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2017.06.01

利用しないなんてもったいない!妊婦に助かるサービス


妊娠中はなにかとたいへん。知っているとお得な情報をお伝えします。ぜひ上手に利用して、快適なマタニティライフを送ってください。

妊娠中は、つわりがあったり、おなかが大きくなってきたりと、妊娠前にはできていたことがしづらくなったりするもの。そのようなときには、無理をせず「楽」をしてしまいましょう。

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ネットスーパーを積極的に利用してみては?

おなかが大きくなると、重いものを持つのは困難なもの。今やさまざまなスーパーで実施しているネットスーパーは、妊婦の場合、送料が割引きになったり、購入金額によっては送料無料になるお店も多く、一週間分のまとめ買いをしたりするなど、お得に利用することができます。

スーパーのジャンルも豊富で、リーズナブルなスーパーや、オーガニック食材を扱うスーパーなど、各自の趣向に合わせた買い物ができます。

調理をするとき、野菜を切るのが案外面倒だったりしますが、あらかじめカットした野菜を届けてくれるところも。また、献立を考える手間を省きたいという方には、レシピ付きの食材キットもあり、おすすめです。
さらに料理自体の手間を省きたい方には、お弁当の宅配サービスもあります。管理栄養士が考えた献立で健康も気遣える献立だったりするのが嬉しいポイント。

仕事を持っていたりする忙しい妊婦も多い現在、注目のサービスです。

家事代行サービスでらくちんの暮らしを

妊婦になると体調が優れなかったり、大きなおなかをかばってしまったりと、家事がしにくくなることも。そんなときに利用すると助かるのが家事代行サービスです。

安心ママヘルパー事業(東京都・北区)では、出産予定の1ヵ月前から、最初の4時間は無料で、衣類の洗濯、掃除、食事の準備や後片付け、徒歩圏内での生活必需品の買い物などを代行してもらえます(詳しくは各自治体にお問い合わせください)。

民間の家事代行業者でもさまざまなパターンでサービスを提供。こちらはお金がかかりますが、妊婦には一番辛いお風呂掃除だけ、といったピンポイントでの依頼も可能です。

交通機関も積極的に利用して

外出の際、公共の交通機関を利用する機会は多いもの。マタニティ向けのサービスを利用することによって、より安心・安全に移動できるようになります。

たとえば航空会社では事前改札サービスを実施。多くの人にまぎれて乗り込む危険を避けることができます。荷物を持って移動するのがたいへんなときは、電動カートサービス(成田空港、羽田空港第二旅客ターミナルなど)を利用するとよいでしょう。

また、陣痛時に呼ぶことのできる陣痛タクシーは、住所などの個人情報の事前登録をしておけば、緊急時にタクシーを優先的に呼び出せるサービスです。(タクシーの運転手はあくまで運転して妊婦を病院まで安全に送り届けることが役割で、医療従事者とは異なりますので、妊婦自身で破水時に備えてタクシー内での敷物の準備などするとよいでしょう。料金は通常の送迎料金と同じぐらいのことが多いようです)

妊娠している間は家にこもりがちになったりすることも。そんな時に外出して同じ妊娠中の人達と集まったり、専門家のアドバイスを受けてみたり、一人で思い悩むこともあるマタニティ期に、程よい刺激を受けてみるのはいかがでしょう

マタニティセミナーでシミュレーション

さまざまな自治体をはじめ産婦人科などでは、プレママ・パパ体験やマタニティヨガ、ベビーマッサージ、マザーリトミック、妊娠中の暮らし方などのセミナーなどが開催されています。

たとえば、初妊婦さんを対象に開催される母親学級(東京都・文京区)では、沐浴実習や母乳の話、先輩ママとの交流もあり、マタニティブルーを解消できるかもしれません。妊娠中の栄養のこと、お産の進み方などを事前に知っておけばなにかと安心です。

これから子どもが産まれることにより、出費も増えてきます。そんなときに嬉しいサービスもしっかり押さえておきたいですね。

ベビー用品はレンタルがお薦め

出産・子育てに向けて揃えなくてはいけない物はたくさんありますが、全部揃えるとなるとお金も多くかかる上、使わなくなった後は場所をとることにもなりかねません。

そんな悩みを解決するために、ベビー用品をレンタルしてみるのはいかがでしょうか。

たとえば出産して退院する際、車で帰ろうとしてすぐ必要になるのがチャイルドシート。チャイルドシートの斡旋をしている自治体(東京都・江東区)では、通常レンタル料金の15~25%でレンタルを受けることもできます。

ベビーベッドやベビーバスなど、特に短期間しか使用しないものは、レンタルで済ますほうがお得です。

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補助金はしっかりもらって堅実生活

サービスではありませんが、出産でもらえる補助金についてしっかり把握して、経済的な不安を減らして出産環境を整えたいものです。

妊婦健診費の助成、出産育児一時金、医療費控除(確定申告)、高額療養費、傷病手当金、出産手当金、育児休業給付金、失業給付受給期間の延長、退職者の所得税還付申告などが主に自治体や健康保険などからもらえるお金です。

仕事の有無などによってもらえるお金は異なりますので、下調べをしておくことが重要です。また、自分から申請しないともらえない場合も多いので注意が必要。もらい漏れがないよう、勤務先や役所で情報収集してみるとよいでしょう。

また、妊婦だけが対象というわけではありませんが、新婚・子育て世代向けに家賃補助(大阪府・堺市)をしていたり、世帯収入によって家賃補助をしている自治体(神奈川県・横浜市)もあります。お住まいの地区の自治体ではどうなのか、調べてみてはいかがでしょうか。

プレゼントを貰って、ちょっと幸せ気分

妊娠・出産・育児などに関連するお店などでは、応募者にプレゼント(おむつ、スキンケア用品、粉ミルク、サプリメント、食べ物、スタイ)や無料サンプルなどを配っている場合が多くあります。

また、一部の写真スタジオでは、無料で撮影をしてくれるところも。あえてマタニティ時期の写真を撮っておくと、案外よい記念になるのではないでしょうか。

妊婦さんを見分けるのに便利なのがマタニティシール。このシールやパスポートがあると、いろいろなところで重宝します。

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マタニティマークを有効活用

妊娠中の女性が高速道路の駐車場を快適に利用できるよう考案されたのが、サービスエリアのマタニティマーク。

車椅子のマークが書かれた駐車スペースも、障がい者だけではなく、妊婦や乳児を連れた家族も利用できます。マタニティマークは、鉄道窓口や保健センターでもらえます。シルバーシートの席を譲ってもらうときも、マタニティマークがあると、妊婦であることをわかってもらいやすくなります。

加えて、東京都福祉保健局が推進している「子育て応援とうきょうパスポート事業」では、妊婦や子育て世帯に独自のパスポートを交付。それを示すことで協賛店から特典やサービスが受けられます。同様な仕組みの「子育て支援パスポート事業」は、他の都道府県でも実施していますので、ぜひチェックしてみてください。

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