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2018.01.31

社会人になったので生命保険に入ろうと思います。どんな保険がオトクなの?


Jovanmandic/iStock/Thinkstock

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保険っていっぱい種類がありすぎて頭が混乱してしまいます。保険の基本的な種類や組み合わせなどについてわかりやすく教えてほしいのですが?

Q1 生命保険といってもいろいろなタイプの保険がありますが、その違いをわかりやすく教えてください。

出典元: PhotoBylove/iStock/Thinkstock

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A1 生命保険には大きく分けて定期型と終身型とがあります。人生の中で一定期間を保障するのが定期型、死ぬまで保障が続くのが終身型です。一般的に定期型の方が保険料が安く、大きな保障が得られるという特徴があります。

また、掛け捨て型と貯蓄型の違いもあります。貯蓄型は養老保険と呼ばれるタイプであり、支払った保険料を定期預金のように積み立て、満期時に受け取れるタイプです。ただし、保険の種類によっては受取率(支払額に対する受取額の割合)に差が生じます。

そして、死亡したときに遺族に生活費を残すための収入保障、病気の入院費や治療費を補てんする医療保険があります。

これら3種類の違いをそれぞれ組み合わせたものをいろいろな保険会社が商品化して販売しているのです。

Q2 20代~50代の各年代でおすすめの保険の組み合わせを教えてください。

出典元: monkeybusinessimages/iStock/Thinkstock

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A2 まず20代独身の場合ですが、医療保険を中心に考えましょう。スポーツなどの趣味がある方は怪我のリスクが高いので、傷害保険も合わせて考えても良いと思います。高額な死亡保障の付いた保険はまだ必要ありません。

30代になり家族を持てば、万が一のことを考え死亡保障の高い生命保険を検討してください。また、住宅ローンを利用したマンション購入により団信に加入したときは保険見直しのいい機会です。万が一の場合には団信によりローンが完済されますので、住居費を除いた生活費を賄える程度の保障が得られる保険を選びましょう。

40、50代で子どもが巣立つころには、老後資金の確保を見据えて死亡保障を削り、介護保険などへの切り替えを検討しても良いでしょう。極端な話、死亡保障は自分の葬儀代程度として、残りは老後の貯えに回した方がベターです。

Q3 保険を選ぶとき、組み合わせるときに気をつけるべきポイントは?

出典元: NicoElNino/iStock/Thinkstock

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A3 どの世代にも共通して言えることは、まず現在加入している健康保険や社内の保障制度を確認することです。企業健保によっては手厚い保障が整っているケースがあるため、他の保険に加入しなくて良い方もいます。逆に国民健康保険加入者であれば企業健保と比較して保障が薄いので、保険でカバーすることが必要です。

また、がん保険などの特定疾病に特化した保険は、自分の家系を振り返り、危険性の高いものに加入するといった工夫が必要です。手厚い保障が必要だからとあれもこれも加入するのではなく、ほんとに必要なものだけをチョイスして加入するという姿勢が最も重要なポイントです。

Q4 毎月の収入と保険に対する支出のベストバランスを教えてください。

A4 単身者であれば、月額収入(手取り)の3%以下を目安にしましょう。手取り20万円なら6000円程度です。

家庭を持っている方であれば、同じく手取りの10%以内が目安です。手取り30万円なら3万円以内ですね。

これを超えると生活が苦しくなってしまいますのでおススメはしません。従って、同じ保障内容なら保険料の安いほうを選ぶという選択を心がけてください。

人生にはいろいろなリスクがあるので、ついつい多くの保険に加入してリスクに備えたくなるのですが、おっしゃる通り定期的な見直しは絶対必要ですね。あと、収入に対する保険料の目安も参考になりました。これを機に入るべき保険をもう一度よく考えてみようと思います。

デジタルライフクリエイター 伊藤 志保

ファイナンシャルプランナー兼デジタルライフクリエーターとして、デジタルで生活を快適にする方法を女性に向けてわかりやすく指南。2013年に「アプリCafe」をスタート。毎週水曜日にセミナーを開催。西日本新聞にコラム連載中。

記事提供:ウェブマガジン「mymo」

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