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2020.10.09

「大渋滞」復活!高速道路の混雑は今後も続くか|シルバーウィークは日本各地に人が押し寄せた


4連休の3日目、山梨方面(手前)に向かう車で渋滞する中央自動車道八王子ジャンクション付近(写真:共同通信)

4連休の3日目、山梨方面(手前)に向かう車で渋滞する中央自動車道八王子ジャンクション付近(写真:共同通信)

シルバーウィークの4連休は、新型コロナウイルスの感染拡大以来、初めてといってよいくらい各交通機関は混雑が続いた。

ニュースで映った羽田空港のチェックインカウンターの行列に驚いたほか、高速道路の渋滞も東京近郊の各高速道路で連日最長で50km前後の長さとなり、今年の春の大型連休やお盆を中心とした夏休みにも見られなかったノロノロ運転が首都圏や関西圏の高速道路で毎日のように頻発した。

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今後、高速道路の状況はこのままコロナ以前に戻っていくのだろうか。実際に高速道路を走っている実感や走行台数のデータなどで占ってみたい。

鉄道・航空に比べて早い回復

高速道路の混み具合は、実はかなり早くから新幹線など鉄道の長距離路線や航空路線に比べて回復しつつあった。

国土交通省の「国土交通月例経済」によれば、6月の全国の高速道路の通行台数(NEXCO東日本、中日本、西日本の合計)は前年同月比14.5%減、7月もほぼ同14.1%減。東名高速道路に限れば、両月とも10~11%のマイナスにとどまった。この時期、前年比で20~30%程度しか利用者が戻っていなかった新幹線などに比べると、かなり回復していたといえる。

商品輸送などを担う商用車の行き来は活発だったこともあるし、「密」になりやすい通勤電車を避けてマイカーを移動に使う人が多かったことが推察される。

私自身も、頻繁に通勤で東京湾アクアラインを利用しているが、8月の平日でも夕方の川崎方面の車線はアクアトンネル内で毎日のように渋滞が発生していたし、9月に入っても毎回通常でも渋滞のピークになる夕方5時前後には渋滞にはまることが多かった。

シルバーウィークに入ると、連日夜8時を過ぎても木更津ジャンクションから浮島ジャンクションまで全線で渋滞となっており、これまで遠出をがまんしていた人たちが、この4連休に一気に高速道路を利用したことがうかがえる。

こうした中、現在行われている「GoToトラベルキャンペーン」でも、シルバーウィークの前日にあたる9月18日から、高速道路での通行もその対象となるプランがスタートした。

GoToトラベルは、原則として旅行会社が扱う交通機関や宿泊の商品、あるいは宿泊施設の単独利用が対象となるキャンペーンだが、今回、「STAYNAVI」というサイト経由で、宿泊施設とGoToトラベルの対象となる高速道路の周遊パスの双方を申し込むと、周遊パスの代金が一定の上限はあるもののおおむね宿泊施設と同様35%割引される。

周遊パスは、あるエリアの高速道路に数日間乗り放題となるもので、NEXCO3社と阪神高速の4社が車のプランを28コース、バイクのツーリングに供するプランを19コース提供している。例えば四国の高速道路に乗り放題の「四国乗り放題プラン」では普通車2日間用で6300円、3日間用で6900円となっており、GoToを利用すると35%割り引かれるため、それぞれ4095円、4485円となる。

GoToの割引がなくても使い方によっては割安なプランなので、2日間四国の高速道を4000円程度で乗り放題になるのであれば、格安と言ってもよいだろう。ただし、「STAYNAVI」には会員登録が必要であるし、宿泊施設もGoTo高速道路周遊パス対象となっている施設に限定されるなど、利用には一定の制限やいくつかの手順が必要となっている。

例年以上の混雑になる可能性も

さらにこの制度に加えて10月からは東京発着のGoToトラベルキャンペーンも始まっており、これまでレジャーや帰省などの遠出を我慢していた人の高速道路の利用が促進され、例年どおりの、あるいは例年以上の混雑が生まれる可能性が高い。

現在、高速路線バスの一部運休や団体客が利用する観光バスの運行が以前よりかなり少なく、路上のバスの姿が以前よりもかなり少ない印象を受けるが、これも10月以降かなり盛り返してくると思われる。利用者にとっては高速道路の渋滞は迷惑このうえないが、ガラガラの高速道路の映像をここ数カ月ニュースで見慣れた目には、赤いテールランプが断続する渋滞の映像は、日本がコロナ以前の状態に近づいた象徴のようにも思える。

とはいえ、移動の自由をいち早く解禁したヨーロッパ、とくにイギリス、フランス、スペインなどでは感染の再拡大が深刻化している。日本も今後秋から冬を迎えて状況が悪化することも予想される。高速道路の渋滞状況は、人々の移動への希望や不安を如実に表す1つのバロメーターとして、これからも週末のニュースをにぎわしそうである。

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提供元:「大渋滞」復活!高速道路の混雑は今後も続くか|東洋経済オンライン

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