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2019.12.10

「家事手伝おうか?」のドヤ顔に妻が絶望する訳|散らかる部屋に「昼間何やってたの?」もNG!


「家事を手伝う」という言葉が怒りを買うのにはきちんとした理由があります(漫画:主婦の友社/『主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件』より)

「家事を手伝う」という言葉が怒りを買うのにはきちんとした理由があります(漫画:主婦の友社/『主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件』より)

「家事を手伝おうか?」と言う夫と、「自分の仕事でもあるのに手伝うって何?」と怒る主婦。こんな会話が今日もどこかで繰り広げられていることでしょう。そしておそらく明日も明後日も同じであり、もしかしたら10年後も同じかもしれません――。

ネット上では家事育児について日々いろいろな意見が飛び交っていますが、家事育児を「手伝う」発言はとかく炎上しやすい傾向があります。

・「手伝う」なんて消極的だからダメ。自分の子どもでしょ?

・ 当事者意識を持ってほしい

・ その発言が出る時点でダメ

……など。この「手伝う」発言に怒りを感じる主婦は多いのです。なぜこれほどまでにこの発言が怒りを買うのでしょうか。拙著『主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件』でも詳しく解説していますが、この「家事を手伝う」という言葉はとても簡単に炎上します。

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何がダメなのか、なぜ炎上するのかがわかっていない男性はかなりの数に上ると思います。これにはきちんとした理由があります。

簡単に説明しますと「言っている本人が、普段、家事育児をしてこなかったという現実の積み重ねが背景にあり、それらが積み重なった結果、主婦には『手伝う』という言葉がのんきに聞こえてしまう」からなのです。

主婦が手伝いを求めるときとはどういうときか

主婦が本当に手伝うことを求めるとき、それはやることが複数あるマルチタスク状態のときです。子どもの面倒だけ、料理の準備だけなら自分のペースでできますし、1人でも可能です。しかし実際の家事育児は、料理をしている最中に子どもが泣き出すマルチタスクの状態が発生することが多々あり、このときに精神が削られていきます。

「大人が2人いたら簡単なことなのに……」。そう考えたことのある主婦はかなりの数いるでしょう。こういうときに、サッと子どもの相手をしてくれたら、それだけで十分なのです。

そういう猫の手も借りたいようなときに見向きもせず(または気づかず)すべてが終わってから「やることないから手伝うか」というふうに来られても、「もういい!」となるのは当たり前です。これは本来なら男女は関係ありません。ただ、家事育児をしている側からしますと、本当に求めていたときに見向きもしなかった、なかなか助けてくれなかったという感情が先なのです。

これを仕事に置き換えてみましょう。働く側にとって家はリラックスする空間ですが、主婦にとっては家こそが戦場。職場でバタバタしているときにのんきにテレビを見ている人間がいたら、「何やってるんだ」「今すぐ仕事に参加してくれ」と思うでしょう。主婦が戦場である家で夫に求めるのも「参加する」という積極的なスタンスなのです。

働く側の夫は仕事をするのが本業なので、家はプライベートな場、リラックスする場という認識です。これももっともな話です。しかし結婚したら、その時点から共同生活が始まるのです。子どもが生まれたら数年は猫の手も借りたいような状況が続きます。毎日毎日、家事育児をしてもらうスタンスではなく、主体的に参加する意識を持ち、さっさと終わらせて夫婦で休んだほうが得策なのは明らかです。

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主婦が手伝う発言に怒るもう一つの理由

また主婦が手伝う発言に対して怒りやすいのには「のんきに聞こえる」というほかにも実は理由があります。

パートナーに対しては、主婦に「余裕がないから」です。家事をしつつ育児をし、育児をしつつ家事をする。そんな日々を送っているとちょっとしたことですぐ余裕を失ってしまいます。そしてパートナーのたまたま言った「手伝うよ」という言葉に過剰に反応してしまいます。なぜなら主婦が欲しいのは自分と同じくらい家事をする人間だからです。指示しないと動けない人間ではなく、自分で考えて適切な行動をとれる自分の分身を求めているのです。だから手伝うという消極的な姿勢が許せないのです。

働く側の夫が仕事をメインしているのは主婦もわかっているでしょう。主婦並みに家事育児をすることを求めている主婦はそんなにいないはずです。主婦が働く側に求めるのは、家事育児に対して「当事者意識」を持つことだけです。

働く側が意図せず主婦を刺激する発言はほかにもある

主婦を刺激しやすい夫の発言は「手伝う」だけではありません。

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帰宅時に家が散らかっている状況を見て思わず「昼間何やってたの?」と発言するのも同じく主婦を刺激します。言いたい気持ちはわかるのですが、前述のように主婦はつねにマルチタスク状態だから「終えられない家事」が絶対的に存在します。

片づけは正直やらなくても何の問題もないので、主婦にとっては優先順位がかなり低いのです。

それよりも子どもの世話や子どもの学校関係のチェック、家族の料理のほうがはるかに重要です。だから後回しの片づけが帰宅時に終わっていなくてもそれはサボっていたのではなく、単純に「やる時間がなかった」だけと言えるのです。

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献立決めも同じです。毎日毎日献立を考えるのはかなり大変。とくに休日は家族がいてきちんと3食作る主婦は少なくありません。だから主婦が朝食時に「昼食何食べたい?」と聞いたり、昼食時に「夕食何食べたい?」と聞いたりするのは、つねに食べることばかり考えているわけではなく、単純に「次の食事に何の料理を作るか悩むから、もういっそ決めてもらいたくて聞いている」のです。

頭の中が献立で支配されている

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提供元:「家事手伝おうか?」のドヤ顔に妻が絶望する訳|東洋経済オンライン

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