2022.07.20
もう実践してる?簡単・すぐできる「夏の電気代節約小ワザ」12選
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目次
・待機電力節約や使い方の工夫で電気代を節約
・自分自身を冷やして、エアコン利用を減らす
・住環境を見直して、電気を使わなくても涼しい家に
夏の電気代のうち、夏の電気代のもっとも大きい割合を占める家電がエアコンです。mymoでもエアコンの節約術については毎年取り上げてきました。しかし、電気代が値上がりしている今、より節約したいと思う方も多いのではないでしょうか?そこで今回はエアコン以外の節電方法をご紹介。チリツモで効果を発揮する節電法ばかりです。
待機電力節約や使い方の工夫で電気代を節約
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まずは、炊飯器、電気ポット、冷蔵庫など、身近な電化製品の電気代を節約する方法を紹介します。
炊飯器の保温をやめる
残りご飯を炊飯器に入れたまま保温にしている人も多いと思います。しかし長時間の保温は、電子レンジで温め直すよりもかえって電気代が高くなることがあります。
経済産業省「省エネ性能カタログ2021」では、炊飯器の節電について、次のようなアドバイスが記載されています。
“ご飯を炊飯器で保温するには、4時間までが目安です。保温のためのエネルギーより、電子レンジで温め直すエネルギーの方が少なくなります。約7~8時間以上保温するなら、2回に分けて炊いた方がお得になります”(省エネカタログ2021より)
たとえば、朝に炊いたご飯の残りを保温し夜食べるよりも、2回に分けて炊いた方が電気代は安くなるわけです。
「省エネ性能カタログ2021」 ※外部サイトに遷移します
電気ポットのプラグを抜く
電化製品は、電源プラグを差したままにしておくと、「待機電力」が消費されています。電気ポットも、使わない時はプラグを抜いておくことで節電できます。
加えて、長時間保温にしておくと、電気代が余計に掛かることがあります。たとえば朝と夜しかお湯を使わないのであれば、保温にせず電源は切っておき、その都度沸かした方が節電になりやすいです。
一般財団法人省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典」によれば、ポットに満タンの水(2.2L)を入れ、沸騰させてすぐに1.2Lを使用した際、残りを6時間保温し続けて利用した場合と、使用後すぐにプラグを抜き6時間後に再沸騰させて利用した場合では、後者の方が年間で107.45kWh(約2360円)もの節約になるそう。
「家庭の省エネ大辞典」 ※外部サイトに遷移します
トイレの便座暖房の温度を下げる
トイレの便座暖房は、小・中・大で温度調整できるタイプが多いです。温度を低く設定した方がその分消費電力が減り、節電になります。
一般財団法人省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典」によれば、便座暖房の温度を中→弱に一段階下げた場合、年間で26.40kWh(約580円)の節約になると述べられています。
加えて、便座のフタを使わないときには閉めておきましょう。フタを閉めておくと年間で34.90kWh(約770円)の節約になります。
「家庭の省エネ大辞典」 ※外部サイトに遷移します
冷蔵庫の使い方を見直す
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冷蔵庫は日々の使い方で電気代節約の効果が出やすい家電です。下記の節約方法で年間約4500円の節約が可能です。
【冷蔵庫の節電方法】
ものを詰め込みすぎない、半分程度に減らす・・・年間で43.84kWh(約1180円)の節約
無駄な開閉はしない・・・年間で10.40kWh(約280円)の節約
開けている時間を短くする(20秒→10秒)・・・年間で6.10kWh(約160円)の節約
設定温度を下げる(強→中)・・・年間で61.72kWh(約1670円)の節約
壁から適切な間隔で設置(壁に近づけ過ぎない)・・・年間で45.08kWh(約1220円)の節約
※数値は経済産業省「省エネ性能カタログ2021」より出典
冷蔵庫に食品を詰め込みすぎると、上手く冷えずに余計な電力が掛かかってしまうことがあります。常温で保存できる食品や、冷やす必要のない食品まで冷蔵庫に詰め込んでいませんか。冷蔵庫の中を整理し、ものを半分程度に減らすことが、節約の第一歩となります。
※数値は経済産業省「省エネ性能カタログ2021」より出典 ※外部サイトに遷移します
家電を最新の省エネ機種に買い換える
家電は、一般的に新しい製品ほど消費電力が小さいです。
環境省のサイト「COOL CHOICE」よると、2020年最新の冷蔵庫は10年前の製品に比べ、年間消費電力量(kWh/年)が約37~43%も削減されているとのことです。年間の電気代に換算すると、約4740~6090円もお得になります。
「COOL CHOICE」 ※外部サイトに遷移します
洗濯物はまとめ洗いをする
少量の洗濯物であれば、こまめに洗濯機を回すよりも、一度にまとめ洗いしたほうが電気代も水道代も節約になります。ただしあまりに入れ過ぎても衣服を傷める原因となりますので、洗濯機容量の7~8割を目安にまとめ洗いをするのがおすすめです。
また、少量の洗濯物であれば、洗面器などにぬるま湯をはり洗濯洗剤を溶かして、手洗いするのもおすすめです。
自分自身を冷やして、エアコン利用を減らす
最近では、ネッククーラーや冷却シートなど、自分自身の身体の熱を冷ますアイテムも多数登場しています。
これらを活用すれば、多少の暑さであればエアコンを付けずに乗り越えられ、電気代節約の助けとなるでしょう。
ネッククーラー
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ネッククーラーは、暑さ対策に効果的な「首元」を冷やすアイテムです。
ネッククーラーにはさまざまなタイプがあります。水で濡らすタオルタイプ、保冷剤や冷感素材を使用したタオルタイプ、首輪のように装着する電動式タイプなど、バリエーションは豊富です。
体を動かすシーンではタオルタイプが使いやすく、より強力な冷却効果を長時間得たいシーンには電動式タイプが活躍します。
冷感スプレー
冷感スプレーは、身体に吹きかけると冷感効果や清涼効果を得られるアイテムです。一定時間、ひんやりとした感覚が続くため、ピンポイントな暑さ対策に活用できます。
また冷感スプレーには、身体ではなく衣服に吹きかけるタイプもあります。さっと吹きかければ衣服の素材に冷感効果が持続するため、ワイシャツなど蒸れやすい衣服を着る際に活躍してくれます。
小型のUSB扇風機
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パソコンなどにUSBで接続し、卓上で利用できる小型の「USB扇風機」。小さいながら自分1人だけで涼むならこれで十分なこともあります。
USB扇風機の消費電力は1時間当たりの電気代が約0.1円程度であり、エアコンに比べれば大幅に安上がりです。
住環境を見直して、電気を使わなくても涼しい家に
住環境を見直すことで、自然の力で家を涼しく保つこともできます。エアコンなどの電化製品に頼らずとも涼しく過ごせる家を目指しましょう。
窓を開けて熱を逃がす
窓を開けて、溜まった熱を逃がしてあげれば、室内は涼しくなります。ポイントは対角線上にある両方の窓を開けること。こうすることで熱の通り道ができ、熱が屋外に逃げやすくなります。
日光を遮断する
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部屋への日光を遮断することで、温度上昇を抑えられ室内を涼しくできます。方法として、窓際に次のようなものを設置すると、日光をある程度遮断できます。
・遮光カーテン
・サンシェード
・すのこ
・緑のカーテン(ツル性の植物)
など
打ち水をする
ベランダ、壁、窓、屋根などに打ち水(水を掛ける)をすることで、室内の温度を下げる方法もあります。打ち水をすることで、熱が気化熱として空気中に逃げ、温度を下げてくれます。気温が下がり始める夕方頃に打ち水をするのが特に効果的です。
今回はエアコン以外の夏の節電方法について解説しました。今回紹介した方法はどれもお手軽にできるものばかりです。ぜひ今日からでも始めてみてはいかがでしょうか。一つ一つの小さな積み重ねがトータルの電気代の節約につながるでしょう。
記事提供:ウェブマガジン「mymo」
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