2020.05.25
【週刊シル×3分クイズ】ストレスに負けない体作り<基礎編>
自分の知らないうちにストレスを溜めて、心や体に不調を来していませんか?
今回は、ストレスについて学びましょう。
<基礎編>では、ストレスの基礎知識についてお伺いします。
(1)ストレスの原因になるものは?
A. 暑さ、寒さなど
B. 栄養不足、薬物など
C. 怒り、不安など
D. 病気や怪我など
E. A~Dのすべて当てはまる
★答え★
E. A~Dのすべて当てはまる
ストレスの原因にはさまざまなものがあります。
ストレスの原因をストレッサーといい、気温の変化など物理的なもの、栄養不足など化学的なもの、病気などの生物的なもの、不安などの心理的なものに分けられます。
過剰なストレスを受けると、からだはバランスをくずしてしまいます。自分のストレスの原因を知って、上手に対応していきましょう。
(2)ストレスはすべて悪者。○か×か?
A ○
B ×
★答え★
B ×
何かと悪者にされがちなストレスですが、実は適度なストレスは作業の効率をあげてくれます。
例えば、作業環境に見合ったノルマをもって仕事をすると、まったくノルマのない状態より、仕事の能率は上がるそう。また、スポーツをするときなども、適度なプレッシャーがあったほうが良い成績を残せることが多くありますね。
ストレスは全てシャットアウト!よりも、適度なストレスと上手に付き合うのがよいのかもしれません。
(3)過剰なストレスは中性脂肪やコレステロールの合成を促してしまう。○か×か?
A ○
B ×
★答え★
A ○
ストレスが生活習慣病によくないといわれるひとつに、過剰なストレスが中性脂肪やコレステロールの合成を促してしまうことがあります。
ストレスを受けたときに分泌されるホルモンが、血液中の脂質を増やし、この脂質が肝臓で中性脂肪やコレステロールの合成されてしまうのです。また、睡眠不足も、同じように中性脂肪の合成がすすんでしまうそう。
ストレスで食べすぎてしまうことだけが生活習慣病の原因ではないのですね。
(4)ストレス解消に有効なのは?
A. 仕事や用事を優先して、食事は後回しにする
B. 食事は楽しく味わって食べる
C. 外食は絶対に避ける
D. 好きなものを好きなだけ食べる
★答え★
B. 食事は楽しく味わって食べる
食環境を整えることも、ストレス対策には有効です。
まずは1日3食、なるべく決まった時間に食べるようにしましょう。ストレスによって失われた栄養素を補い、規則正しい生活への第一歩にもなります。食事はゆっくり落ち着いて、味わって食べることも大切ですよ。たまには気分を変えて、外食するのもよいですね。
好きなものを好きなだけ…はたまにはよいですが、続いてしまうと栄養のバランスが崩れ、さらに疲労やストレスを招く原因にも。なるべくバランスのとれた食事をするようにしましょう。
以上、ストレスの基礎知識について学びました。
次回<対策編>では、ストレスとかかわりの深い栄養素についてご紹介します。
お楽しみに♪
記事提供:リンクアンドコミュニケーション
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