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2022.06.16

「テキストのやりとり」で増加"ロジハラ"に注意|正論を振りかざして相手を追いつめてませんか


コロナ禍になり、メール、チャットなど、テキストコミュニケーションの占める割合が、以前にも増して多くなりました(写真:A-RIZE/PIXTA)

コロナ禍になり、メール、チャットなど、テキストコミュニケーションの占める割合が、以前にも増して多くなりました(写真:A-RIZE/PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

コロナ禍になり、メール、チャットなど、テキストコミュニケーションの占める割合が、以前にも増して多くなりました。そこで、問題になりがちなのが、文字による威圧です。書く側に、相手を威圧する意図がなかったとしても「挨拶もなくいきなり用件のみ」「命令調」「正論で否定する」など、ハラスメントと受け取られて相談案件になることも。

直接話すより圧倒的に情報量が少ない

そもそも、テキストコミュニケーションは、直接話すより圧倒的に情報量が少なく、齟齬が生まれやすいツールです。ある管理者の方は、メールを返信するだけで、一日の大半の時間が奪われてしまうと嘆いていました。

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今まで普通に出勤してオフィスで隣り合う部下や同僚になにげなく話をしていたようなことを、すべて文字で伝えようとするのは、考えただけでも手間なことは明白です。また、文字で詳細に記載をしたとしても、受け取った相手の状況次第では「誤読」も生じやすくなります。

忙しければ、読み飛ばされますし、行間を読み想像力が暴走し、ネガティブな感情のループにはまって、神経をすり減らしてしまうこともあります。

その中でも、特に注意したいのが、正論を振りかざして相手を追いつめるロジハラ(ロジカルハラスメント)です。

正しいことを言っているのだから問題は起こらないと思うのは間違いです。直接の会話なら、表情や声の抑揚などもあり、威圧を感じない物言いでも、文字となると必要以上に強く受け取られてしまう可能性があります。正しいことだから当然というスタンスではなく、一方的に押し付けずに、つねに相手の意向にも耳を傾けるという相互交流が必至です。

もう一つの問題点は、一見すると正しいことを述べているように見えて、実際には理屈っぽく自分の考えを押し付けているだけのことがあり、ハラスメントと受け止められてしまうことも少なくないことです。悪意を持ってロジハラをしているにもかかわらず、あくまで正論を言っているという体で、カモフラージュをすることができてしまうのです。そのため、ロジハラを受けている人は、それに堂々と抗うことが難しく「相手が言っていることは正しい、自分が悪かったのだから仕方ない」と自分を責めてしまい、ハラスメントを受けていると自覚することができず、追いつめられてしまいます。

正論を振りかざすことで優位に立つ

こうしたロジハラをする人は、話し合いによって理解し合い、問題を解決しようとするのではなく、相手を打ち負かして優越感に浸ろうとする傾向が強くあります。

自分に強いコンプレックスを抱いている人は、正論を振りかざすことで相手に優位に立ち、一時的にでもよいので満足感や優越感を得たいと考えがちです。正論によって相手を言い負かすことは、コンプレックスを解消できないがゆえの代償行為やストレス発散だとも言えます。

コロナ禍になり、ストレスを発散できる場所や機会を失い、想像以上に負荷を抱えてしまう人が増えました。人との交流も希薄になり、一度、負のスパイラルに入ると抜け出すのが難しく、ロジハラをする本人自身もつらい思いをしていることも多いのですが、それを人への攻撃に向けるのは、間違いです。しかし、自分は絶対的に正しく他人は間違っていると思い込んでいるがゆえに、自分の意見を理屈でもって一方的に押し付けてしまい、対等な議論や会話をすることができません。

リアルでもいえることなのですが、テキストコミュニケーションで特に気を付けたいのは、以下の3つです。参考にしてください。

1.相手を尊重する(言葉遣いや挨拶)
2.一方的に押し付けない(相手の意向も確認する)
3.相手に配慮(送信のタイミングや労いの言葉)

言葉は、相手を癒やすこともできますが、傷つけることも容易です。
正論だからといって押し付けず、相手の立場も考慮し、相互理解を深めることが大切です。

しかし、ロジハラは、正しいことを伝えているがゆえに自分ではなかなか気づけないこともあります。簡単なチェックリストを付加しますので、セルフチェックにご利用いただければと思います。

「ロジハラをしやすい度」をチェック

ロジハラチェックリスト(ロジハラをしやすい度チェック)

□説明は得意だが、感想を言うのは苦手
□結論がない話はキライ
□相手の言葉の言い間違いが気になる
□正論こそが正しい
□ものごとははっきりさせたいほうだ
□相談を受けると、まず状況を確認したいので、事実関係を問う
□物事を勝ち負けで判断しがち
□「○○するべき」という強い信念を持っている
□「結局何が言いたいの?」が口癖
□感覚よりエビデンスが大切
□家族や友人に面倒くさい人といわれる

6個以上で危険度大 4個以上で予備軍

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「ストレスに強い人」「弱い人」の決定的な違い

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提供元:「テキストのやりとり」で増加"ロジハラ"に注意|東洋経済オンライン

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