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2018.08.14

英語を丸暗記するよりも断然覚えやすいコツ|動詞や前置詞の核心的なイメージをつかもう


すべての意味を覚えるのは相当な難問です(写真:kf4851/iStock)

すべての意味を覚えるのは相当な難問です(写真:kf4851/iStock)

学生時代に学んだ英語。しかし、仕事などで日常的に英語を使う機会でもない限り、学生時代に覚えた知識なんて、どんどんさびついてしまうのが実情です。

“やり直し英語”などといってみても、丸暗記ですぐ忘れてしまっては堂々巡り。どうしたら英語が身に付くのか。『核心のイメージがわかる!動詞キャラ図鑑』の著者、関正生氏が解説する。

『核心のイメージがわかる!動詞キャラ図鑑』 ※外部サイトに遷移します

takeは「こだわりの大泥棒」

「take」と「get」の意味を全部言えますか?

これらは基本動詞とよばれ、中学校(今なら小学校)で習ったことと思います。世間では、「基本動詞が大事」とか「基本動詞だけで会話をしよう」などとよく言われるため、チャレンジする人もたくさんいますね。

しかしいざ勉強してみると「基本」とは名ばかりで、丸暗記しきれないほどの日本語訳や、前置詞と組み合わさったときにできるたくさんの熟語に嫌気がさしたりして、すっかり苦手意識を持ってしまう人も少なくありません。

こんなに勉強したのに、いったい何がいけなかったのか? この場合に問題なのは、ずばり「丸暗記」です。

たとえば辞書を引いたとき、takeの意味は、「(いくつかの中から)取る」「選ぶ」「持って行く」「時間がかかる」などとなっていますが、これらをただ丸暗記するのでは、すぐに忘れてしまいます。そうではなく、たったひとつ、その動詞の“核心のイメージ”をとらえればいいのです。

takeの場合は「いくつかの中から取る」が、核心のイメージです。そのイメージをキャラにしてみたのが、「こだわりの大泥棒」。いくつもある宝石の中から吟味して持って行くような、そんなキャラをイメージしてみるといいでしょう。

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このキャラをイメージしつつ、まずは「(いくつかの中から)取る」の文例を見てみましょう。

I take the bus to work.(私はバス通勤をしている。)

意味としては、「(いくつかある移動手段の中から)バスを取る」→「バスに乗る」となります。

次は「選ぶ」の文例です。

I’ll take this one.(これにします。※お店で買う物を決めたとき)

複数ある選択肢の中から「1つを取り上げる」イメージです。buyでも通じますが、日本で店員さんに向かって「これ買います」と言うより、「じゃ、これにします」と言う方がスマートなのと同じです。

続いて「持って行く」の文例です。

Take an umbrella with you.(傘を持って行きなさい。)

直訳は、「あなたと一緒に(with)、(いくつかある持って行くべきものの中から)傘を取って持って行きなさい」です。with youをつけることで、このtakeは「取る」だけでなく、「取って持って行く」という意味になることが明確になります。

最後は「時間がかかる」の文例です。

It took me ten minutes to solve the problem.(私がその問題を解くのに10分かかった。)

「その問題を解くことは私から10分の時間を取った」→「問題を解くのに10分かかった」と考えればOKです。

getは「何でも手に入れる貪欲な海賊」

同様に、getを見てみると、核心のイメージは「あらゆるものをゲットする」。キャラにすると、「何でも手に入れる貪欲な海賊」です。

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意味としては「(意識的に)手に入れる」「(無意識的に)手に入る」「~になる」などがあります。

Do you get it?(わかった?)

文例のitは、「今言ったこと」を表し、「今の説明(it)を(頭の中に)ゲットできた?」→「わかった?」となります。これは、「(意識的に)手に入れる」の文例です。

また、肩の痛みなどのように、無意識的に得るものもgetで表すことができます。

She got sore shoulders from lifting some heavy boxes.(彼女は重い箱を持ち上げて、肩を痛めた。)

My wife got angry when I told her I spent 100,000 yen on a pair of shoes.(私が靴1足に10万円使ったことを話したら、妻は怒った。)

「~になる」の文例で、「怒っている(angry)状態をゲットする」→「怒る」となります。

ほかにもget dark「暗くなる」やget better「よくなる」、get lost「道に迷う・途方にくれる」などがあります。同じ「~になる」を表す動詞にbecomeがありますが、becomeは「永続的な変化」を表し、getは「一時的な変化」を表すため、それぞれに使い分けがあるのです。

前置詞も核心のイメージをとらえればカンタン!

ここまでお話ししたのはどれも動詞でしたが、丸暗記にさよならすれば、前置詞も面白くなってきます。前置詞においても、丸暗記した日本語訳で考えるのではなく、英語本来のイメージをつかむことが鍵なのです。

たとえばonを例に挙げてみましょう。この場合、つい「~の上」と訳してしまいそうですが、onの核心のイメージは「接触」。キャラにしてみると、壁でも天井でもどんな場所にもぴたりとくっつく、人造人間ピタットくん。

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There is a picture on the wall.(壁に絵が掛けてある。)

絵は壁の上にあるわけではありません。両者は接触しているので、onで表せるのです。

「進行中」でも、onはよく使われます。on saleという表示は、日本でも目にしますよね。

The book is now on sale.(その本は発売中です。)

「動作に接触している」ということから、「進行中(~の最中)」という意味になりました。文例にでてきたon sale「発売中」という表現は、「販売という動作に接触して」→「発売中」となります。

また、動作だけでなく意識に対しても、onは使われます。「意識が接触している」という考え方から「~について」という意味が生まれました。

I bought a book on cats.(私は猫に関する本を買った。)

「猫に関する本」と聞くと、a book about catsを思い浮かべる人もいるでしょう。aboutも「~について」の意味ですが、どちらかというと、一般的な内容の場合に用います。これに対しonは、「専門的な内容」の場合に使います。つまり、aboutは「周辺」という漠然としたイメージから一般的な場合に、onは「接触」というイメージからその内容をべったりと深く扱う場合に用いるわけです。

さらに、「心の接触」から、「依存(~に頼って)」の意味も表します。

Japan depends on foreign countries for oil.(日本は石油を外国に頼っている。)

単に接触しているだけでなく、思いっきりくっついて頼っているイメージです。

動詞にせよ前置詞にせよ、“丸暗記”だけでは見えてこない、英語の世界があります。核心のイメージとキャラを心に留めておくと、「なるほど!」と納得できるでしょう。

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提供元:英語を丸暗記するよりも断然覚えやすいコツ|東洋経済オンライン

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