2017.07.04
妊娠中も、子どもが増えても仲良し!夫ができる夫婦円満のコツ【パパ代表!照英さんインタビューその2】
妊娠、出産は奥さんの一世一代の大仕事。
無事赤ちゃんが生まれて安心したのもつかの間、授乳や夜泣きなどの疲労やストレスで、気づけば体力的にも精神的にもいっぱいいっぱいに。
夫婦円満どころか旦那さんは放置状態で、お互いの相手に対する不満が募るばかり・・・では困りますね。
出産も育児も奥さんだけの仕事ではなく、夫婦一丸となって取り組むもの。ただ世間ではお互いの不平不満が放出し、夫婦仲が悪くなって離婚にまでに発展してしまうケースも多々あるようです。
そこで今回は結婚生活11年、愛妻家のイクメンタレントとして知られる照英さんに「夫ができる、夫婦円満でいるためのコツ」を伺ってみました!
照英さんの熱い夫婦観は、世の旦那様はもちろん、奥様も必読ですよ。
照英さんインタビューその1はこちら『妊娠中の妻の「ここが変わった!」夫として協力できること』
妻の「24時間育児」を労うことが夫のスタートライン!
基本的に、奥さんの家事育児は「24時間休みなし」ですよね。これって相当な重労働ですよ。旦那さんはまずそのことを理解してあげるところから入らなければいけないと思います。外の仕事はオンオフが切り替えられるけれど、家事にはそれがない。だから旦那さんが奥さんのオフを作ってあげることが大事です。
うちの場合は妻が温泉好きだったので、休みになると食事に行くかのような気軽さで温泉に行きましたね。奥さんを育児から解放してあげる時間を作ってあげようとしていました。妻は長時間温泉にひたすら浸かっていましたし、きっといい気晴らしになっていたと思います。
1日2回の電話でまめにコミュニケーション
次に大切なのが、やはり夫婦間のコミュニケーションです。
僕は仕事柄1年の半分は家にいないのですが、どこにいても朝、家族が家を出る頃に「いってらっしゃい」の電話、夕方の「おかえり」電話と、1日2回はコミュニケーションを取るようにしています。
たとえ南極でロケをしていても時差を計算して衛星電話をしますよ。これは結婚して11年守り続けている我が家のルールです。会話はほんの10秒程度なんですけどね、声が聞ければ安心じゃないですか。特に奥さんが妊娠中だったり育児中だったりする場合、気遣いの意味でも連絡は重要だと思います。
あとは夫婦間の「スキンシップ」も大切です。例えば久しぶりに奥さんと手をつないでみると「あれ? 手が乾燥している。家事や育児で苦労しているんだな・・・」と、話しているだけでは気づけないことが見えたりするんです。
スキンシップって恋人のときはごく自然にしている簡単なことなのに、夫婦になると照れくさくて避けてしまいますよね。妊娠や子育てなどで大変なときこそ、改めて見直してもいいかもしれませんよ。
安定を大切に、妻への感謝を持ち続ける
僕はいつも「安定を守りたい」と考えているんですよ。当たり前のように思えますが、これがとても難しい。
一家の大黒柱としてブレず、精神的にも経済的にも安定するのは暮らしの基本。僕が築いた「安定」という土台があることで、家族が安心して笑顔になれて、子どもたちもスクスク育っていけると思っています。
僕には家族といることが一番プラスで、家が一番ホッとできる場所なんです。そんな場所を与えてくれた妻に感謝して、これからも家族のためにがんばりたいですね。
最後に、妊娠中の奥さんを持つ旦那さんにアドバイスがあります。それは「子どもができたら、今一度奥さんを愛すること」。それが夫婦円満、さらには家族みんなの笑顔に繋がるのです。ぜひ、旦那さんの力で笑顔の輝く家庭を築きあげてくださいね。
お話を伺った方:照英
俳優・タレントのほか、司会業、デザイナーなど多方面で活躍。私生活では3人の子ども(一男二女)のパパとして子育てにも奮闘中。育児番組の司会業にも挑戦、子どもへの視線と等身大の子育て論が視聴者の共感を呼んでいる。
取材・執筆/齊藤カオリ
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