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2022.06.21

第11回:歯間ブラシのそれ、やりすぎかも!


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目次

1. 歯間ブラシにはいろいろなタイプがある
2. キーワードはサイズ、材質、奥歯への届きやすさ
3. 正しい使い方で不安感が爽快感に

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「プラーク(歯垢)が掻き出せて気持ちいい」「食後のお口のマナーとして最適」と歯間ブラシを利用する人が増えています。でも、どれを選んでいいのかわからない、使う頻度もわからないなど、使っている人もまだ使ったことのない人も疑問に思うことがあるようです。そこで、最適な使い方について星子さんと一緒に専門家に聞いてみましょう。

今回の相談相手

西村興明(にしむら ともあき)

サンスター株式会社 オーラルケアマーケティング部所属。
普段の業務ではG・U・Mブランドのハブラシや歯間クリーナーに関する企画業務に従事している。

歯間ブラシにはいろいろなタイプがある

星子さん:西村さん、私、歯間ブラシを使いはじめたのですが…どうにも使いづらくて…。

西村さん:どのような使いづらさですか?

星子さん:前歯は気持ちよく掻き出せているようなのですが、奥歯に使うと届いていないような気がするんです。歯間に入っていかないですし、力を入れると折れちゃったりして。

西村さん:なるほど。原因はわかりました。

星子さん:え!これだけでわかりますか!?

西村さん:星子さんが使っているのは、もしかしたら、写真の④のタイプではないですか?

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星子さん:ええっ!?そうです。(4)のタイプです!

西村さん:(4)はゴムタイプのI字型。前歯の歯間を手軽に優しく清掃するのにオススメの歯間ブラシなんです。ですので星子さん、前歯は気持ちよく掻き出せてますよね。

星子さん:はい、特にランチの後に気持ち良く使っています。

西村さん:いいですねー。前歯の歯間にはお使いの歯間ブラシがあっているようですね。でも、奥歯の歯間にはあっていない可能性が高いです。歯間ブラシが折れてしまうというのは、星子さんのお口にあっていない合図かもしれません。

星子さん:なるほど。実感があります。歯間に無理に入れようとするのも良くないんですよね?

西村さん:はい。歯間ブラシを無理に入れるのはよくありません。まずはサイズを確認してください。前歯をはじめ、お口全体の歯間が比較的狭い方であれば細いサイズのもの、歯間が広がってきたと感じている方は、ある程度サイズの太めのもののほうが歯間清掃の実感は得られるでしょう。パッケージに目安が書いてありますので参考にしてください。

星子さん:サイズ!あまり気にしていませんでした。

西村さん:ええ、サイズがあるということをご存じない、またはサイズが効果に関わるということまでご存じではない方もいらっしゃるようです。また、前歯と奥歯では奥歯の方が狭いなど、お口の中でも歯間の幅が違うということもあります。その場合は細いものと太めのものと2種類を使い分けるという方法もあります。

星子さん:そうかぁ、自分の歯間の幅を知っておくと効果が上がるんですね。

西村さん:はい。でも難しく考えないでください。星子さんは前歯の歯間についてはサイズがあっていそうですし。使っていくとだんだんわかってくることですので。さて、歯間ブラシ選びの最初のキーワードが「サイズ」とすれば、あと2つのキーワードを押さえておくと良いので、ご紹介しますね。

星子さん:教えてください!

キーワードはサイズ、材質、奥歯への届きやすさ

西村さん:2つめは「材質」です。大きく分けて2タイプ。「ワイヤータイプ」と「ゴムタイプ」があります。(1)と(2)がワイヤータイプ、(3)~(5)がゴムタイプです。

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星子さん:これも全然意識していませんでした。違いを教えてください。

西村さん:歯科医院ではワイヤータイプがスタンダードです。ただ、「ハグキに当たった時にちくっとした」、「金属的な風味がいや」など苦手だという方もいらっしゃいます。また、サイズを間違うとハグキを傷つけるのでは…という不安もあるようです。

星子さん:なるほど。しっかり清掃したいと思う私には向いている気もします。ただ、使い慣れている人向きという感じもしますね。

西村さん:慣れていらっしゃる方は効果的にプラーク(歯垢)を除去できるでしょう。一方でゴムタイプは、ハグキへのアタリがやわらかいので無理なく、使いやすいのが特徴です。こちらは慣れていない方も安心して使っていただけると思います。

星子さん:なるほど。気軽に使いたい時はゴムタイプが良さそうですね。

西村さん:ゴムタイプには意外な使い方もあるんです。実は歯間ブラシは、プラーク(歯垢)を取り除くだけではなく、ハグキの血行を良くするマッサージにも使えるんです。

星子さん:意外です!あえてハグキを刺激するんですね。

西村さん:そして3つめのキーワードは「奥歯への届きやすさ」。奥歯は見えづらく、口を大きく開かないとないとしっかり届きません。慣れが必要な場所といえます。そこで奥歯に届きやすい形状や、持ち手が折れずに曲がることで、前歯にも奥歯にも使いやすいものなどがあります。画像でいうと①のワイヤータイプのL字型、(3)のゴムタイプのカーブ型、(5)のゴムタイプですが折れずに曲がる型などが該当します。

星子さん:そんなに用途にあわせて選べるんですね!

西村さん:そうなんです。整理すると「歯間にあうサイズ」「慣れなどにあわせた素材」「奥歯への届きやすさ」という3つを組みあわせて選んでみてください。

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こちらの記事もどうぞ>>

歯間ブラシ?デンタルフロス?あなたにぴったりの歯間クリーナー選び ※外部サイトに遷移します

正しい使い方で不安感が爽快感に

星子さん:私はランチ後には気軽に使えるゴムタイプの前歯に適した歯間ブラシを携帯して、夜寝る前には奥歯の間をしっかりケアできるワイヤータイプを併用してみます。使用の際に注意すべき点はありますか?

西村さん:しっかりと鏡を見ながら使用してください。見えていない状態で手の感覚だけで無理な挿入をしないようにしましょう。ありがちなのは、補綴物にひっかけてしまうこと。せっかくのオーラルケアなのにダメージを与えては意味がありませんから。

星子さん:わかりました。最後にひとつ質問、いいですか?

西村さん:もちろんです。どうぞ。

星子さん:実は夫が、一度歯間ブラシを使ったところハグキから血が出たことがあったんです。痛くはなかったようなんですが、それから苦手意識があるようで…。

西村さん:実は僕も同じ理由で苦手意識があったんです。

星子さん:え!プロの西村さんが!?

西村さん:はい。20代前半で使いはじめた時にハグキから血が出たんです。やはり不安になりました。でも実際は、腫れなどがあると使いはじめた時に出血することは良くあることなんです。むしろ出血は歯間清掃の入口の合図。良いきっかけでもあるんですよ。

星子さん:きっかけ!なるほど。そして以前は、歯間にあっていないものを使っていた可能性もありますね。

西村さん:はい。ですが、出血が続く場合は歯科医に相談を。お使いになっている歯間ブラシを持っていき、アドバイスをもらってもいいでしょう。まずは正しく自分にあった、使って不快感のない歯間ブラシと出会うことからはじめてみてください。

星子さん:はい。夫婦でいろいろ試してみます!

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取材・記事 岩瀬大二
イラスト なとみ みわ

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記事提供:クラブサンスター

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提供元:第11回:歯間ブラシのそれ、やりすぎかも!|クラブサンスター

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