2017.05.20
【そなえる】「貯蓄型保険」で資産作り!貯蓄との違いやメリット・デメリットは?
資金作りの手段のひとつ「貯蓄型保険」。名前は聞いたことがあるけど、実際はどんなものかよくわからない・・・普通の保険とどう違うの?貯蓄との違いは?と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、貯蓄型保険の特徴や貯蓄との違い、メリット・デメリットなどをまとめました。
老後の資金や教育資金を貯められる「貯蓄型保険」とは
出典元:「photoAC」
保険のなかでも満期保険金や解約返戻金が受け取れるタイプのものを「貯蓄型保険」と呼びます。これに対して、お金が戻らないタイプの保険は「掛け捨て保険」と呼ばれています。
<貯蓄型保険の例>
・契約満了時に満期保険金が受け取れる養老保険
・一定の年齢以降に年金が受け取れる個人年金保険
・子どもの大学入学前などのタイミングで保険金が受け取れる学資保険
・払込期間中に解約しても一定の解約返戻金が戻ってくるタイプの終身保険
「貯蓄型保険」と「貯蓄」の大きな違いとは?
貯蓄型保険の最大の特徴は「保障」と「貯蓄」を兼ねている、ということ。老後に向けて資金を作りながら、突然の怪我や病気にも備えることができるという点が、積立貯蓄や定期預金と異なる点です。
また、満期になる前、あるいは一定の期間が経過する前に解約することになった場合は通常、「元本割れ(払い込んだ額よりも戻ってくる額のほうが少ない)」となります。積立貯蓄の場合は、満期になる前に解約したとしても元本割れすることはありません。
「貯蓄型保険」のメリット・デメリットを知っておこう
出典元:「photoAC」
貯蓄型保険の特徴のひとつは、「一定期間払い込み続けないと損してしまう」という点。デメリットのように感じられますが、毎月自動的に保険料が口座から引き落とされるため、満期まで払い続ければ確実に貯蓄することができます。積立貯蓄や定期預金などを利用しても何かと取り崩してしまうという人にとっては、長く続けるための強制力として有効です。
保険商品には、払い込んだ保険料が「生命保険料控除」として一定の金額を所得額から控除できる税制上のメリットがあります。
また、保険料や保険の支払い期間、満期保険金や解約返戻金の金額は加入時に決定し、途中で変更されないのが一般的。現在のような低金利の時代の保険は、金利が高い時代に比べて予定利率(運用利回り)が低く設定されています。加入時の設定は、高金利の時代となっても変わることはありません。この点はデメリットとして認識しておく必要があるでしょう。
逆に高金利の時代に入った保険は、その後に低金利となっても、加入時の恩恵をそのまま受けることができます。ただし「予定利率変動型保険」では、そのときの金利に従って予定利率が変動します。貯蓄商品にも固定金利と変動金利のものがあるのと同じような仕組みですね。
老後の資金や教育資金作りにはいろいろな方法がありますが、今回ご紹介した「貯蓄型保険」もそのひとつ。メリット・デメリットを把握した上で、「どれぐらい支払って、いつ、どれぐらい戻ってくるのか」をしっかりシミュレーションすることが大切です。よくわからない場合には、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談してみるのも賢い方法です。福岡にも保険の相談に乗ってくれる窓口がたくさんありますので、活用してみてくださいね。
※この記事は、ふくおかフィナンシャルグループのiBankマーケティング㈱が運営するWEBメディア mymo(マイモ)から提供されたものです
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