2017.04.30
お金がたまる、やりたいことが見えてくる!逆算貯金のススメ
「いつかお金がたまったら、家が欲しいな」「貯金がたまったら、学校に通って資格を取りたい」・・・なんて思っているあなた。そんな考え方では、いつまでたってもお金はたまりません! お金をためて目標をかなえるには、コツがあるんです。みるみるお金がたまる「逆算貯金」にトライしてみませんか?
お金をためる第一歩は具体的な目標を描くこと
漠然と「貯金しなきゃ」と思っているだけだったり、余裕が出た分を貯金しようとしても、なかなか貯金は増えません。貯金できない原因は、そんな“漠然とした気持ち”にあるのです。
ダイエットでもただ「やせたい」と思うのか、「同窓会にはあの服を着て出かけたい。そのためにやせる!」と具体的に目標を立てるかで、効果は大きく違ってきます。貯金するために必要なのも、ダイエットと同様、確かな目標なのです。
「持ち家が欲しい」「資格取得のために学校に通いたい」など、将来設計の目標を立てましょう。そしてそのためにはいくら必要なのかを考えます。貯金がたまったから夢をかなえるのではなく、夢をかなえるために必要なお金を貯金していくのが「逆算貯金」です。
いつまでにいくらためるか、期限と金額を具体的に設定する
目標が決まったら、いつまでにいくらためるか、具体的な期限と金額を設定します。とはいえ、「家や車が欲しい」「子どもを大学に進学させたい」など、金額が大きいと、設定しにくいこともあるでしょう。そんなときは長期目標と中期目標、そして短期目標を立ててみましょう。
例えば10年後には持ち家が欲しい、そのために頭金を300万円ためたいと思えば、長期目標は10年で300万円、中期目標は1年30万円、あるいは月に2万5000円。そして短期目標は1週間に約5800円、あるいは1日約822円という数字が出てきます。
300万円ためるのは雲をつかむような話ですが、月に2万5000円ためる、あるいは毎日822円ずつ節約するのは、不可能ではない気がしてきませんか?
「つい使っちゃう」を、天引き貯金で防止
出典元:denphumi/iStock/Thinkstock
金額を割り出してみても、目の前にお金があると使ってしまうという人は、自動的に貯金できるシステムを利用します。会社に勤めている人なら給料から天引きできる財形貯蓄を利用するのも手でしょう。
あるいは、自動積立の定期預金を組んでもいいかもしれません。そうすれば、もう「お金をためよう」と考えなくても、残っているお金で毎月やりくりすればいいだけ。数年後には目標の金額が貯金できています!
逆算貯金をしようとすると、将来の目標や人生設計に、真剣に向き合うことになります。これから自分がやりたいことの優先順位も見えてくるかもしれません。逆算貯金を機会に、この先の人生、じっくりイメージしてみてはいかがでしょう?
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