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2022.05.23

一人暮らしの食費は平均いくら?自炊以外の食費節約ポイントとは


【画像出典元】「ELUTAS- stock.adobe.com」

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目次

・一人暮らしの食費の平均は3万8410円
・収入に対する理想の食費の割合は15~20%
・食費を節約するには自炊が効果的
・自炊以外の食費節約術

一人暮らしを始めて「毎月の生活費に余裕がないな」と感じるとき、最初に節約しようと考えるのが食費ではないでしょうか。今回は、一人暮らし世帯の理想的な食費の割合を考慮しつつ、食費を節約するための自炊術や食費節約術など、節約のポイントをご紹介します。

一人暮らしの食費の平均は3万8410円

【画像出典元】「Ameashi- stock.adobe.com」

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総務省が全国の世帯を対象に行っている「家計調査」のデータによると、2021年の単身世帯の食費の平均は1カ月あたり3万8410円でした。

この金額には食材だけでなく、スーパーやコンビニエンスストアで購入するお総菜やお酒などの飲料、外食にかかる費用も含まれています。総菜などの調理済食品の金額は7264円、外食は7324円となっており、一人暮らしの世帯の食費の中で大きな割合を占めています。

【参考】家計調査2021年(令和3年)平均 ※外部サイトに遷移します

収入に対する理想の食費の割合は15~20%

【画像出典元】「Kittiphan - stock.adobe.com」

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では、理想的な食費の割合はどのくらいなのでしょうか。

一般的に、1カ月の手取り収入に対する食費の割合は15~20%が目安だと言われています。仮に15%で計算すると手取り収入が10万円の場合は1万5000円、20万円の場合は3万円程度になります。

家計調査での平均的な金額である約4万円の食費を捻出するためには、約30万円の手取り収入が必要となり、仕事を始めたばかりの20代の社会人にはかなり厳しい目標であることがわかります。

手取り収入が少ないと、食費の割合がやや高くなりがちですが、それでも食費の節約を心がける必要があるのです。

食費を節約するには自炊が効果的

【画像出典元】「buritora- stock.adobe.com」

【画像出典元】「buritora- stock.adobe.com」

食費を節約するためには、どんな方法があるのでしょうか。

食費の予算を決めておく

重要なのは、1カ月あたりの食費の予算を決めることです。予算を決めずに使っていては、実際にいくら食費に使っているのかもわからず、節約もできません。

まず、自分が今どのくらい食費に費やしているのかを把握し、その割合を計算してみましょう。外食に使う割合も明確にしておくと管理しやすくなります。さらに、月単位ではなく週単位で予算を決めておくと、食材を買うときに無駄なものを買わずにすむようになります。

外食費は仕事上の付き合いなどで多い月と少ない月にばらつきがでます。外食費は食費と別に予算立てし、年間を通して管理をするのもおすすめです。

安い食材を買う

食費を節約する上でもう一つ効果がある方法は「自炊」です。一人分の食事を作るより外食や調理食品を購入するほうが節約になるという人もいますが、同じメニューであれば自炊の方が安くできます。

食材を買いに行く際は、なるべく安いものを購入するのがポイントです。鶏の胸肉やもやしなど、いつも比較的安価に手に入るものを選ぶようにすると、節約効果が高まります。さらに、まとめ買いしておけば、買い物自体の回数が減るので節約につながります。

また、スーパーでは「肉の日」や「野菜の日」など特売になる日が決まっているので、その日を狙って買い物に行ったり、割引されているものを選んで買い、早めに使い切っていくような献立を考えるのもいいでしょう。

キャベツや玉ねぎ、大根などいろいろな料理に使える食材を買って、使い切れるよういくつかのメニューにアレンジするのも重要です。

冷凍保存して有効活用する

自炊して食費を節約する際に気をつけたいのは、食材を無駄にしないことです。せっかく購入した食材も、食べきる前に腐らせて廃棄してしまうのは、お金を捨てているのと同じです。

食材を無駄にしないためには、安い食材をまとめ買いしたその日に、使いやすい量に小分けして冷凍保存しておくといいでしょう。冷凍する際、簡単に下味をつけたり、カットしておいたりすると、毎日の自炊の手間も省け、料理が苦にならなくなります。

冷凍したものは電子レンジで解凍すれば、すぐに使えます。

休日などにまとめて作り置きしておく

食費節約のための自炊は継続することが大切です。そのために活用したいのが「作り置き」。休日などの時間がある時にまとめ買いをして、一週間分の主菜や副菜を作り置きしておきましょう。

食材を無駄なく使い切れるだけでなく、作った料理を冷凍保存しておくことで長持ちさせることもできます。作り置きがあれば、忙しい日も自宅で食事できるので、外食の頻度も抑えられ、自炊の時間や手間を削減しながら、自炊生活を継続できます。「毎日仕事が忙しく、なかなか作る時間がない」という人にもおすすめです。

作り置きレシピは、レシピサイトでも人気ジャンルなので、購入した食材に合わせたメニューを調べてみるとバリエーションも広がります。

自炊以外の食費節約術

【画像出典元】「maroke - stock.adobe.com」

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料理が苦手という方や、どうしても自炊の時間がとれないという方は自炊以外で食費を抑える方法を考えてみましょう。

例えば、お弁当を買うのをやめて炊飯器でご飯を炊き、おかずだけを購入すれば、外食の回数を減らすことができ、食費を抑えられます。最近では、レンジで温めるだけの冷凍総菜もたくさん販売されており、食費を節約しながらバランスのよい食事ができます。

また、食材を購入する場所をコンビニエンスストアではなく、比較的安価に食材を販売しているスーパーにするのもおすすめです。

食費節約のポイントは、ちょっとした工夫を継続することです。日々の工夫が習慣になれば、小さな節約がどんどん大きくなっていくでしょう。小さな心がけを続けることから始めて、無理なく節約をしてみてください。

記事提供:ウェブマガジン「mymo」

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