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2021.11.25

「老後不安」からあっさり解放される超簡単な方法|元手不要で現代人の抱える悩みがなくなるワザ


畑をやっている友人から、大根とカブの「間引き菜」を頂く。スーパーでは決して手に入らない、地下経済ならではの流通品!(写真:筆者提供)

畑をやっている友人から、大根とカブの「間引き菜」を頂く。スーパーでは決して手に入らない、地下経済ならではの流通品!(写真:筆者提供)

疫病、災害、老後……。これほど便利で豊かな時代なのに、なぜだか未来は不安でいっぱい。そんな中、50歳で早期退職し、コロナ禍で講演収入がほぼゼロとなっても、楽しく我慢なしの「買わない生活」をしているという稲垣えみ子氏。不安の時代の最強のライフスタイルを実践する筆者の徒然日記、連載第33回をお届けします。

本当にあった「ウマい話」

前回、このどん詰まりに見える世の中に、実は人知れず豊かに脈々と繰り広げられている「地下経済」が存在することをご紹介した。

稲垣えみ子氏による連載33回目です。

稲垣えみ子氏による連載33回目です。

この連載の記事はこちら ※外部サイトに遷移します

お金を介さず、ただあげたりもらったりが無限に続くというフシギな経済。元手も不要。必要なのは、ほんのちょっとした「心がけ」。ただそれだけで、暮らしを豊かにするさまざまなモノがエンドレスに舞い込んでくるのだ。

さらには頼れる仲間も雪だるま式に増えていき……いやはやこう改めて書くと、あまりに話がうますぎて詐欺と思われかねない気がしてくる。でももちろん詐欺でもなんでもなく単純に私の実体験である。本当にあったウマイ話なんである。

ならば人生において、これを活用しない手などあるだろうか?

ないでしょう! と私は声を大にして言いたい。

何しろ私、この新たな経済につながったことで、モノや友達を手に入れただけじゃない。現代人の誰もが抱える「老後不安」からあっさり解放されたのだ。

そんな人、右見ても左見てもそうそういませんよ! だってほとんどの人がお金さえ貯めれば老後はなんとかなると思っている。でもお金は使えばなくなるのであります。となれば、いくら貯めても「これで安心」ということにはならない。人生100年時代となればなおさらである。つまりはお金を貯めた人もそうでない人も結局は同じ不安の中にいるのだ。

つまりはですね、お金に頼っている限り、お金の不安からはどこまでいっても逃れられないのである。ズバリ言わせていただければ「お金だけに頼っていること」そのものが不安の正体なんである。

不安から解放されたければ、それをやめるしかない。でも、じゃあどうすりゃいいのかがわからないから皆さん困っているんですよね。かつての私もそうだった。でも私は「地下経済」にアクセスしたことで、その難題の答えを見事に見つけてしまったのである。

お金に頼らなくとも人生に必要なものはそこそこ手に入るのだと知れば無限の貯金などする必要もないし、頼れる仲間もいるとなれば、何があってもまあ何とかなるだろうとデンと構えていられるものなのだ。

これこそ、この不安の時代における最強ポジションと言わずしてなんと言おう。

と、いつものように大風呂敷を広げたところで、いよいよ本題に入る。

この素晴らしい地下経済にアクセスするコツ、サルでもできるその方法である。

もちろん方法は一つじゃないはずで、これはあくまで、幸運にもその世界へのアクセスに成功した個人的体験から導き出した精一杯のノウハウにすぎない。なので完成形とは言い難いけれど、何事も経験者の教えというのはバカにできないもので、この中には経済うんぬんに限らず、誰でもできる、人生を明るくすためのちょっとしたコツのようなものが少なからず含まれているように思う。

なので、気楽に読んで、何か一つでも実際にチャレンジしていただければ心からうれしく思う。

まずは「あげる」ところから

前回まで書いたとおり、私がこの経済に偶然アクセスできた唯一最大のきっかけが「あげる」ということであった。お礼でも挨拶でも誕生日プレゼントでもなく、ただただ誰かに何かを「あげる」。まずはここからスタートすることをオススメするのにはちゃんとした理由がある。

だって「もらう」ところからスタートするとなれば、これはどう考えてもハードルが高い。凡人にはとりあえず何をどうして良いのやらさっぱりわからないし、そしてそれよりも何よりも、そこからスタートするのは危険である。うまくいくものもうまくいかず、人生を救うどころかむしろ逆の結果を生むことにもなりかねない。

だって想像してみてほしい。もし「隙あらばタダで他人から何かをせしめてやろうと虎視眈々と狙っている人」が身近にいたら、その人と付き合いたいだろうか? 私なら用心して盛大に距離をとるね。だってそんな人の近くにいたら、どう考えても際限なく何かを奪われそうだ。「良いこと」なんて起きる気は絶対にしない。

でも、その真逆ならどうか。

「隙あらばタダで他人に何かをあげてやろうと虎視眈々と狙っている人」がいたら、ちょっと面白そうじゃないですかね? 何をあげようとしているかは不明だとしても、そんな人の近くにいたら、なんだかんだと「良いこと」や「面白いこと」が起きそうではないか。

ということで、まずは自分がそういう人になるところから始めることをオススメする。実際に「あげる」ところまで行かずとも、「あげようとしている人」になってみる。それだけであらゆる人に好感を持たれる(かもしれない)のだから、少なくともやってみて損はない。

あげるのは「モノ」に限らない

となると、次に考えるべきは「はて、何をあげるのか」ということであろう。

これも案外難問かもしれない。結婚祝いとか就職祝いとか誕生祝いとかお店の周年祝いとかの記念に、誰かに何かを買ってプレゼントすることなら多くの人が経験したことがあるのでしょうが、これといった理由もなく、しかも自分がすでに持っているものの中から誰かに何かを差し上げるとなると、ハタと考え込んでしまう人が多いのではないだろうか。

何より問題を難しくしているのは、現代はモノ余りの時代ということだ。

ほとんどの人が、いつの間にか増えすぎてごちゃごちゃになったモノたちの整理に頭を痛めている。そんな中、ひょんな拍子に人様からさして欲しくもないものをプレゼントされちゃった日にゃあ、引きつった笑顔でお礼を言うものの内心ではハアと深いため息をつくしかない。

そんな残念な行為を自分もうっかりやりかねないことを考えると、「あげるモノ選び」のハードルは高くなる一方だ。

そこで、私がまずオススメするのは「モノ以外のもの」をあげる、ということである。

ナニ、別に難しいことでも何でもない。

人が人からもらって間違いなくうれしいものは、「ほめことば」と「笑顔」だと私は思う。そしてこれは、単純であるがゆえに、誰でも簡単に人様にプレゼントできるものの一つだ。

もちろん、何のきっかけもなくやみくもに赤の他人を褒めたり笑いかけたりとなれば、よほど社交的な人でなければそう簡単にできることではなかろう。でも大丈夫。どんなシャイ・ガイでも鉄板に実行できる方法があるのです。

狙い目は、お店で何かを買ったときだ。

買った物の値段にかかわらず、そうたとえ100円しか使わなかったとしても、帰り際、店の人はニッコリして「ありがとうございました」と言ってくれるに違いない(考えてみればこれはこれで案外すごいことですね)。

そうこの時である! この時を逃さず、すかさずニッコリ返し。できれば倍返しが望ましい。そして「ありがとうございます」と相手の目を見て感じよく言い返すのである。

言葉のやり取りからモノのやり取りへ発展

これは何を隠そう私が発明したことでありまして、会社を辞めて、誰一人とて知り合いのいない町に小さな部屋を見つけて引っ越してきたとき、孤独のあまり近所に少しでも「知り合い」が欲しくて考えたのが、この作戦だった。

何しろ、何のきっかけもなく見知らぬ人とつながるなんてことはどう考えても難易度が高すぎるわけですが、で、少しでも誰かと温かい会話がしたくてない知恵を絞った結果、そーだよお店の人ならば、決して人付き合いが得意ではない私とて、わずかなお金さえお支払いすれば会話をすることができると気づいたのだ。

会話ったって、急に世間話などするのはハードルが高いけれど、店に入る時「こんにちは」と挨拶し、帰り際に「ありがとう」とニッコリすることくらいは私にもできる。

……まあ要するに、わずかでも人と接触する機会があればワラをも掴む思いで過剰に愛想よく振る舞ったというだけのことなんだが、これがまったく侮れない結果を生んだのだった。

2回目、3回目と店に通ううちに、店に入った瞬間に向こうから「こんにちは」とニッコリしてくれるようになった。となればこちらも負けじとニッコリ挨拶をするわけで、するとさらに先方もどんどん愛想が増してくわけでして、それが訪問のたびにエスカレートしていき、こうなればレジでちょっとした世間話をするようになるのは自然の流れというものである。

となれば、この先に「もののやり取り」が発生するのもまた自然の流れというものなのであった。

つまりはですね、まずは言葉の「あげる」と「もらう」からスタートしまして、それが徐々にエスカレートしたところで、次の段階、すなわちモノの「あげる」と「もらう」に発展させていけば良いのである。というか、ほっといても発展していってしまうのである。

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提供元:「老後不安」からあっさり解放される超簡単な方法|東洋経済オンライン

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