2020.07.02
【食物繊維たっぷり♪】もずくの基礎知識とアレンジダイエットレシピ
1.生のもずくは今が旬!2.
2.もずくの栄養
3.もずく酢にひと手間で食べ応えあるダイエットメニューに
4.最後に
ローカロリーで食物繊維豊富なもずく。ダイエット食の決定版です。もずくの栄養と健康効果に加え、もずくの基礎知識や市販のもずく酢に一工夫したダイエット向きのおかずを管理栄養士がご紹介します。
生のもずくは今が旬!
もずくは100%国内産です。その中でも、もずくの生産量ナンバーワンの都道府県は沖縄県。日本のもずくは約90%が沖縄県で生産されています。もずくの旬は4月~7月になります。
乾燥もずくも、調味済みの市販のもずく酢も、もずくの栄養自体は変わりませんが、風味や歯ごたえは生のもずくは格別です。自分で調味するとカロリーも抑えられて、さらにダイエット効果が期待できます。
もずくの栄養
なんといっても低カロリー!
100gで4kcalと低カロリー。ダイエットにぴったりですね。
食物繊維が豊富
水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維が含まれています。水溶性の食物繊維は便に水分を加え、するっと便を出しやすくします。不溶性食物繊維は便のかさを増やす他にも、腸内の善玉菌のえさになります。もずくに含まれる二つ食物繊維のそれぞれ違う働きで腸内環境を整え、便秘の予防、改善が期待できます。
またもずくには、食物繊維の仲間であるアルギン酸とフコイダンという成分が含まれています。これは海藻に含まれるぬめり成分です。
アルギン酸・フコイダンについて
もずくのヌルヌルしたぬめりのもとはアルギン酸という成分です。そのヌルヌルが余分なコレステロールを包み体外に排出する作用があるので、コレステロール値を下げる働きがあります。さらに、余分なナトリウムを排出する作用もあるため、血圧を下げむくみを予防します。
また、フコイダンには抗アレルギー作用があるため、花粉症の予防が期待できます。免疫力を高める働きも報告されています。
もずく酢にひと手間で食べ応えあるダイエットメニューに
酸っぱピリ辛スープに変身
▶「もずくのサンラータン風スープ」のレシピはこちら ※外部サイトに遷移します
噛み応えと楽しい食感を加えて満腹感UP!
▶「簡単もずくと切り干し大根のパリパリ和え」のレシピはこちら ※外部サイトに遷移します
最後に
食べる時の一工夫
もずくは100gで4kcalと低カロリー。一方、市販のもずく酢は1カップ、調味料を含めた重さ80g位で30kcal~40kcalとなります。大部分が砂糖のカロリーです。糖質を制限したい方は、生や乾燥のもずくに自分で調味すると砂糖の量が抑えられます。
また、つるっと食べ終わってしまうもずく酢も、ご紹介したレシピのようにひと手間で、満腹感を感じる低カロリーメニューに変身します。ダイエット、美容健康をサポートしてくれる食材もずく。普段の食事に加えてみてはいかがでしょう。
著者:水谷 俊江 (管理栄養士)
南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。
記事提供:DietPlus(ダイエットプラス)
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提供元:【食物繊維たっぷり♪】もずくの基礎知識とアレンジダイエットレシピ|DietPlus(ダイエットプラス)