2022.12.04
【サイクリングでダイエット!】自分に合った取り入れ方をみつけよう
1.サイクリング運動の特徴
2.サイクリングの実践方法
3.栄養補給も忘れずに
4.まとめ
ダイエットのために、簡単に始められる運動はないか。日々模索している方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、気分転換にもなり、楽しく長続きしそうな運動の1つである、サイクリングの取り入れ方について管理栄養士がご紹介します。
サイクリング運動の特徴
サイクリングはこんな運動
普段、車移動が多い方や、テレワークで電車移動や階段の昇り降り、歩く機会が減っている方も多いでしょう。サイクリングは、自転車を使って行う有酸素運動です。下肢の大きな筋肉を使うため、筋量アップやエネルギー消費量を高めるメリットがあります。さらに、下肢のシェイプアップにもつながります。
走るよりも楽?
サイクリングは、ランニングやジョギングよりも、ペダルのこぎ加減で負荷の調整が可能です。膝や足首への負担も軽減され、これから運動を始めてみようと考えている方にも、無理なく取り入れられる運動の1つです。
脂肪燃焼効果あり?
サイクリングなどの有酸素運動は、体内の脂肪が主に使われます。そのため、体脂肪や血中の中性脂肪などが減りやすく、ダイエットや生活習慣病予防にも効果が期待できます。20分程の有酸素運動を行うと、主に、体脂肪が運動中のエネルギー源として使われると言われているのです。ダイエットを目的として行う場合には、サイクリングなどある程度、長い時間行える運動を選ぶことがポイントです。
サイクリングの実践方法
サイクリングの始め方
自転車1つあれば、いつでも始められる運動です。ロードバイクなど、本格的な自転車がなくても、通勤や通学などで使用するような一般的な自転車があれば始められます。
ただし、電動アシスト自転車は、自体重負荷が少なくなり、価格も高いため選び方に注意が必要です。
頻度や時間を決めて、サイクリング運動をスタートしてみましょう!
屋外
車や公共交通機関を使用する機会が多い場合は、自転車での移動も検討してみましょう。日常生活の中で、簡単にサイクリングの時間を作ることができます。
休日を活用して、景色を楽しみながらショッピングや公園などを目指して出かけるのもいいですね。“ちょっとそこまで”を車で移動していた方は、自転車を活用してみてください。
屋外をサイクリングする際は、交通ルールを守りながら、事故などに十分注意しながら楽しみましょう。
室内
自宅の中に自転車型トレーニング器具を準備すれば、天候に左右されずに取り組めます。家族との会話や、好きな音楽やテレビを観たりしながら運動できるので、時間を有効活用することができます。
置く場所や騒音に困ることもあるため、購入する際はご家族との相談が必要です。
栄養補給も忘れずに
水分補給
運動前後や、運動中にも小まめな水分補給ができるように準備をしておきましょう。喉が渇いたと感じる前に水分補給することが大切です。
栄養バランス
ダイエットのためにサイクリングをはじめても、食事からの栄養補給が不足してしまうと、身体に良い影響を与えません。
疲労感が残ってしまう場合や、貧血症状が出る、筋肉がつきにくくなり代謝が上がらないなど、せっかくの運動が台無しです。運動したら、しっかりと栄養補給をする習慣をつけてみましょう。
食事は、「主食・主菜・副菜」の3点セットを意識することが基本です。
まとめ
サイクリングを始めよう
いかがでしたか。ダイエットは無理に頑張りすぎずに、地道に取り組むことがポイントです。サイクリングは、簡単に始められる運動です。ダイエットへの第一歩!ペダルをこぎ始めましょう。
【参考資料】
・エアロビクス / 有酸素性運動.厚生労働省.eヘルスネット(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-072.html)閲覧日:2022年7月7日
著者 :丸山 まいみ (管理栄養士、公認スポーツ栄養士)
家庭の料理を通じて食に魅力を感じ管理栄養士となる。
診療所での栄養指導、特定保健指導、スポーツ選手に対する栄養教育に携わる。
現在は、ひとりひとりの背景に合わせ、食の楽しさや可能性を伝えるためフリーランスとして活動中。
記事提供:DietPlus(ダイエットプラス)
ダイエットプラスとは、栄養学に基づいた"正しく食べる"を実践できる専門家によるサポートサービスです。無料のダイエット診断や管理栄養士監修のダイエットレシピなども掲載中!
提供元:【サイクリングでダイエット!】自分に合った取り入れ方をみつけよう|DietPlus(ダイエットプラス)