2021.03.03
えっ!引越し費用は家賃の約5倍!?相場や総額の目安は?
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目次
・引越し代金の相場
・物件契約に掛かる費用の内訳と相場
・家具・家電の購入費用の目安
引越しをする際には、月々の家賃以外にも、さまざまな出費が発生します。
引越し業者に支払う「引越し代金」にはじまり、「物件契約の費用」、「家具・家電の購入費用」など、各方面の出費を想定しておく必要があります。
今回は、引越し時に発生する出費の内訳、また費用の目安・相場をご紹介していきます。
引越し代金の相場
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「引越し代金」とは、引越し業者に支払う料金のことです。
業者によって設定料金は異なるため、一般的な目安として紹介していきます。
3月の引越し代金の平均相場(単身・家族)
3月は、1年で最も引越し業者が忙しくなる繁盛期です。
大手引越しサイト『引越侍』、『SUUMO引越し』では、3月の引越しの平均相場について、次のような調査結果を掲載しています。
【引越侍】
単身(荷物小)・・・5万2000円
単身(荷物大)・・・7万円
2人家族・・・10万円
3人家族・・・11万9900円
4人家族・・・13万円
出典:引越侍「引越し費用の相場と料金総額の目安」 ※外部サイトに遷移します
【SUUMO引越し】
単身(荷物小)・・・5万2210円
単身(荷物大)・・・7万5761円
2人家族・・・9万9206円
3人家族・・・12万4872円
4人家族・・・15万6449円
出典:SUUMO引越し「引越し費用・料金の相場」 ※外部サイトに遷移します
両サイトで若干差はあるものの、単身の引越しであれば5万円~7万円程度が目安にとなることがデータから伺えます。
季節によっても異なる
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一般的に3月~4月頃は入学や入社が集中するため、料金相場は高騰しやすくなります。
反対に、5月~2月頃は通常期となり、繁盛期に比べ3割程度相場が下がります。
なかでも12月~1月頃は、1年でも特に引越しが減る閑散期となり、通常期よりもさらに5000円程度下がりやすいです(単身の場合)。
物件契約に掛かる費用の内訳と相場
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「物件契約に掛かる費用」とは、敷金や礼金など、物件契約時に大家さんや仲介会社に支払う初期費用のことです。
おおよその目安としては次のようになります。
敷金・・・家賃の1カ月分が目安
礼金・・・家賃の1カ月分が目安
前家賃・・・家賃の1カ月分が目安
仲介手数料・・・家賃の0.5~1カ月分+消費税が目安
火災保険料・・・1万5000円~2万円程度
鍵の交換費用・・・1万円~2万円
これらを合算すると、家賃の約4.5倍程度の費用が掛かることになります。
ひと昔前は、敷金は2カ月分、礼金は1~2カ月分が一般的でしたが、最近は敷金1カ月、礼金1カ月が主流となっています。
また、中には「敷金無料、礼金無料」の物件もあるため、物件次第では初期費用を抑えることも可能です。
家具・家電の購入費用の目安
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初めて一人暮らしを始める場合には、引越時に、ベッドやテレビなど、家具や家電を一式揃える必要があります。
生活する上で必要となる家具・家電のリストと、価格の目安は次のようになります。
【家具】
ベッド・・・2万円~5万円
ソファ・椅子・・・1万円~3万円
テーブル・・・5000円~1万円
収納・・・5000円~1万円
※単身、一人暮らし用のサイズを想定
【家電】
冷蔵庫・・・2万円~3万円
洗濯機・・・2万円~3万円
炊飯器・・・1万円~1万5000円
電子レンジ・・・1万円
掃除機・・・1万5000円~2万円
ドライヤー・・・5000円~1万円
テレビ(32型)・・・3万円~4万円
テレビ台・・・5000円~1万円
照明・・・5000円~1万円
エアコン・・・4万円~6万円
※単身、一人暮らし用のサイズを想定
これらの家具・家電を一からすべて揃えるとなると、安い商品で揃えても約20万円程度の出費を考えておく必要があります。
なお、家電量販店の「一人暮らし一式セール」などでセット購入すると、別々に買うよりも費用を抑えられることもあります。
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このように引越しをすると、家賃以外にもさまざまな出費が発生します。特に「物件契約に掛かる費用」は大きな負担となりやすく、家賃の高いマンションなどに住むことになれば、敷金、礼金、仲介手数料などで何十万円もの出費となることもあります。
業者と金銭的なトラブルを起こさないためにも、引越しでどのような出費が発生し、総額でどの程度のお金が必要になるかを十分にシミュレーションしておくことが大切です
記事提供:ウェブマガジン「mymo」
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