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2019.06.26

「他人(ひと)の喧嘩は、蜜の味。」フウフゲンカシンポジウムに潜入【後編】


共働き世帯が専業主婦世帯を上回る今、夫婦喧嘩の在り方もきっと変わっているはず。【前編】では、パパが子育てに積極的に参加することを提案するパパによるパパのための集まり「スーパーダディ協会(SDA)」代表・高橋氏にインタビュー。子育てへの向き合い方や、妻との関係性についてうかがいました。【後編】ではそんなSDAが主催するトークライブイベント「フウフゲンカシンポジウム シブヤ2019」の模様をリポートします。

【前編】 ※外部サイトに遷移します

「他人(ひと)の喧嘩は、蜜の味。」フウフゲンカシンポジウム

「他人(ひと)の喧嘩は、蜜の味。」フウフゲンカシンポジウム

夫婦の数だけあるもの、それは「夫婦喧嘩」

今回のイベントは「他人(ひと)の喧嘩は、蜜の味。」と銘打ち、他人の夫婦喧嘩に関する意見や考え方を参考にすることで、各自が前向きな夫婦関係を築くヒントを導きだすことが狙い。普段なかなか知ることのない「夫婦喧嘩」の貴重な学びの場として、ディープなトークが繰り広げられた。

シンポジウム出席者は、SDA協会の理事でありフリーキャスターの小森谷徹氏、同じくSDA協会理事でレヴォレーター代表取締役の板谷俊明氏、フリーアナウンサーでNPO法人「親子コミュニケーションラボ」代表理事の天野ひかり氏、そしてクリエイティブディレクター・コミュニティデザイナーでエモーヴ代表取締役の井尾さわこ氏の4人。

最初のテーマは「フウフゲンカはしたほうがいい? しない方がいい? 」。事前アンケートでは賛成・反対が半々だったが、会場を訪れた参加者に尋ねたところ「した方がいい」派が圧倒的多数だった。そんな中「夫婦喧嘩はすべき。むしろ、しないで関係を保てるはずがない」(板谷)、「パパはあきらめずにママに向き合って欲しい。ただ、正しく喧嘩をしてほしい」(天野)、「夫婦の間にはちゃんと摩擦があった方がいい」(井尾)と、それぞれが考えを展開していった。

フウフゲンカはしたほうがいい? しない方がいい?

フウフゲンカはしたほうがいい? しない方がいい?

参加者はフウフゲンカをした方がいい派が多かった

参加者はフウフゲンカをした方がいい派が多かった

また、子育ての視点からは「夫婦喧嘩は、それを見ている子どももコミュニケーションを学べるメリットがある」(天野)という意見も。その一方で「(相手の主張を)正面から受け止めたら、えらいけがしますよ」(小森谷)というリアルなコメントも飛び出し、会場には大きくうなずく参加者もいた。

夫婦喧嘩の数だけ「ルール」もある

また、「フウフゲンカをする派には、ルールがあります」と題し、夫婦喧嘩のルールについて語るコーナーでは、「どんなケンカであっても自分から謝る」「逃げない。ちゃんとやりあう。ただし人格の否定はしない」といった一般的なルールから、「なんとか調整点を見つけ、その日の課題をクリアした上でいったんの終わりを宣言する。クリアできなかった点は宿題」「その日のうちに自分から喧嘩になったことを謝る。大喧嘩でも、自分の中では翌朝10時まで(とする)ルール」という、より細かなルールまで幅広く紹介された。

「喧嘩じゃなくても、話し合うことは必要。自分もなぜ怒っているのかわからないことがあるので(目の前の問題を)一緒に考えてほしい」(天野)「話しているうちに気づいていく」(井尾)といった女性側の意見に対し、男性側も「怒る理由を作ってしまった以上、まずは謝る。そしてどうしたらそれを解決できるかを聞いていく」(小森谷)「ママが喋りながら頭の中を整理していることをパパは理解しないといけない」(板谷)と見解を述べた。

「まずは謝る。そしてどうしたらそれを解決できるかを聞いていく」と男性側の意見を述べる小森谷氏と板谷氏

「まずは謝る。そしてどうしたらそれを解決できるかを聞いていく」と男性側の意見を述べる小森谷氏と板谷氏

子どもの前で喧嘩が始まりそうになったら?

最後に、夫婦喧嘩についての悩みや素朴な疑問を語り合うコーナーでは「子どもの前で喧嘩が始まりそうになったらどうしていますか? 」という、子育てにおいても重要な質問が提示された。

これに対して会場からは「子どもの前だからといって感情を隠さず、とことんまずはぶつかって仲直りをする姿を見せれば、子どもたちにとっても良いのではないか」「パパとママはもちろん、人ってみんな違うということを(喧嘩を通じて)子どもに知ってほしい」という意見も。

そして「どちらかが冷静になって着地点を見つけないといけない。いったん見せてしまったら仲直りするところまで見せないと子どもが混乱する」(天野)といった具合に、「夫婦」であることに甘えず、常に「対話」をすることの必要性を説き、シンポジウムは大盛況のうちに幕を閉じた。

約2時間にわたるシンポジウムは大盛況に終わった

約2時間にわたるシンポジウムは大盛況に終わった

終了後、会場に夫婦で訪れていたアカラ代表取締役の阿部勇太・真弓夫妻にイベントの感想を尋ねた。

「いろいろなご夫婦の喧嘩の方法、仲直りの方法を聞くことによって、自分たちが喧嘩しそうな時、少し冷静になって相手の話を聞こうという気持ちになれます」と真弓さんが話せば、勇太さんも「前回のシンポジウムにも参加したのですが、おかげさまで喧嘩の時の『引き出し』が増えました(笑)。夫婦がこうしてオープンに話し合える場は大事だと思います」と納得の表情を浮かべていた。

SDAメンバーでアカラ代表取締役・阿部勇太氏と妻の真弓氏

SDAメンバーでアカラ代表取締役・阿部勇太氏と妻の真弓氏

つまるところ、世の中にいる夫婦の数だけ夫婦喧嘩のスタイルやルールが存在し、仲直りの方法も千差万別である。「喧嘩」と聞くとついつい身構えてしまうが、その本質は「コミュニケーション」だ。どんな時でも自分たちに合った方法で向かい合い、互いに理解を深めていくことが、夫婦にとっても子育てにとっても大事なのではないだろうか。改めてそう実感させてくれる貴重なイベントだった。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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提供元:「他人(ひと)の喧嘩は、蜜の味。」フウフゲンカシンポジウムに潜入【後編】|マイナビニュース

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