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2019.07.01

腸にいいお話 腸内フローラを知ろう


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健康長寿のカギは、腸内環境にあり!

「食べ物の消化」を担う器官としてだけでなく、約70%の免疫細胞が集まる人体最大の「免疫器官」の役割を持つ腸。糖尿病などの生活習慣病やアレルギー疾患との関連もあるとされ、健康維持・増進の最重要キーワードとして、今「腸内環境」が注目を浴びています。

近年、次世代シーケンサーなどゲノム解析の飛躍的な進歩で、「食事」や「生活習慣」が腸内環境に、どのような影響を与えているかが少しずつ明らかになってきました。サンスターの研究開発チームも、長年独自の研究を続けており、「10年先の健康を考える」をスローガンに掲げる「健康道場」の商品や活動に、その知見が活かされています。

難しい話はさておき……。
免疫力を最大限引き出すためには腸内環境を良くすることが大切だということ、皆さんもなんとなくご存じかと思います。正しい知識を身につけ、腸内環境をさらに美しく保つコツもつかみやすいというもの。元気はつらつ長寿を全うするために、楽しみながら腸内環境について学んできましょう。

「腸内フローラ」とは?

人間の腸内(特に大腸)には、500種類とも1000種類とも言われる細菌が、100兆個以上存在すると言われています。人を構成している細胞の数は60兆個程度であることからも、腸内細菌は人々の想像を超えて大きな世界を形成していると言えるでしょう。

このように複雑な生態系を構成する腸内環境を称して、「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」または「腸内フローラ」と呼びます。これは腸内細菌を顕微鏡で見た時に、草花が野山に生い茂る様子に例えて命名されたそうです。微生物世界の不思議さや多様性を表すと同時に、自然を美しく保つことと同様に腸内環境も大事にしなければ......と感じさせてくれる、上手い表現だと思いませんか?

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健康にも密接な関係?善玉菌・悪玉菌の働きとは?

腸内フローラ(腸内細菌叢)と宿主である人との関係を、少し掘り下げてみましょう。
人は腸内細菌に対して食事と腸という住まいを与えていますが、一方で腸内細菌たちは宿主(人)に栄養を提供し、健康維持に貢献しています。つまり、人間と腸内細菌は持ちつ持たれつの関係なのです。ちなみに、腸内細菌はその働きによって、大きく「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌(中間菌)」という3つのグループに分かれています。

善玉菌

主に炭水化物に含まれる糖類を分解・吸収し、乳酸・酪酸などの有機酸を作る役割をもっています。有機酸は腸内を酸性に保ち、悪玉菌の増殖抑制や外から侵入した有害菌の排除、その他ビタミンなどの栄養物質の産生等、私たちの健康維持に大きく貢献しています。

悪玉菌

たんぱく質やアミノ酸の分解・吸収する過程で硫黄化合物やインドール、スカトール、アミンなど有害な物質を産生します。たんぱく質やアミノ酸は身体を作る素となる栄養素ですが、過剰に摂取しすぎると悪玉菌が優勢なりやすく、腸内フローラの均衡が崩れてしまう原因になります。

日和見菌 (中間菌)

その名の通り、腸内で優勢な方の菌に加勢するご都合主義者な菌たちです。善玉菌が優勢な時は平和が保たれていますが、悪玉菌が優勢になれば腸内も劣悪な状況になりかねません。現実社会にもありそうな話で興味深いですよね。

腸内環境の中では、常に善玉菌 vs. 悪玉菌がパワーゲームが常に繰り広げられていています。腸内細菌の理想的なバランスは「善玉菌20%:悪玉菌10%:日和見菌70%」と言われますが、様々な要因が複雑に絡み合い、互いに影響し合うため、食事以外の影響要因にも目を向け、統括的なアプローチが必要です。

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協奏する脳と腸のリズム「脳腸相関」とは?

食事や生活習慣と腸の関係以外にも、腸は身体の様々な器官と連携していることが近年の研究から明らかになってきました。その代表例が「脳腸相関(BRAIN-GUT INTERACTION)」です。脳と腸は互いに情報を交信しあい、影響を与え合う関係にあることを指した言葉で、「脳腸軸」と表現される場合もあります。

過敏性腸症候群(IBS)は、脳腸相関のわかりやすい現象のひとつとされています。不安や緊張などにより、お腹の調子が悪くなるのは、脳がストレスを感じたことを自律神経から腸に伝え、腸内バランスが崩れてしまうことに起因すると言われています。

メンタルヘルスにも関係? 腸内環境と心身の密接な関係 ※外部サイトに遷移します

細菌(バクテリア)で繋がる、お口と腸内環境

口腔環境と腸内環境の共通点とは何か、おわかりでしょうか?
実はお口も腸も皮膚同様、外界と体内を隔てる境目であると言えます。お口と腸が皮膚と異なる点は、その器官が体内にあることや、いわゆる外界(腸内細菌・食品など様々な物質)と隣接する粘膜である、ということが挙げられます。

加えて、お口と腸は1本の消化器官の入口と出口として繋がっているということ忘れてはなりません。食べ物や唾(つば)を飲み込むと、お口の中に生息する細菌が唾液とともに胃や腸内へと入り込みます。この時、お口の中で歯周病菌が繁殖していたらどうなるでしょうか。歯周病菌には様々な種類がありますが、その1つであるジンジバリス菌(PORPHYROMONAS GINGIVALIS)が腸に流れ込むと、腸内フローラのバランスが崩れ、腸のバリア機能が低下、血中に細菌由来の毒素量が増加することが、近年の研究からわかってきました。

つまり口腔衛生を良い状態に保つことが、腸内環境を良くするためにも有効であるということなのです。

歯周病が腸に影響?!あなたの お口と腸はつながっています ※外部サイトに遷移します

良質な睡眠は、頑健な腸内環境から生まれる

腸内環境と睡眠にも密接な関係があることが近年の研究によって解明されてきました。サンスターの研究によると、ラクトフェリンというたんぱく質には、腸内環境を悪化させるストレス要因を排除・軽減する効果があり、睡眠感の改善や、排便を滑らかにする作用が認められたそうです。

ラクトフェリンは、人間や牛の乳(特に初乳)や涙、唾液や血液などに存在する感染防御機能をもった成分です。研究開始当初、サンスターはラクトフェリンが歯周病菌予防に効果があるのでは?という理由で研究をはじめました。

ラクトフェリン研究を進めるうちに、口腔の細菌環境を整えると同時に腸内環境が整える作用があることがわかり、ラクトフェリンという健康成分をより良い形で腸に届けるべく、日々研究を進めています。

「腸内環境」と「睡眠」の関係性。 腸育×腸活が重要な理由とは ※外部サイトに遷移します

記事提供:サンスター 健康道場

「健康道場」は、株式会社サンスターが運営する、情報サイトです。
もっと健康でもっといきいきとした毎日のために、食事・身体・心の正しいバランスをサポートする「健康道場」。商品情報や健康をサポートするレシピ、ストレッチ、イベント情報などを掲載しています。

提供元:腸にいいお話 腸内フローラを知ろう│サンスター 健康道場

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