メニュー閉じる

リンククロス シル

リンククロス シルロゴ

2017.08.29

生命保険は加入しておわりではない!勘違いを防ぐためには?


体の変化に応じて服のサイズを変えるように、保険も加入して終わりではなく、自分のニーズやライフステージ、社会環境の変化にフィットさせる必要があります。

自分が納得いく保険と付き合っていくためには、多少の保険の知識とちょっとしたポイントをおさえておくことが大切です。

記事画像

そこで今回は、皆さんが納得のいく自分にあった保障を準備するために最低限覚えておいて欲しいこと、また、保険の専門家に相談すべきポイントをまとめました。

生命保険に加入したあとも、覚えておいてほしいこと

信頼できる担当者がいるなら、まず相談!

生命保険に加入して信頼できる担当者がいるなら、わからないことはまず相談してみましょう。

そんなこと当たり前!と思われるかもしれませんが、ちょっとした勘違いで「相談」せずに、あとから面倒や手遅れになることもめずらしくないのです。

相談しないとどうなるのか、具体的なケースを紹介します。

Aさんは結婚を機に、ご自身の死亡や入院に備えるため、生命保険会社や代理店で数社話を聞き、信頼できると感じたBさんの担当で生命保険に加入しました。

AさんがBさんを一番信頼できると感じたのは、Aさんの話をとにかくじっくり聞き、ライフプランを立て、非常にわかりやすく、商品のメリットだけでなくデメリットも詳細に説明してくれたからです。

その後、Aさんに子どもが産まれました。Aさんは妻にすすめられ、こども保険と老後に備えた個人年金保険の加入を検討しました。

Aさんは、こども保険や個人年金保険は生命保険と関係がないと思いこんでいたので、妻の紹介でまったくべつの保険会社で契約をしました。

こども保険や個人年金保険も生命保険の一種

―Aさんはそのことを後から知って、Bさんに相談すればよかったと後悔しました。すぐに相談していれば、現在加入している保険の内容と合わせて、適切なアドバイスをもらうことができたはずなのです。

生命保険は死亡や病気、ケガの保障だけで、こども保険や個人年金保険は別物という勘違いで、相談すべき専門家を間違えてしまう場合もあります。

●自分にあった保障を重複なく準備する

保障の重複が発生するということは、必要以上に保険料を支払うということになります。

例えばこども保険の場合、親が亡くなった際には保険料が免除になり、予定していたお祝い金は受け取ることができるので、加入中の死亡保障と重複する部分があります。

こども保険の保障と加入中の死亡保障と合算して、必要な分だけ準備するようにすれば、月々の保険料を抑えることができます。

●加入している生命保険会社が違うと、保険金請求手続きが生命保険会社ごとに必要

同じ生命保険会社であったりひとりの担当者であれば、死亡時の手続きをまとめて行えたり保険会社に提出する診断書がひとつで済むことがあります。

また、保険金の請求漏れも防ぐことができます。

人それぞれ状況は異なりますが、生命保険に加入してからも保険やお金についてわからないことがあったら、ささいなことでもまずは加入している保険会社や担当者など専門家に相談してみましょう!

記事画像

信頼できる担当者がいなくても、まずは情報収集のつもりで相談!

では信頼できる担当者が特にいない場合はどうでしょうか。それでもやっぱり、まずは保険会社や保険代理店に相談してみましょう。

売りたい保険商品の営業トークしかしないんじゃないの?と疑われる方もいるかもしれませんが、強引な勧誘が誰のためにもならないことをほとんどの人は知っています。

まずは、自分の欲しい情報だけ得られるように質問をしてみるのもいいかもしれません。

何かおかしいな?と感じる点があったら、率直にその疑問点を質問してみてください。

最近では、単に「保険料負担を軽くしたい」という相談ではなく、具体的な質問をされる方が増えています。

「病気やケガになった場合、今、加入している保険は、どんな時に支払われて、どんな時に支払われないのかを確認したい」
「働けなくなったときの生活が不安だからそのための保障がほしい」

など、具体的に自分の知りたい情報を得られるように相談をするようにしましょう。

ニーズの多様化もあり、保険会社も医療・経済社会環境の変化に応じて、ニーズに合わせた保険を次々に発売していますし、保険を売る立場の人間もニーズに応じて保険を提案できるように、「売るだけ」でなく「相談にのる」スタンスに変わってきています。

保険についての知識を皆さんがある程度身につけることはもちろん大切ですが、専門的な知識を持つ人やサービスをうまく活用してください。

自分で解決できないの?

そうはいっても相談するのは気がすすまない、という方がいるかもしれません。

インターネットを使って検索すればさまざまな情報を簡単に手に入れられる今、自分で解決方法を探すという選択もあるでしょう。

ですが、情報を集めて取捨選択するのも、おそらく短くはない時間がかかるのではないでしょうか。

「保険料が払えなくなりそうになったら」という場合の事例を挙げてみますので、一緒に考えてみてください。

保険料が払えなくなったら?

生命保険の契約期間は長く、一生涯保障する入院保障なども一般的ですので、長い人生の中では毎月の保険料の支払いに困ってしまうことがあるかもしれません。

保険料が家計を圧迫しては本末転倒ですが、家計の見直しを行っても支払いが難しい場合どうすればよいのか。

すぐに解約をしてしまうのではなく、それまで払ってきた保険料を無駄にしない方法を考える必要があります。では検討のポイントを上げてみましょう。

・負担の保険料を減らして契約を維持するには、保険料総額を減らすのか、一契約の保険料を減らすのか?

・貯蓄機能がある保険の場合、保障が切れてしまうことを防ぐ自動振替貸付という制度が使えるのか?

・払済という制度で、これまで積み立てた分で将来の保障を買うことができるのか?

・保障を見直して保険料負担が軽い保険に加入しなおすことができるのか?

このように、契約内容によってさまざまなケースが考えられますので、自分でインターネット検索で得た情報だけで判断するのは難しいのではないでしょうか。

―保険料が払えないなどの事態になりそうなときも、早めに相談することで保険解約のほかにも解決策を示してもらえる可能性があります。分らないこと、困ったことがあったら、「ささいなこと」「面倒くさい」などと思わずどんどん相談することをおすすめします。

それが、重複なく自分にあった保障を準備すること、自分にあった保険料を支払うことにもつながります。

記事画像

執筆者:鬼塚 眞子(おにつか しんこ)

保険・福祉介護ジャーナリスト。ファイナンシャルプランナー(FP)。保険業界と商品に精通し、さらに丁寧な取材、自身の子育てと介護の経験を元にした解説に定評がある。

近著に「保険選びは本当にカン違いだらけ」(SB新書)。

おすすめコンテンツ

関連記事

コンビニで水を買うのは〇円損?Amazonやウォータサーバーとの価格差を調査

コンビニで水を買うのは〇円損?Amazonやウォータサーバーとの価格差を調査

貯金なしの40代シングルマザー相談/子供の教育費と老後の資金に不安

貯金なしの40代シングルマザー相談/子供の教育費と老後の資金に不安

「将来の目標がない」お金を使いすぎる人あるある、残念な8つの特徴

「将来の目標がない」お金を使いすぎる人あるある、残念な8つの特徴

共働き夫婦の年末調整の書き方って?子供の扶養控除の記入も

共働き夫婦の年末調整の書き方って?子供の扶養控除の記入も

戻る