2017.05.05
【ためる】知らずに損をしているかも?医療費のムダを省く3つの方法!
節約できない出費のひとつに医療費があります。健康に関わることですから、ケチる訳にはいきません。でも、省けるムダなお金を知らずに払っている場合があるかも?知っておけば安心!損をしないための医療費に関するポイントを3つ、ご紹介します。
1.医療機関へは「通常料金」の時間帯に行こう!
出典元:「photo-AC」
医療機関の受診料には、実は時間帯による加算があります。例えば、診療時間が20時までの診療所に19時に行っても、「夜間加算」が上乗せされる場合があったり、土曜日の午後の診療に「休日加算」をされる場合も。
医療機関ごとに基準が異なるので要チェック。なるべく平日9時~18時、土曜日12時までの受診をオススメします。
また、調剤薬局にも「時間外加算」や「深夜休日加算」があります。長期間決まった薬を受け取る場合など、積もれば結構な金額に!なるべく通常の時間(平日8時~19時・土曜日13時まで)に受け取って、ムダな出費を防ぎましょう。
2.「かかりつけ医」と「かかりつけ薬局」をもつこと!
出典元:「photo-AC」
健康管理のために「かかりつけ医」はとても心強い味方ですが、実は節約のためにも必要な存在です。まず、かかりつけ医を決めずに、同じ病気で安易に転医を繰り返すことは、当たり前ですが初診料がそれだけかかってしまうのでムダ。
また、ベッド数200床以上の病院に、紹介状を持たずに受診すると特別料金が加算されますが、これは健康保険が適用できず全額自己負担。しかも病院が自由に金額を設定することができ、かなり高額の場合もあります。
さらにベッド数が500床以上の病院の場合は、紹介状がないと初診5000円以上、再診でも2500円以上の特別料金(選定療養費)加算が義務付けられています。紹介状の料金より高く払うことになるのは間違いないので、必ずかかりつけ医に紹介状を書いてもらってから受診しましょう。
つぎに調剤薬局ですが、薬局によって手数料の金額が若干違う場合があります。もし、「調剤基本料」や「基準調剤加算」などが低い薬局を見つけたら、ぜひ「かかりつけ薬局」候補に!一般的に、大病院の近くで利用者が多い薬局は調剤基本料が安い場合があります。
3.院外薬局では「ジェネリック医薬品」が選べないか相談する!
出典元:「photo-AC」
実は調剤薬局のなかでも、最近主流の病院外の薬局より、病院内の薬局で処方してもらう方が手数料が安い、という意外な裏ワザもあります。ただし、病院内の薬局の場合は、待ち時間が長かったり、ジェネリック医薬品があまり選べなかったり・・・といったデメリットも。
ジェネリック医薬品は、新薬の特許期間が過ぎただけで有効成分はほぼ同じ(添加物などが違います)なのに、普通の薬より2~7割ほど割安。つまり院内薬局に比べて手数料が高めの院外薬局の最大のメリットは、薬剤師さんにジェネリック医薬品が選べないか相談できるというところにあります。
その他にも、過去6ヵ月以内に行った薬局に「おくすり手帳」を持参した場合、おくすり手帳を持参しなかったときに比べて安くなる場合があったり、同じ薬を毎回もらうのであれば、薬の写真が印刷された説明書を省いてもらって手数料をカットしたり。また、「調剤料」の節約のために、一度に多めの日数分、薬をもらうようにするのもかなり有効です。
このような地味な節約のためにも、ただ手数料が安いからだけでなく、気軽に相談できる薬剤師さんの存在や安心感・行きやすさなど総合的な判断をもとに、かかりつけ薬局を決めたいものですね!そうすることにより、薬の使い過ぎ防止にも役立ち、とても有意義なことだと言えそうです。
今まで知らずに損をしていたかもしれない医療費も、ほんの少しの心掛けで、賢くムダを省けるかもしれませんね。次回医療機関に行くときには、ぜひ参考にしてみてください!
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