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2016.10.11

男のやる気を引き出す、正義の味方「男性ホルモン」!


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2016年9月13日、ダイエット&ビューティフェアにて日本抗加齢協会の協力のもと「アンチエイジングセミナー」が開かれました。
この日のセミナーでは「健康長寿社会に活きる男のアンチエイジング」をテーマに、順天堂大学大学院・医学部研究科泌尿外科学教授の堀江重郎氏が登壇し、男性のアンチエイジングには、社会で活躍することが大切だと説明した上で、リーダーシップを発揮するために必要な男性ホルモンについて紹介しました。

ここでは、そんな社会で活躍するために必要な男性ホルモンについて紹介していきます。

最強のリーダーシップをつくるホルモンとは?

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「リーダーシップ」と聞いて、あなたはどのような姿を想像するでしょうか?

リーダーシップの定義について記されている書籍は数多く存在しますが、それらに書かれている素質には、男性ホルモンである「テストステロン」が大きく関わっているかもしれません。このテストステロンは、別名「社会活躍ホルモン」とも呼ばれ、リーダーシップを発揮するために非常に重要なホルモンだと考えられています。

冒険心や社会性、競争心を向上させる

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堀江氏によるとテストステロンには、以下の3つの社会的要素を向上させる効果があるといいます。

・冒険心(新しい目標にチャレンジをする。)
・社会性(仲間や家族を大切にする。)
・競争心(ゲームやスポーツで順位を競う。)

これらのテストステロンによって向上する要素は、ピーター・ドラッカーが定義している理想のリーダー像である

・組織の目標を見えるように明確にして他者に示す
・部下を激励し、前進させ、自らの誇りとする

などと、共通する部分が大きく、リーダーシップを発揮する上で重要なホルモンだということが伺えます。

インチキ嫌いな正義の男性ホルモン

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テストステロンには様々な効果が期待されており、中には、「ドイツ・ボン大学の研究で、テストステロンを飲んだグループと飲んでいないグループとでは、飲んだグループの方が嘘をつかない傾向にあることが分かった」なんて話や、科学雑誌『ネイチャー』では「テストステロンが服用したグループはボランティアへの寄付金額が多くなった」なんていう話まで紹介されています。

40代の日本人男性は、男性ホルモンが少ない?

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このように、男性ホルモンであるテストステロンはその人の精神的な部分にも影響し、リーダーとしての素質をつくりだすと言えます。そんなテストステロンの弱点はストレスです。ストレスを感じるとテストステロンをつくる精巣にCRFというホルモンが分泌され、テストステロンをつくるのを抑えてしまうことがあります。

堀江氏らが10年ほど前、東京の健康なサラリーマンの1日の男性ホルモンの値を調べたところ、40代〜50代の男性サラリーマンのテストステロンの値は、60代の人よりもかなり低いことが分かりました。東京の40代男性サラリーマンの方は、日頃からストレスを強く感じているのかもしれません。

男性ホルモンの量が少ないほど、毎日がつまらなくなる

テストステロンの値が下がると、頭痛や不眠の他にも意欲が衰えたり、気持ちが沈みがちになると言われています。

先ほどの調査で、テストステロンの値が低い40代男性にアンケートを取ったところ「やる気がわかない、上司や同僚の言葉が痛い、毎日楽しくない、夜眠れない、体の痛みが増えた、最近太ってきた、疲れている」といった症状を訴える方が多くいたとのこと。事実として、テストステロンが低い人はうつ病にもなりやすいとの研究結果も報告されています。

男性ホルモンを増やす5つの生活習慣

この男性ホルモンであるテストステロンの値は、意欲や気力などと密接な関係を持っているため、1日の中で激しく変動します。

例えば、プレゼンテーションが成功したなど嬉しいことがあれば男性ホルモンの値は上がり、逆に、仕事で失敗してクレームの嵐などを受けたり、怒られたりして落ち込めば値は下がります。また、ストレスや食生活などちょっとしたことでも変化するため、80歳の老人の方でも、40歳の人よりもテストステロンの値が高いこともあり、個人差が大きいと言われています。良くないのは、継続的に下がっている状態です。

そこで、ここからはテストステロンを増やすための生活習慣について紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

1.良質な睡眠をとる

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夕方にかけて減ったテストステロンの量は、睡眠中に回復することが分かっています。しっかりとした睡眠をとることで、ストレスや疲労などを解消すれば、テストステロンの値を高めることができます。

このテストステロンは脳から指令を出して作っているので、ここに強いストレスを感じると減ってしまう傾向にあります。パソコンや照明の LEDなど交感神経を強く刺激するものは、分泌量を下げてしまうかもしれないので、21時以降の睡眠前にはパソコンやスマホをなるべく見ないことも一つの対策だと言われています。

2.朝の抹茶でやる気を起こす

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テストステロンと非常に関係が深いホルモンが「ドーパミン」だと言われています。

テストステロンが高くなればドーパミンも高くなり、ドーパミンが高くなればテストステロンも高くなるという関係を持っているようです。このドーパミンを分泌させるのに「抹茶」が非常に良いということが分かっています。抹茶に含まれるテアニンがドーパミンの放出を増加させるので、朝に抹茶を飲むことでテストステロンが増え、やる気をアップさせてくれると考えられています。

3.ニンニク+タンパク質は最高の材料

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テストステロンを高めるためには、タンパク質をしっかりとることも必要です。

また、テストステロンを作る精巣は酸化に弱いので、一緒ににんにくや玉ねぎなどの抗酸化作用を持つ食材を摂ることで、効果的に増やすことができます。ですので、鰹のたたきとにんにく、ステーキとにんにくなどの料理は、テストステロンを増やすのに、非常に適した食べ合わせだと言えるでしょう。

4.気の置けない友人と会う

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友達の存在は極めて重要です。

友達と会うことでストレスが解消され、テストステロンの値が高くなると言われています。よりリラックス効果を高めるには、学生時代の友人のように気の置けない関係がベストなんだそう。

50歳を過ぎてくると同窓会が増えてくることがありますが、これは同窓会を通じて友人たちと出会うことによって元気が出てくるからだとも考えられています。おしゃべりをしたり、恋をしたりすることが男性ホルモンを増やすことにもつながります。

5.仕事とは全く関係がない習い事に挑戦

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書籍『男こそアンチエイジング』の中で、堀江氏は、強いワクワク感を得やすい「習い事」は、テストステロンを高めるのに効果的と言っています。
仕事のことを忘れられることで気分転換にもなり、多種多様な人との出会いは刺激を与えてくれます。こうしたストレスを解消する体験はテストステロンを高めるのに効果的と言えるでしょう。

男性ホルモンを高めて、仕事の不安を吹き飛ばそう!

最初にも紹介した通り、テストステロンの値が高い人は、意欲やチャレンジ精神にあふれるようになると言われています。こうしたリーダーシップの要素は、日頃の生活習慣の中で高めることができます。

もしも仕事に不満や不安があるのであれば、テストステロンを高めることが解決への近道になるかもしれません。

<セミナー登壇者プロフィール>

■堀江 重郎(ほりえ・しげお)氏
順天堂大学大学院 医学研究科泌尿器外科学 教授 
東京大学医学部卒業。東京大学病院、テキサス大学、パークランド記念病院、国立がんセンター中央病院、東京大学医科学研究所などで、救急医学、泌尿器科学、腎臓学、分子生物学の研鑽を積む。
帝京大学医学部主任教授、付属病院泌尿器科長を経て、順天堂大学医学部泌尿器科学講座教授、医学博士。精度の高い泌尿器手術をおこなう一方、学術的なアプローチを男性の健康医学に導入。日本初のメンズヘルス外来を開設。

参考文献

伊藤和弘『男こそアンチエイジング』日経BP社,2015

Testosterone Administration Reduces Lying in Men

Endocr.J.2012 Dec;59(12);1099-105

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