メニュー閉じる

リンククロス シル

リンククロス シルロゴ

2020.02.12

【花粉症から逃れたい人必見】シーズン到来の前から取り組みたい2つのこと


記事画像

寒さが徐々に和らいでくると、花粉症が心配な季節が近づいてきます。本格的にシーズンが到来する前にできる限りのことをやって備えておきたいと思う方は多いのではないでしょうか?花粉症を新たに発症しないために、すでに発症している方は少しでも楽に花粉の季節を乗り切れるよう、今回は花粉症から逃れたいなら意識すべき2つのことをご紹介します。

どうして花粉症になるの?

花粉症の正体は、花粉に対して人間の体が起こすアレルギー反応です。体の免疫反応が、花粉に過剰に反応し、体が花粉を外に出そうとするために、くしゃみや鼻水、涙といった花粉症の症状がでます。一般的には免疫反応は体にとって良い反応ですが、免疫反応が過剰になってしまうとアレルギー症状が出てしまい、生活に支障が出てしまうので困りものです[1,2]。

免疫を整えたいなら“腸”を整えてみては?

記事画像

花粉症患者が増加している要因の1つとして、食生活、腸内環境の変化が指摘されています。腸内細菌のうち、善玉菌は体の免疫力を整える働きがあることが報告されています。
そのためヨーグルトや乳酸菌やビフィズス菌のサプリメントが、アレルギー症状を抑える可能性があると考えられ注目されていますが、その実際の効果についてはまだ科学的に明らかにはされていません。ですが、藁にもすがる思いでできることを全てやっておきたいという方は、花粉症のほかにも嬉しい働きが期待できる、腸内環境を整えるための食事を意識してみてはいかがでしょうか?

その方法は、大きく分けて2通りあります。
1つめは、健康に有用な作用をもたらす生きた善玉菌である“プロバイオティクス”を直接摂取する方法。具体的には、ヨーグルト・乳酸菌飲料・納豆・キムチ・ぬか漬けなど、ビフィズス菌や乳酸菌を含むものがプロバイオティクスに該当します。これらの菌は腸内にある程度の期間は存在しても、住み着くことはないとされているため、毎日続けて摂取しましょう。

2つめは、腸内にもともと存在する善玉菌を増やす作用のある“プレバイオティクス”を摂取する方法です。食品成分としてはオリゴ糖や食物繊維で、これらの成分は野菜類・果物類・芋類・豆類などに多く含まれています[3,4]。

プレバイオティクスについてさらに詳しく知りたい方はこちらから

症状を悪化させないために“油”の摂り方に目を向けよう!

記事画像

オメガ6(n-6系脂肪酸)の油であるリノール酸は炎症を引き起こす物質を生成するため、摂りすぎには要注意。花粉症の症状を悪化させることにつながる可能性も…。オメガ6は、大豆油・コーン油・グレープシードオイルといった比較的安価な植物性の油に多く含まれています。よって、外食や加工食品を利用する頻度が高い方は、オメガ6を摂りすぎてしまっている可能性があるため、普段の食生活での油の摂り方にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

オススメは不足しがちなオメガ3(n-3系脂肪酸)の油を積極的に摂ること。オメガ3には オメガ6の生理作用と競合して炎症を抑える生理作用があることが明らかになっています。亜麻仁油・荏胡麻油、サケ・マグロ・マスなど脂の多い魚に多く含まれているため、意識をして摂取してみては?オメガ3は酸化しやすい性質があるため、調理法や保存の仕方などには注意しましょう[5,6]。

オメガ3のさらに詳しい働きを知りたい方はこちらから

春を快適に過ごすために、日頃の食事に目を向けよう!

年々温暖化が進行している影響で、花粉が多く産生されるようになっているとも言われています。まだ花粉症を発症していない方も油断は大敵。大量の花粉に出会うと、花粉症を発症しやすくなることがわかっています。特に花粉症以外のアレルギー疾患をもっている方や、家族が何らかのアレルギー疾患をもっている方は、それのない人に比べて、花粉症になりやすいと考えられているため注意が必要です。

発症後に薬で症状を抑えるだけでなく、体の内側から体質改善ができるよう、普段口にしているものを見直してみてはいかがでしょう。そして、睡眠を良くとり、生活習慣を保つことは、正常な免疫機能を保つために重要です。お酒の飲みすぎや喫煙を控えることも鼻の粘膜を正常に保つことにつながります。医学的には、特に花粉症に良いといわれる1種類の食材を多く摂取しても、大きく症状が悪くなったり、良くなったりすることはないと考えられていますので、食事が偏らないよう注意しましょう[1,2]。

【参考文献】

[1]厚生労働省「花粉症特集」花粉症Q&A集

https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun/ippan-qa.html ※外部サイトに遷移します

[2]厚生労働省「的確な花粉症の治療のために」

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000077514.pdf ※外部サイトに遷移します

[3]環境省「花粉症環境保健マニュアル」

https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/manual/full.pdf ※外部サイトに遷移します

[4]厚生労働省「e-ヘルスネット|腸内細菌と健康」

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-003.html ※外部サイトに遷移します

[5]厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)|脂質」

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4g.pdf ※外部サイトに遷移します

[6]文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

https://fooddb.mext.go.jp/ ※外部サイトに遷移します

(すべて2020年1月25日閲覧)

【プロフィール】管理栄養士 藤橋ひとみ

記事画像

I’s Food & Health LABO. (アイズフードヘルスラボ)代表
毎日の食事で心身のトラブルを予防・改善できる社会の実現を目指し、フリーランスの管理栄養士として活動中。 東京大学大学院、医学博士課程在籍。EBN(科学的根拠に基づく栄養学)の考え方を大切に、コラム執筆・監修、メディア出演等、健康情報を伝える活動や、食と健康の専門家のスキルアップ支援を行う。大の大豆・発酵好きで、国内外にてその魅力を発信している。

記事提供:リンクアンドコミュニケーション

リンクアンドコミュニケーションは、最新の健康情報の発信や健康課題を解決するサービスを提供します。最新の健康情報を医療・健康分野の専門家が評価し、コメント付きで紹介するサービス「HEALTH NUDGE」もチェックしてみてください。

おすすめコンテンツ

関連記事

コロナ禍でもストレスをためずに過ごすためのコツとは

コロナ禍でもストレスをためずに過ごすためのコツとは

紫外線に対してもっと『意識高い系』に!

紫外線に対してもっと『意識高い系』に!

【肥満とも関係がある?】高血圧予防に効果のある栄養素とおすすめレシピ3つ

【肥満とも関係がある?】高血圧予防に効果のある栄養素とおすすめレシピ3つ

熱中症予防には"適宜マスクをはずすこと"だと「知らない」が45.8%

熱中症予防には"適宜マスクをはずすこと"だと「知らない」が45.8%

戻る