでしょうし、エクササイズへの意識も高まるはず。
つまり、メンタル面の効果が大きいのです。もしエクササイズのおかげで痩せてジャストサイズじゃなくなったら、今度はその部位に筋肉をつければいいのです。
パンツの丈にも少々注意が必要です。
最近ではジャストサイズで、おしゃれなソックスを見せるのもトレンドですが、靴に1cm程度かかるくらいの長さにしておくと、少しだけ足が長く見えていいですよ。
コツ2:ベルトの締め方1つで印象は変わる
2つ目はベルトの締め方。
お腹が出ているとついベルトをギュッと締めてごまかしがちですが、結局ベルトの上下の脂肪がボコッと出る形になり、かえってウエストの太さを目立たせてしまうのです。また、長時間キツく締めているとストレスだって溜まってしまいますよね。
なので、ベルトはキツく締める必要はありません。
ちょうどいい具合に締めたうえで、これまで述べているように胸や肩、背中の筋肉を鍛えてボリュームアップする方が、全体のシルエットを格好良く見せることにつながるのです。
コツ3:袖から見えるシャツは美しさを演出する武器
最後は細かいことですが、ジャケットの袖から1センチ程度シャツの袖を出すのもジャストサイズ感を出すポイント。
加えて、スーツはネイビーやグレー系などのダークカラーを選ぶようにすると、自然とラインがシュッとして見えます。また、最近はストレッチ素材で作られたスーツもかなり出回っているので、新調する際はおすすめしたいところ。
ピッタリめで着ていても生地が伸びる分全然キツくないですし、手足の動きも楽ですよ。
ジャストサイズを着ることで身体を鍛えるモチベーションにもつながる
今回挙げたポイントは、普段着を選んだり着こなすうえの参考にもなると思います。
さらに、ジャストサイズのスーツを着たことで、もっと似合う身体をつくりたいというモチベーションアップにも繋がります。
この春に合わせてスーツの新調を考えていた方は、ぜひ参考にしてみてください。
では、次回をお楽しみに!
トレーナープロフィール
■山下晃和(やました・あきかず)
幅広いジャンルで活躍する肉体派ファッションモデル。パーソナルトレーナー資格NASMを取得しており、トレーナーとしても活動中。世界各国を自転車で旅した経験を持ち、トラベルライターとして数多くの雑誌に寄稿している。著書に『自転車ロングツーリング入門』(実業之日本社)がある
山下晃和公式サイト ※外部サイトに遷移します
著者プロフィール
■黒田創(くろだ・そう)
フリーライター。2005年から雑誌『ターザン』に執筆中。ほか野球系メディアや健康系ムックの執筆などにも携わる。フルマラソン完走5回。ベストタイムは4時間20分。
(監修医師:石原藤樹先生) ※外部サイトに遷移します
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