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2019.09.03

ワーママ転職「働きやすさ」と「やりがい」の両立は可能? 経験者が語る


子どもが生まれてから、今後の生き方や働き方についての考え方が変わった、という方は多いのではないでしょうか。

とはいえ、ワーママにとって転職はまだまだハードルが高いもの。働きやすさを重視すれば、やりがいは実現できない。一方で、やりがいを追求すれば、働きやすさは諦めなければならない……とも思いがちです。

今回は、プロフェッショナルママの転職エージェント「ママリブラ」が開催した転職経験者のお話会に参加。ワーママ転職の実際のところを、聞いてきました。

体験談を語ってくださったニューロスペースの香山由佳さん

体験談を語ってくださったニューロスペースの香山由佳さん

「役職」ではなく「どこでも通用するスキル」が欲しかった

イベントで転職の体験談を語ってくださったのは、睡眠課題をサイエンスとテクノロジーで解決していくスリープテックのスタートアップ、ニューロスペースの香山由佳さん。

東京海上日動火災保険の法人営業を13年担当した後、2017年冬に第一子を出産され、育休中の2018年夏、転職を決意されました。

大手保険会社の営業時代は、仕事や顧客との付き合いで深夜に帰宅する日々が続くなど、激務の時期もあったそうですが、がんばった分だけチャレンジングなポストを用意してくれる会社に、不満があったわけではないといいます。

一方、産休に入ったタイミングで同期が昇進していく姿を見て、「私は昇進が遅れていくんだ」という思いに駆られたこともあったとか。

「復帰して仕事はできても、昇進は遅れるのだと気づいたとき、育休中は他の人が持っていない、自分のスキルを身に着けたいと思うようになりました」。

そして、「育休中の期間をキャリアの中断ではなく、ステップアップの期間にしたい」「1つの会社ではなく、さまざまな場所で価値を提供できる人材になりたい」とプロボノに参加。その派遣先だった今の会社の事業に魅力を感じ、働くことになったそうです。

転職を決断するときに悩んだこと

とはいえ、大手保険会社からスタートアップへの転職は勇気が必要だったはず。香山さんも大いに悩まれたといいます。

当時ニューロスペースの社員は6名、サービスも形になっておらず、社内の仕組みも不十分。そんな中、「ゼロからイチを作り上げていく」というビジネスのフェーズに魅力を感じたものの、子どもが小さいこと、今まで積み上げてきた経歴・キャリアを捨てることに迷いがあったそうです。

「子どもが0歳のときに、福利厚生も就業規則も不十分なスタートアップに飛び込んでいいのか、いわゆる良い学校を卒業し、有名企業で働くというこれまでのルートから外れてしまってもいいのか、子どもに対しても会社に対しても罪悪感がありました」。

そこで香山さんが行ったのが、モヤモヤを可視化すること。「仕事のやりがい」「仕事の内容」「マーケットの将来性」「自己成長」「(会社が持つ)ビジョンへの共感」という、香山さんが大事にしたいポイントを実現できるか、当時いた会社と転職先を比べたときに、実現可能性として転職先が上回ったことが決め手となりました。

香山さんが転職するかどうか悩んでいるときに使ったワークシート(ママリブラ登壇用資料より引用)

香山さんが転職するかどうか悩んでいるときに使ったワークシート(ママリブラ登壇用資料より引用)

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「決断自体は大胆にしましたが、その裏付けはたくさんしました。今の仕事が嫌だからとか、ちょっと興味のある会社だからとか、深く考えずにキャリアチェンジすると、壁にぶつかったときに誰かのせいにしたくなります。いろんな角度からリサーチして、信頼できる人からのアドバイスを大切にして、慎重に考えることをオススメします」。

働きやすさとやりがいは?

現在は13名まで増えたものの、社員数が少ない中で業務の線引きはなく、営業以外の仕事も多く受け持つことになった香山さん。何もないところから切り開いてサービスを作ってこれたという自信と、マルチスキルを身に着けて、「どこでも通用できる人材になれそうだ」という実感を持っているといいます。

「前職でも昇進はできたと思いますし、収入もより良かったと思いますが、"いろんなところで活躍できる"という視点では、転職後の方が、キャリアアップできていると感じています。会社に依存しない、自分自身のバリューを強く意識するようになって、MBA取得のためにビジネススクールにも通い始めました」。

香山さんの1週間のスケジュール(ママリブラ登壇用資料より引用)

香山さんの1週間のスケジュール(ママリブラ登壇用資料より引用)

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また、働き方についても変化が。通常17時には退社し、子どもが急に体調を崩してもリモートワークで対応するなど、柔軟な働き方ができているそうです。

「前職では『このお客さまにはこのように対応しなければいけない』『この役職やこの部署ではこのような働き方が必要』など、お客さまとの関わり方や会社に、働き方をある程度合わせていく必要がありました。しかし今は、そういったルールや規格がないので全てが自分次第。働き方も自分で作っていけます」。

仕事も家庭も、そして学びも、自分の目指す方向に向かってどん欲に突き進む香山さんのお話の中で印象に残ったのは、「自分で選んだ道だからこそ、自分自身で良いものにする」という言葉。

子育て社員に理解のあるスタートアップ企業は、自ら仕事や事業を創り出すパワーや意欲のあるワーママにとって、働きやすさもやりがいも実現できる転職先となるうるかもしれません。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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提供元:ワーママ転職「働きやすさ」と「やりがい」の両立は可能? 経験者が語る│マイナビニュース

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