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2021.12.16

負の感情「ネガティブ癖」から脱却する3つの方法|相手にどう思われているか心配になってしまう


ものごとをマイナスに捉えやすく、心配しすぎの「ネガティブグセ」訴える人に共通していることとは?(写真:Pangaea/PIXTA)

ものごとをマイナスに捉えやすく、心配しすぎの「ネガティブグセ」訴える人に共通していることとは?(写真:Pangaea/PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャ®」の大野萌子です。

性格の悩みで多く相談を受けるのが「他者の言動がとても気になる」「自分の発言が相手にどう受け止められたか心配」といった日常のやり取りの中で起こる状況についてネガティブに捉えてしまうというものです。

「ポジティブに捉えられたらいいのに」と思っていてもなかなかうまくいかず、ものごとをマイナスに捉えやすく、心配しすぎの「ネガティブグセ」を訴える人に共通しているのは、自信のなさです。反面、人からよりよく思われたいという気持ちが強いのも特徴です。

ネガティブもポジティブも人間の自然な感情

そもそもネガティブもポジティブも人間の自然な感情で、ネガティブを無理やり「ポジティブにかえなければ」と考えたり、感情を抑える必要はありません。そんなことをすれば、かえって心の中で反動が起こり、本当の気持ちとの間にギャップが生まれてしまいます。それにより苦しむことになるのです。ネガティブグセがある人は、「嫌なことを忘れよう!」と考えますが、考えるほどそれにとらわれて、ネガティブ感情が強化されてしまうので気をつけましょう。

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実は、ネガティブグセは、育った環境に大きく左右されます。主に親や周囲の人から自分の意見をきいてもらえなかった、気持ちを受け止めてもらえなかった経験が多いと、「自分の考えや気持ちを主張すると悪い形で跳ね返ってくる」と思い込みやすくなります。自分が否定されていると感じた経験が、自分の素直な思いを出さないように習慣づけてしまうのです。

もう1つ、「べき論」に縛られやすいのも、ネガティブグセのある人の特徴です。何事にも「こうあるべき」という思い込みが強すぎて、自分で自分を縛りつけてしまうのです。自分の持つ「べき論」に当てはまらないと、さらに自分を責めて、負のループに陥ります。

同じできごとでも、人によって捉え方はそれぞれ。例えば、「料理は手作りであるべき」という考え方に縛られていると、どんなに忙しくても総菜や外食に頼ることに罪悪感を覚えてしまいます。例えば、家族から「忙しいなら外で食べてくるよ」という一言にも、「手料理を作らないことを責められている」と感じたりもするのです。同じできごとでも、「用意しなくていいからラッキー!」と思う人もいるはずです。このようにネガティブグセのある人は、マイナス感情がどんどん大きくなって、自分から「ネガティブの渦」に巻き込まれていきやすいといえます。

とはいえ、こうした負の感情から抜け出すには、どうしたらいいのでしょうか。具体策をあげたいと思います。

【1】湧き上がるマイナス感情を否定せずとことん浸る

ネガティブグセのある人は、その気持ちをとことん感じて整理する「ひとり時間」を持ちましょう。基本的にひとり時間は、究極のリラックスタイム、心の整理整頓がしやすい時間といえます。「ネガティブになってはダメ」「明るくいなくちゃ」と無理するより、「あいつムカつくな」と腹を立てたり、感情のまま泣いたりして、自分の気持ちをそのまま受け入れることが大切です。

とことんマイナス感情に浸りきると、人は「傷つく→新しい気づき→次の目標」という気持ちの回復が進みやすくなります。ネガティブ感情を否定しないというのは意識すればできるようになること。最初はむずかしくても、浮かび上がった感情を否定せず、そのまま「私は頭にきているんだな」「イヤな気持ちなんだな」とそのまま受け止める感覚を大切にしましょう。

ネガティブは「悪いこと」ではない

【2】自分の気持ちを大切にし、優先する

ネガティブグセのある人は他人を優先しがちです。自分が我慢しても、相手にはわかってもらえないことも多く、フラストレーションがたまります。「こんなに我慢しているのに」と余計につらくなりますし、そもそも自己主張は、悪いことではありません。自分の意見はハッキリ伝え、折り合う地点を見つけていくのがベターです。

特に日本人は、相手をおもんぱかるあまりに人に合わせようとしがちです。自分を押し殺しているうちに自分の気持ちさえわからなくなるので気をつけてください。「自分の気持ちを優先してOK」という感情を心のどこかに持ち、しなくてよい我慢を回避しましょう。

【3】「ネガティブ=悪いこと」という思い込みをなくす

ものごとは悲観的だろうが楽観的だろうが、なるようにしかなりません。そして、想像より悪い結末になることも、それほど多くないのです。「どうせ、なるようにしかならない」と自覚すると、現状を受け入れやすくなります。「ネガティブは悪いこと」と決めつける必要もありません。逆に言えば、ポジティブがいいとも限らないということ。ものごとのリスクを考えたり、心配できたりするということは、繊細な心の持ち主だからでもあるのです。人の言動が気になるということは、それだけ周囲にアンテナを張る気配りができるということです。つまり、見方を変えると、ネガティブグセも自分の長所だったりします。

最も大切なのは自分の素直な気持ちを優先すること。そう意識するクセをつけると、自分の価値観が自覚できるようになります。すると、現状を受け入れやすくなり、自分自身がどうしたいかがわかるようになるのです。
ネガティブグセは、自分次第で改善することができます。少しずつでよいので、心がけていくことで、人生が今より楽になることを願っています。

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提供元:負の感情「ネガティブ癖」から脱却する3つの方法|東洋経済オンライン

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