2021.07.07
なんと4月から電気代が値上げされていた!この夏は冷房代節約が重要に
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目次
・4月1日から電気代が値上がりした事情
・冷房代が最も高額になる時間帯は"夏の午後"
・お金をかけずに冷房代を削減するには?
・一日過ごすなら情報もくつろぎも手に入る「図書館」がおすすめ!
4月から電気代が値上がりしたのはご存じでしょうか。これからエアコンで電気代がかかる夏も到来します。
家計を少しでも楽にするため、この夏は節電にチャレンジしてみませんか。ちょっとした工夫で電気代を抑えられるかもしれません。
4月1日から電気代が値上がりした事情
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今春2021年4月1日より、国内の電気代の値上げが行われました。年間で約1000円程度これまでより電気代が増えるといわれています(一般的な家庭の場合)。
背景には電気の買い取りが関与しています。
「固定価格買取制度」*と呼ばれる制度により、再生可能エネルギー(太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなど)で発電された電力を、大手電力会社が買い取ることが決められています。加えて同制度により、電気会社が買い取りで負担した額は「再エネ賦課金」として、利用者側に請求することが認められています。
*固定価格買取制度 ※外部サイトに遷移します
そして昨今、再生可能エネルギーの買い取りにかかるコストが上昇しており(昔の高コストな発電所の電気の買い取り額がかさむ等の理由で)、利用者側への請求額が増えたという状況です。
実際、どれくらい値上がりになる?
今回、電気代は約1000円ほど値上がりするといわれていますが、これはあくまで目安です。実際は電気使用量によって変わります。
そこで、計算法を解説します。
まず電気代というのは、一般的に、基本料金+従量料金+再エネ賦課金の3つの要素からなります。このうち、今春値上がりが騒がれているのは、再エネ賦課金の部分です。
具体的には「再エネ賦課金」が、2021年4月1日より1kWhあたり 約0.4円ほど値上がります。そして例として、ファミリー・戸建てにおけるひと月の電気使用量の目安は約350kWhです(日本生活協同組合連合会「電気・ガス料金調査」より)。
この例の場合、0.4円×350kWh×12か月=年間約1680円値上がりとなります。逆に一人暮らし等で電気使用量が少ない世帯の場合であれば、再エネ賦課金は年間1000円以下になることもあります。
日本生活協同組合連合会「電気・ガス料金調査」 ※外部サイトに遷移します
冷房代が最も高額になる時間帯は"夏の午後"
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夏の午後は消費電力が増え、電気代が高くなる
外気温が高くなると、エアコンが室内の熱を屋外に排出する効率も下がってしまいます。設定温度に下げるまでに時間もかかるため、消費電力も増えます。
特に”夏の午後”は、一年の中でも最も日差しが強くなり、高温になりやすい時間帯であるため、外気温に比例してエアコン代も高額になります。
夜間割引プランは要注意
「夜間割引プラン」、「深夜割プラン」などに加入していると、23時頃~明け方までの夜間の利用料金は安くなります。
しかしその分、昼間の利用料金は割高に設定されていることが多く、昼間のエアコン稼働にはより注意する必要がでてきます。
お金をかけずに冷房代を削減するには?
エアコンの設定を調整する
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・設定温度をできるだけ上げる(環境省は28℃を推奨)
・効率よく冷やせる「自動運転モード」を活用
・風向きは「上向き」もしくは「水平」に設定(暖かい空気が上の方に溜まるため)
こういったエアコンの設定を変えるだけでも、電気代を抑えることができます。
環境を見直す
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・エアコンのフィルターや室外機を掃除する
・窓際に「よしず」、「簾(すだれ)」などを設置して、窓ガラスからの熱の侵入を減らす
・服装を軽装(クールビズ)にする
・扇風機やサーキュレーターの風を利用して、室内の冷気を効率よく回す
エアコン掃除、服装を変えるなど、環境そのものを変えることで、より根本的な対策になります。
外で過ごす
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外出して家の中で過ごさなければ、エアコン代を丸々カットできます。
実は家の外でも、無料で自宅のようにデスクワークやパソコン作業やができる場所はたくさんあります。
<無料で過ごせる施設の例>
・市営のスポーツセンター
・公民館
・郷土資料館、文化会館、記念館
・企業のショールーム
・ショッピングモールの共有スペース など
このほかにも、自治体毎にさまざまな無料施設があります。
公営の施設であれば利用料は無料のため、エアコンの効いた涼しい部屋でお金をかけず過ごせてしまいます。
一日過ごすなら情報もくつろぎも手に入る「図書館」がおすすめ!
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そしてもう一つ、快適かつお得なのが「図書館」です。
最近の図書館は自習スペースなどが充実しており、さらには「PC持ち込みOK」、「電源使用無料」、「インターネットWiFi開放」などのサービスを用意している施設もあります。もちろん数多くの書籍や参考資料を活用できます。
図書館には、市営・県営・国立などいくつかタイプがありますが、公営の図書館であれば利用料は無料が基本です。また多くの図書館は、市外や県外の人であっても利用できます。
電気代の節約だけでなく、ちょっとした気分転換にもなりますので、特に真夏の暑い日は図書館を併用するのがおすすめです。
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冒頭の通り、2021年4月1日より再エネ賦課金という名目で電気代は値上がりしています。また来年以降もしばらくの間、値上がりが続く可能性もあるようです。今年の夏はそのような状況だからこそ、電気代を食うエアコンの使い方を今一度見直してみてはいかがでしょう。
記事提供:ウェブマガジン「mymo」
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