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2022.05.17

おなかの調子を整える「山芋のピクルス」


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目次

・■体の不調が起こりやすい季節におすすめの食材は?
・■「長芋」は生のまま食べるのがポイント
・【レシピ】長芋のピクルス
・つくり方
・つくり方のポイント

楽しかったゴールデンウイークも終わり、ジメジメして少し憂うつな梅雨の時期が近づいてきました。この時期は、低気圧や湿度の影響で体調不良になる人もたくさんいます。そんな人は、だるさ、むくみ、おなかの不調、食欲の低下といったイヤな不調を感じ、梅雨明けが待ち遠しいのではないでしょうか。そこで連載第2回は、古くから滋養強壮や疲労回復の食材として重宝されてきた、「長芋」を使ったレシピを紹介します。

体の不調を整える「山芋のピクルス」のレシピを紹介します

体の不調を整える「山芋のピクルス」のレシピを紹介します

■体の不調が起こりやすい季節におすすめの食材は?

気圧の変動が大きいときは、「頭痛がするな」「関節が痛むな」「なんとなくだるいな」といった不調が起こりがちです。これはよく「気象病」などといわれるのですが、内臓や体温を自動で調整している自律神経が関係しているとされています。気圧の変動に対応するために自律神経が働くとエネルギー消費が増え、不調が起こるというメカニズムです。

また、気圧の問題だけでなく、高湿度から食欲が低下したり、おなかがゆるくなったりするなど、胃腸のコンディションが悪くなりやすい時期でもあります。高湿度だと、皮膚や呼吸からの水分蒸発量が少なくなるので、体内に水分が停滞して不調が起きやすくなるのです。

そのように、おなかの不調を感じたときにときにおすすめしたい食材が、長芋です。春と秋に旬を迎える「長芋」は、おなかの調子を整えて疲労回復を助けてくれる心強い味方です。

■「長芋」は生のまま食べるのがポイント

長芋は、芋類ではめずらしく生のまま食べられるのが特徴的です。なぜかというと、長芋(芋類)に含まれるでんぷんを分解する、アミラーゼという酵素が豊富に含まれているからです。

このアミラーゼは、人がでんぷんをはじめとした糖質を消化吸収するために分泌している消化液と同等の働きがあるため、メニューに加えると消化をよくしてくれます。ですので、胃腸が疲れているときに長芋を食べても、胃もたれがしにくいことを実感できると思います。注意点としては、アミラーゼという酵素がよく働くのは加熱せずに生のまま食べる場合です。このポイントは覚えておきましょう。

また、長芋にはアミラーゼのほかにも、ビタミンB1、カリウム、食物繊維なども豊富に含まれます。ビタミンB1は、食べた糖質をエネルギーに変換して使うときに必要な栄養素で、疲労回復には欠かせないもの。そしてカリウムは、体内の塩分の排泄をうながしますから、むくみによるだるさを軽減してくれます。食物繊維は腸の善玉菌を育て、腸内環境をよくすることで知られています。

食物繊維の種類には、水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維のふたつがあります。どちらの食物繊維も腸内環境の改善に役立つのですが、特に水溶性食物繊維はその効果が高いとされます。その理由は、水溶性食物繊維が腸のなかで善玉菌の働きにより発酵されやすく、この発酵こそが腸内環境の改善に役立つからです。水溶性食物繊維は高い発酵性に加え、水分を抱え込む保水力もあるため、便を柔らかくして便通をよくする効果もあります。

長芋には水溶性食物繊維が豊富に含まれていますから、「疲れてあまり食欲がない」「おなかの調子がいまいち」というときには、食卓のメニューにぜひ長芋を追加してほしいと思います。

不溶性食物繊維が多く含まれる食材には、ごぼう、さつま芋、きのこ類なども挙げられます。ただ、これらをしっかり食べてもおなかの調子がよくならないという人もいます。そんなときは、海藻類、オクラ、モロヘイヤのようにネバネバしたものに多く含まれる水溶性食物繊維を意識して食べるといいでしょう。

今回のレシピでは、酢を使って長芋をピクルスにすることで、より一層、腸内環境の改善に働きかけるものにしました。酢に含まれている酢酸は、悪玉菌の繁殖を抑える効果があるためです。

【レシピ】長芋のピクルス

材料(ふたり~3人分)
・長芋 1/2本(約100g)
・レモンの皮 1×2㎝(なくてもOK)
(ピクルス液)
・酢 30cc
・塩 小さじ1と1/2
・水 150cc

つくり方

(1)材料を用意し、調味料はあらかじめ計量しておく。

(2)長芋は拍子切り、レモンの皮は千切りにしておく。

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(3)器にすべての材料を入れる。

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(4)1時間程度漬け込み、味がなじんだら完成。

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つくり方のポイント

長芋は、太くまっすぐでひげ根が少ないものを選ぶといいでしょう。アクが少なく食べやすいといわれています。あまった長芋を冷凍保存する場合は、皮をむいてカットしておくか、すりおろしておくとあとで使いやすいです。

ピクルスに使う酢は、穀物酢のほかにも、リンゴ酢、白ワインビネガーなど複数をブレンドしても美味しく仕上がります。

長芋を調理するとき、素手で触ると皮膚がかゆくなることがありますが、事前に酢水で長芋や手を濡らしておくとかゆみを軽減できますのでお試しください。

スリップストリーム (すりっぷすとりーむ)

2012年設立(代表社員:岩川悟)。年間25冊~30冊ほどの書籍編集を中心に、WEBメディアコンテンツ、動画コンテンツ、ホームページ制作を行うプロダクション。その他、企業IR、キャスティング、コンサルティング、有識者のマネジメント業務など活動は多岐にわたる。

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篠塚明日香 (しのつかあすか)

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1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。体調不良をきっかけに、栄養療法クリニックのカウンセラーに転職。中医学や分子栄養学を学びながら、栄養療法で自身の副腎疲労を改善した経験を持つ。現在は、「大人の栄養スクール」を運営し、分子栄養学を一般家庭でも使える知識として落とし込んだセミナーを開催。1,000人以上の体調不良者の血液検査データを見てきた経験を活かし、個別の栄養相談 にも対応するなど、分子栄養学の普及活動をしている。その他、エステティックサロンでの専属講師としてダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。

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提供元:おなかの調子を整える「山芋のピクルス」|マイナビニュース

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