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2017.07.29

マンションVS一戸建て!住まいのメリット・デメリットを徹底比較!自分に合った不動産を選ぶコツとは?


一生で一番大きな買い物になるかもしれない「マイホーム」。「こんなマンションがいいな、あんな庭付き一戸建てがいいな」と考え出したら、夢は膨らむばかりです。

では、マンションと一戸建てのどちらにするか迷ったとき、何を基準に選べば良いのでしょうか?

今回は、住宅コンサルタントの野中清志先生に、マンションと一戸建てのメリット・デメリット、そして自分のライフスタイルに合った不動産の選び方のコツを聞きました。

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「利便性」を重視するならマンション

マンション購入のメリットは何といっても「利便性」です。

駅近に建てられたマンションは、時間と利便性を重視する方に向いています。駅から徒歩10分圏内の物件を選ぶこともできます。

自宅から会社まで、通勤に1時間半かかるか40分かかるかで、毎日の疲労度も大きく変わりますよね。

商業施設の多い駅周辺なら、銭湯やサウナを自分の風呂として、図書館があれば自分の書斎として、気軽に使うことができます。「家」を買うというよりも、家族が暮らす「街」を買う感覚に近いでしょう。

一方で、場所にもよりますが、デメリットは「住環境」の度合いが下がること。静かに暮らしやすいのは、駅から少し離れた住宅地です。

また、「管理面」では、マンションには修繕管理費がかかります。管理会社が計画的に行う場合は、プロに任せられるという点で安心です。

ただ、エントランスなどの共有部分も、維持のための管理費がかかりますので、豪華なエントランスであれば管理費が上がる可能性もあります。「共有部分」も買うという認識を忘れないようにしましょう。

「なりたい暮らし」を重視するなら一戸建て

一戸建てのメリットは「住環境」を重視して家が持てることにあります。

「海のそばに住みたい」、「山の近くで暮らしたい」など、一人ひとりの希望を形にしやすいのが一戸建てです。家を自由にカスタマイズできるのもいいですね。

都心から離れることで、広い部屋の物件や部屋数のある物件も見つけやすくなります。

デメリットはやはり、利便性や都心へのアクセスの悪さ。毎日の通勤時間が長くなる可能性が高いです。

また、一戸建ての管理はすべて自己負担となりますが、それを節約して計画的な修繕を怠れば、一気に老朽化する恐れもあります。

さらにセキュリティ対策として、防犯カメラなどの設備費を自分で負担するとなると、マンションよりも管理費が割高になってしまいます。

自宅のメンテナンスを面倒だと感じる人には、一戸建ては少々大変かもしれません。

ライフスタイルから住まいを選ぼう!

ご自身のライフスタイルに合うのはマンションでしょうか、それとも一戸建てでしょうか。当然ですが、何を優先に考えるかで変わってきます。

子どもがいて、静かな環境で育てることを望むなら、一戸建ての物件がよいといえるでしょう。

通勤の負担や生活の利便性を優先するなら、駅近くのマンションを選ぶとよいでしょう。

最後に、住宅には、災害や想定外の出来事が起こる可能性があるということも覚えておきましょう。

自分の暮らす家は、自分の生き方と直結するもの。何に重きを置きたいのか、家族と将来のことを一度よく考えてみましょう。

ライフスタイルとしっかり照らし合わせながら、理想の暮らしを考えてみてくださいね。

監修者プロフィール:野中清志 (住宅コンサルタント)

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株式会社オフィス野中 代表取締役 宅地建物取引士
首都圏・関西および全国でマンション購入に関する講演やセミナーなどを年間100本近く行う。最近の主な著書・執筆は「『売れる』『貸せる』マンション購入法」、「ワンルームマンション投資法」(ともに週刊住宅新聞社)、「『お金』見直し応援隊」(日経BPセーフティジャパン Web)。テレビ出演も多数。

取材・執筆:齊藤カオリ

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